増税後も販売を伸ばす「軽」と「輸入車」はこのクルマ!

clicccar / 2014年10月13日 6時3分

国内新車販売は4月に消費税増税が行われて以降、前年割れが目立っていましたが、9月は51.8万台(前年同月比‐0.8%)と、軽自動車の販売が復調したことで3カ月ぶりにほぼ前年並みまで回復しました。

内訳は登録車が31.5万台、軽自動車が20.3万台で、新車販売に占める軽自動車の割合は39%に達しています。

そうした中、自販連や軽自協によると、9月度の国内新車販売TOP10で首位となったのは2万台を販売したダイハツ「タント」。 

2位のアクアと3位のフィットを挟んで4位にホンダN-BOX(1.7万台)、5位に日産デイズ(1.6万台)、6位のプリウスを挟んで7位にスズキ ワゴンR(1.4万台)、8位にホンダN-WGN(1.3万台)、9位にスズキハスラー(1.3万台)、10位がヴォクシーといった具合で、TOP10の中で軽自動車が実に6台もランクインしています。

景気を反映してか、数年前まで上位の常連組だったミニバンは今ではすっかり影を潜め、売れ筋は軽自動車や小型車に入れ替わってしまいました。

来年4月以降の新車を対象に軽自動車税が現状の1.5倍となる事から、どうせ軽にダウンサイジングするなら今のうちに・・・といった駆込み需要が既に始まっているのかもしれません。

<軽自動車税一覧 (増税後)>

 (出展 総務省)

日本の自動車メーカー各社は国内販売の中心が利幅の大きいミニバンから対極の軽自動車や小型車に移行したことで、好調な米国など海外市場を含めた世界販売で経営のバランスをとっているのが実情。

そうした中、国内市場で着実に販売を伸ばしているのが独車を中心とする輸入車。 

2009年のリーマンショック以降、再びシェアを拡大して来ており、昨年は28万台を販売(シェア:5.2%)、今年に入っても1-9月の間に既に21.3万台(前年同期比+4.4%)を販売しており、このペースで行けば昨年を越えそうな勢い。

長らく足踏みする国産セダンに成り代わってその存在感を増しつつあります。


ちなみに今年の輸入乗用車販売台数トップはVW(5万台)、2位はメルセデスベンツ(4.4万台)、3位はBMW(3.3万台)、4位はAUDI(2.3万台)、5位はMINI(1.2万台)、6位はボルボ(1万台)で、メルセデスベンツがVWを猛追しています。


(2014年のデータは9月現在)

また、今年上半期(4-9月)に於ける売れ筋の欧州車は1位がVWゴルフ、2位がMINI、3位がBMW3シリーズ、4位がBenz Cクラス、5位がVWポロ、6位がアウディA3、7位がBenz Eクラス、8位が同Aクラス、9位がVWアップ、10位がボルボ40。

<売れ筋の輸入車 TOP20> 

このように「軽」を筆頭とした小型車と「輸入車」の二極化が進みつつある国内市場において、来年4月の軽自動車税増税後の販売動向や、増税と引き換えに期待が高まる軽自動車の出力自主規制(64ps)緩和などで今後の新車市場がどのように推移して行くのかが大いに注目されます。

■総務省 軽自動車税資料(PDF)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000308546.pdf

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