消費税率アップで冷え込む市場を活性化させる注目の3台

clicccar / 2014年11月3日 11時33分

2014年4月に消費税率が8%に引き上げられたことは、自動車販売に大きな影響を及ぼしています。

先日、相次いで発表された国内乗用車メーカー各社の4~9月国内販売実績は軒並み前年同期比を下回る、お寒い状況となっています。

海外生産、海外販売が好調ゆえに全体としてはプラスとなっている印象もありますが、国内市場の冷え込みは厳しさを増している印象です。

そうした国内市場に一筋の光となっているのがスズキ・ハスラー。 

消費税率引き上げという逆風にも関わらず、スズキ・ハスラーの2014年4~9月の販売台数は5万8226台と好調。

ハスラー自体が前年には存在しないモデル、カテゴリーですので、この台数は純粋な増加といえましょう。そして、スズキの軽四輪車全体の販売台数は32万8782台、前年同期比108.9%となったわけです。

もしハスラーの純増がなく、埋め合わせもできなかったと仮定すると、2014年4~9月のスズキ軽四輪車の販売台数は27万556台で前年同期比89.6%となってしまいます。それだけハスラーの商品力が全体の数字に影響しているというわけです。(いずれも販売台数は全軽自協調べ)

つまり、魅力的なモデルが増えれば、消費税率引き上げによって冷え込んだ国内市場の活性化が期待できるのです。

2014年度下半期に向けて、登録車の中で注目したいのはスバル・レヴォーグ。

スバルの国内販売(2014年4~9月)は前年同期比マイナス17.8%と厳しい数字ですが、登録車だけに限れば前年同期比マイナス8.0%で、さらに9月単月では前年同月比プラス15.7%となっています。

これは9月の販売台数の半分近くを占めるレヴォーグの効果であることは間違いなく、レガシィのフルモデルチェンジ、他モデルの意欲的な改良が予想される事も含めて、スバルの伸びが予想されるところとなっています。

また、2014年度上半期の四輪販売は前年同期比マイナス18.2%というマツダですが、その理由のひとつにはフルモデルチェンジを目前に控えたデミオが前年同期比マイナス34.1%と落ち込んだことが挙げられています。

すなわち、フルモデルチェンジを果たし、2014-15日本カー・オブ・ザ・イヤーも獲得した新型デミオの登場した下半期はまったく異なる展開が期待できそうといえるのです。

軽自動車はスズキ・ハスラー、小型車(5ナンバー)はマツダ・デミオ、普通車(3ナンバー)はスバル・レヴォーグ……国内市場への刺激を感じさせる、この3車種に2014年度下半期は注目といえそうです。

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