ロールス・ロイス ゴースト・シリーズ2はオーナーのためのロールス

clicccar / 2014年11月3日 3時20分

プレミアムブランドと言われるクルマの多くは、バリエーションを増やし、より高価格帯の製品を送り出し、さらなる量産、シェア拡大を目指しています。しかし、以前から成功した起業家や王族などに指示されてきたロールス・ロイスは、販売台数目標を追いかけていかないと言います。

ロールス・ロイス ゴーストシリーズⅡは、2014年ジュネーブショーで、ゴーストのフルモデルチェンジとしてデビューし、日本でも今回発売となりました。

ロールス・ロイスのオーナーと言えば、後席に座るのが普通と思われるかもしれませんが、ゴーストは運転しても後席にふんぞり返っても(?)どちらも楽しめるクルマというのがそのポジションであるのは、次の動画で想像できます。

ゴーストⅡはスタンダードとエクステンデッドホイールベースの2種類が用意され、さほど堅苦しくない、オーナードライブのロールスとして生まれました。

ロールス・ロイスらしい時代を超越した存在感に、LEDヘッドライトとフェンダーで現代的に表現。

新しいボンネットに前傾したスピリットエクスタシーで前衛的に、新しいグリルとクロームバンパー、21インチホイールがが存在感を高めています。

ヘッドアップディスプレーや、サテライトトランスミッションは、GPSを使って8速ZFギヤボックスが最適なギヤを選べるシステムなど、最新のデバイスも持ち合わせます。

新たなインテリアデザインはプライベート空間を構築しています。新デザインのドライビングシートに新しい装飾の時計やウッドトリムのオプションはビスポークと呼ばれ、ロールス・ロイスの特徴です。

東京で販売されるロールス・ロイスは100%がビスポークだと言います。ビスポークはグッドウッドの本拠地でエンジニア、職人が1台1台のために仕上げています。新しい設計された3種類のウッドパネル、レザーは全部で9種類で、45m2のレザーが1台に使用されます。これは最高級ワインのように1台1台違った味わいになっています。

ビスポークにはウッド工房木工職人も大きな役割を果たします。14種類の異なるウッドトリム、トータル500以上の組み合わせで、複雑でも個人の味わいを大事にしたトリムを選ぶことが可能となります。

刺繍もロールス・ロイス ビスポークの大きな特徴です。

BMWグループとなってブランドとしては伝統を持ちながら、実はまだモデルとしては長い歴史があるわけではないですが、着実に歴史を刻んでいるのが伝わります。

工業製品としてのドイツの技術力と、工芸品としての英国の伝統がとてもうまくプロデュースされている、それがさらに新たな世代に突入していると言えるのでしょう。

価格は標準が3132万円、エクステンデッドホイールベースが3712万円となっています。

主要諸元

ゴースト シリーズ II(エクステンデッド・ホイールベース)

寸法
全長 5,400(5,570)mm
全幅 1,950mm
全高(空車時) 1,550mm
ホイールベース 3,295(3,465)mm
最小回転半径 6.7(7.0)m
トランク容量(DIN) 490リットル

重量・定員
車両重量 2,480(2,580)kg 乗車定員(名) 5名

エンジン
気筒配置/気筒数/バルブ数 V/12/48 燃料制御 ダイレクト・インジェクション
最高出力/回転数 420kw[570ps]/5,250rpm
最大トルク/回転数 780Nm/1,500rpm
燃料タイプ 無鉛プレミアムガソリン

走行性能
最高速度 250km/h(リミッター)
加速 0 – 100km/h 4.9(5.0)秒

(小林和久)

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