「ピエール瀧って電気グルーヴだったの」と驚くヒトに驚き! 異色の存在感を放つ「ミュージシャン俳優」たち

citrus / 2018年9月20日 0時0分

出典:「電気グルーヴ OFFICIAL WEBSITE」より

9月17日に放送された『MUSIC STATION ウルトラFES2018』(テレビ朝日系)に、あのピエール瀧(51)が電気グルーヴのメンバーとして出演。『Fallin’Down』と、1997年にリリースし、売上50万枚近くの大ヒットを記録した『Shangri-la』の二曲を熱唱した。


ところが、ネット版の『女性自身』によると、現在は俳優としても大活躍中の瀧サンに、Twitter上ではこんな声が上がっているのだという。


「え! ピエール瀧さんて 電気グルーヴの方だったの!? (無知)Shangri-la好きでよく聞いていたのに今まで 全く気がついてなかった 笑」


「ええええええ軍曹が歌ってる!?!? キスとか言ってる! マイク持ってる! えっピエール瀧のグループだったの電気グルーヴて!?!?」


「おばちゃんですが電気グルーヴは当時聞いていたのにピエール瀧さんが居たのに昨日夫婦でビックリしておりました」


電気グルーヴといえば、我々世代にとっては「サブカル界の牽引的存在」で、一応メジャー系のレコード会社に所属しているにもかかわらず、「ピエール」に「(石野)卓球」に……と面白いだけの投げやりなアーティストネームを引っさげ、シメた風の鶏(の玩具)の首を片手に握りながらステージに立ったり、『スーパー写真塾』という投稿系のなかなかにヘヴィなエロ本にガチで連載を持ったり……ほかモロモロ、数々の蛮行がなにかと世間を騒がせていた伝説の、そしてインディペンデンスなスタンスのバンドであった。私も石野卓球氏と一緒にキャバクラに行ったとき、「ゴメス! ケータイばっか気にしてんじゃねえよ!!」と当時のガラケー(折りたたみ式のやつ)をバキッと真っ二つに割られ、氷と水が溜まったアイスペールにポイッと放り込まれた過去がある。今となってはいい想い出だ。


そんな(どんな?)電気グルーヴゆえ、ほぼ同世代の私なんかは、いくら瀧サンが役者として映画やドラマで誰だかを演じている姿を目の当たりにしても、


「ああ、昔と比べたらずいぶん丸くなったなぁ…」


「でも、(役柄上で)内に抑制されている狂気が逆に不気味かも…(※映画『凶悪』…とか、狂気全開のケースもあったりはする)」


……みたいな“感慨”しか頭に浮かばないのだけれど、瀧サンが電気グルーヴであることを知らない、ピエール瀧と電気グルーヴを切り離して見る世代が成人しつつある事実には、やはり驚きを隠せない(逆に、若い世代が、瀧サンがメンバーであることは知らないのに、電気グルーヴ自体は知っている事実にも少々驚いてしまう)。


ただ、瀧サンが電気グルーヴであることを知られていようが知られていなかろうが、ミュージシャンが俳優にチャレンジして異色なパーソナリティを放つケースは、泉谷しげる・内田裕也・布袋寅泰・吉川晃司……と、わりに“ありうる”のもこれまた事実で、もしかするとミュージシャンと俳優は「公に向けて自分自身を表現する」という意味で、案外“共通要素”が多いのかもしれない。


あと、とくにバンドに所属しているミュージシャンは、そのバンドで長年培ってきた独自のリズム感が、たとえ「どこにでもいるようなおじさん」を演じたとしてもオーラとして滲み出て、それが“妙な違和感”と化し、作品に“イノセントな味”を加えるのだろう。


いずれにせよ、私はそういった「ミュージシャン俳優」が大好きで、彼ら彼女らの“浮気現場”が徐々に増えていく風潮に関しては、じつに喜ばしいと思っている。

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