トヨタが来年から採用する自動ブレーキ付き駐車支援技術とは?【動画】

clicccar / 2014年11月24日 14時3分

駐車時のブレーキとアクセルペダルの踏み間違いにより、2階以上の駐車場から落下した、コンビニなどの店舗に突っ込んだなどの事故が絶えません。

日産自動車によると、分かっているだけでも年間約7000件も発生しているそうで、各メーカーは「ペダル踏み間違い防止機能」を採用し始めていますが、すべての新車に搭載されているわけではありません。

今回、トヨタが開発したのは、事故全体の約30%が発生しているという駐車場の安全性向上を目的とした「インテリジェントクリアランスソナー(ICS)」に、アクセルとブレーキペダル操作に関係なく、低速取り回し時における衝突回避/被害軽減を支援する新たな機能を追加したものです。

駐車場内の低速での移動や車庫入れの際など、「ペダルの誤操作がない場合」でも隣接車両や障害物との衝突回避や被害軽減を支援し、車両や壁などとの衝突を防ぐため、警報を発しつつ、エンジンやモーターの出力制御をすることで自動的にブレーキをかけるところまで制御されます。

さらに、駐車支援機能も新しくなり、「インテリジェントパーキングアシスト2(IPA2)」にアップデートされています。

従来の「IPA」に上記の「ICS」と連携した自動ブレーキによる「衝突回避/被害軽減支援機能」のほか、複数回の前後移動が必要な狭い駐車場などでも、自動でステアリング操作を行う「切り返し支援機能」をはじめ、前後車両との距離が狭い縦列駐車からの出庫を半自動で行う「縦列駐車時の出庫支援機能」を追加。

駐車支援機能は、駐車できる場所までクルマを移動させる(適切な位置に停める、後退開始位置)のが意外と難しく、さらに隣のクルマが斜めに止まっている場合などは、停められない場合もあります。

今回の「IPA2」では、後退開始位置までステアリング操作をしてくれるようになります。

これにより、狭い場所での駐車がしやすく、ギッチリ前後に車両が止まっている縦列駐車時でも「出やすく」なります。

しかし、まずは車両取り回しの運転スキルをしっかり磨くことが基本で、そこから先の運転支援を活用する。つまり、頼り切るのは避けたいところ、というのは古くさい考え方なのでしょうか。

(塚田勝弘)

clicccar

トピックスRSS

ランキング