テスラが高級EV「モデルS」の中国導入で無料充電網を展開

clicccar / 2014年9月6日 6時3分

米高級EVメーカーのテスラ・モーターズが8月29日、中国に於ける充電設備展開にあたり、携帯電話会社「チャイナ・ユニコム」との提携を発表しました。

テスラは今年1月、中国へのモデルS(85kWh版)導入を発表した際、独自に無料の充電ステーション網を構築する考えを示しており、今回のチャイナ・ユニコムとの提携は中国市場への本格参入にあたり、具体的な足掛かりを公表したもの。 

テスラは「チャイナ・ユニコム」との提携で中国の120都市400店舗に充電設備を設置する計画。 

同社はこれまでに「SOHO中国」や大手百貨店の「銀泰集団」等とも提携しており、今回の「チャイナ・ユニコム」との提携により、中国の大半の地域での顧客をカバーすることが可能となります。 


(出展 TESLA MOTORS)

既に6月には北京で初となるテスラ専用の充電スタンドの運用をスタート。 

主にショッピングモール、オフィスビルなどに充電網を展開しており、ユーザーは買い物や仕事中に充電を完了させることが可能となっています。 

銀泰集団は40以上のテスラ専用充電設備を設置する計画で、これには北京・杭州・成都など、30数都市の百貨店と不動産プロジェクトが含まれる模様。 

テスラは充電網の整備により顧客の充電器取り付けやメンテナンスなどの問題に対応すると共に、充電にかかる電気料金を負担。 

「モデルS」のオーナーは約1時間の充電で100kmの走行が可能となります。 

米国で展開している急速充電システム「スーパーチャージャー」はまず上海に2カ所、北京に1カ所、計3カ所設置。 


(出展 TESLA MOTORS) 

テスラは充電用プラグ形状などの条件を満たせば他社ブランドにも充電網を開放する考えと言います。

ちなみに「モデルS」の中国に於ける車両価格は米国価格に関税や輸送費を加えた73万4000元(約1250万円)からとなっており、イーロン・マスクCEOは今年中国で5,000台以上販売出来れば成功と考えているそうです。 

中国では4月にデリバリーを開始しており、日本でも9月8日に納車が始まる予定。 

テスラは現地の大手企業との提携を通して充電網の拡大を急ぐ方針で、日本に於ける充電網構築で国内自動車4社が合同で発足させた充電会社 「NCS(合同会社 日本充電サービス)」との関係が注目されます。

■テスラ・モーターズ Webサイト(中国語)
http://www.teslamotors.com/cn/ 

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