「LG化学」がAudiと提携、2017年にEV航続距離を倍増?

clicccar / 2014年8月25日 16時33分

バッテリーサプライヤの大手「LG化学」が20日、アウディと次世代「PHV」、「マイクロHV」用の48V版リチウムイオンバッテリー供給に向けた契約を締結したと発表。

「マイクロHV」はセルモーターとオルタネーターの二役を担う小型モーターにより、アイドリングストップ時の再始動やブレーキング時のエネルギー回生を行うもので、スズキのエネチャージ、日産のS-HYBRIDなどが仲間と言えるでしょう。

今回のアウディとの契約は数百億円規模に上るとみられ、これによりLG化学は世界の自動車大手10社のうちGM、フォード、ルノー・日産アライアンス、現代、起亜と併せて計6社を顧客として確保した事になります。 

さらにアウディとの契約を皮切りに、2018年までにEVの世界販売シェアで首位を目指すVWへのバッテリー供給体制が構築出来れば、今後5年間で累積売り上げが1兆円以上に達する見通しと言います。 

近年、ナビ等の電装部品に加えて燃費向上のための電子制御システムが増えており、既存の鉛バッテリーに代わって48Vリチウムイオンバッテリーの搭載ニーズが急激に増加している模様。 


(出展 LG化学)

そんな鼻息の荒い「LG化学」ですが、WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)が伝えるところによると、EVの航続距離を一般的なEVの2倍以上となる200マイル(約320km)まで引き上げるバッテリーを開発している事を明らかにしたそうです。 

2017年に発売するEV 2車種への搭載を目標に開発中のようで、複数の自動車メーカーがこの技術に関心を示している模様。

うち1社はGMのようで、次期「ボルト」辺りにこのバッテリーを搭載するとみられています。(予想価格:3万ドル~) 


(出展 GM)

実現すれば「LG化学」からバッテリーを調達している日産もいずれ自社製EVに搭載するはずで、これまで販売上のネックとなっていた航続距離への対応に大きな進展が見られるかもしれません。 

■LG化学 Webサイト
http://www.lgchem.com/kr/battery 

clicccar

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