テスラがオートパイロット追加した「モデルS P85D」を価格1270万円で発売へ!

clicccar / 2014年10月18日 16時33分

先日、速報でお伝えしたとおり、テスラ・モーターズのイーロン・マスクCEOが自身のツイッターに「About time to unveil the D and something else」とのメッセージを投稿したことで大きな話題になっていましたが、その全貌が明らかになりました。


(出展 TESLA MOTORS)

同社は先頃、カリフォルニア州ロサンゼルスで新車発表会を開催、モデルSシリーズの新型車「モデルS P85D」を発表。

車名の後に付いているDは「デュアルモーター」を意味するもので、AWD化によりこの種のセダンでは最速クラスとなる0-100km/h加速性能で3.2秒を達成しています。

ニューヨークやボストンなど、冬場のぬかるんだ雪道での需要が多かったことからFR仕様だったモデルSの前輪にモーターを追加して全輪駆動としたもの。


(出展 TESLA MOTORS)

霧や雪に対応すべく、センサーを車両の周囲に搭載、危険を察知すると介入するもので、寒冷地や高い走行性能を求める市場への販売拡大を狙っているようです。

また、既存モデルよりも一充電あたりの航続距離を約16km伸ばすことで、約440kmの長距離走行が可能になっています。

イーロン・マスクCEOは発表会で同車の加速感を「ジェットコースターのように刺激的」と表現。

さらに速度標識の認識や車線変更に加えて車庫入れや乗車前のエアコン作動などを自動化するなど「自動運転」の実現に一歩近づけたものとなっているそう。

レーダーや超音波センサーに加えて、道路標識や歩行者、高速道路の料金所などを認識できる光学カメラなど、3種類のセンサーを搭載しており、これらの情報を元にGPSによる位置情報や渋滞情報を合わせて処理を行うことで、高度なオートパイロット機能を実現したとしています。

ゆくゆくはドライバーが降車したら、クルマが自動で車庫に入るようにすることを目指しているとか。

現状では交通法規上の規制により「完全な自動運転には対応していない」としながらも「車を包む繭のような保護機能」により、万が一ドライバーが運転中に居眠りをしてしまったとしても、オートパイロットが機能していれば自宅まで安全に走行することが可能としています。

従って規制対象外の場所では自動でドライバーの元にクルマを呼び寄せることも可能。

「モデルS P85D」の販売価格は12万ドル(約1,270万円)からで、納車は来年2月からとなる模様。

メルセデスベンツ「Sクラス」やレクサス「LS」クラスの高級EVとは言え、ガソリン車並みの航続距離に加えて4駆による驚異的な加速性能、さらにはオートパイロット機能までいち早く用意してしまった「モデルS」シリーズ。

米国のみならず日本の競合モデルにとっても、近いうちに大きな脅威となりそうです。

■テスラ・モーターズ Webサイト
http://www.teslamotors.com/

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