86のハイパフォーマンスモデルGRMNがついにトヨタから登場か?

clicccar / 2014年11月22日 14時59分

11月23日(日)に富士スピードウェイで開催されるトヨタGAZOOフェスティバルの準備と取材のため、ハイパーレブ制作スタッフは土曜日の早朝会場入りし、スピードウェイを一回りしていました。富士スピードウェイの東端にあるショートコースでも試乗会があるということで一応行ってみたのですが、そこで、おおよそイベントの準備らしくない光景に遭遇してしまったのです。

キャリアカーから降ろされているのは、外装を偽装された86。。。

特に制止されることもなかったので、写真を撮らせていただきました。

一応ワタクシ、メディアの人間なんですが、、、まあ、いいでしょう。

 

偽装86はピット内に配置されました。

開発者でしょうか、86とコンピュータとつないでいます。

どうも、走り出しそうな気配です。

おそるおそる、クルマに近づいてみました。

フロントバンパーには、ピトー管が付いていることから

この86はまだ開発段階のもので有ることがよくわかります。

リアウイングはカーボン製です。

マフラーはセンター1本出し。それにあわせてバンバーの形状も変更されています。

エンブレム横はエアアウトレットとなっているようです。熱対策でしょうか。

フロントのリップスポイラーもカーボン製。ファイナルバージョンかどうかは不明です。

ルーフもカーボン製に変更されています。軽量効果が高そうです。

 そうこうしているうちに、エンジンには火が入り

走行が始まりました。

エンジンサウンドを聞く限り

吸排気がチューニングされたNAのようです。

 

影山正彦選手もコースインしました。

影山選手は今年のニュルブルクリンク24時間レースにトヨタ86で出場し、クラス優勝を達成したドライバーです。

ひと通り走行が終わると、多くの関係者らしき方々が集まってきました。

よく見れば、、、

86の多田哲哉チーフエンジニア

さらに、トヨタGAZOO推進室Nチームグループ(ニュルブルクリンクのプロジェクトを担当)マスターテストドライバーの勝又義信さんの姿も。

走行インプレッションの意見交換をしているようです。

こうした状況から察するに、これは86GRMNの開発車両ですね。

コンセプトカーについては東京オートサロン2014に展示されていましたが、実際の走行は関係者以外は目にしていないはず。。。

これ、もしかして、スクープですか!?

GRMNとは、トヨタ車を特にスポーツチューンされた市販グレードの名称で

ニュルブルクリンクで鍛えあげられた、いわばトヨタのスポーツカーの象徴とも言えるグレードです。

影山正彦選手に、そっとお話を伺いました。

Q)これは、どういったコンセプトのクルマなんでしょうか?

「ニュルブルクリンク24時間レースで今年勝ちましたが、そのノウハウをダイレクトに盛り込んだ市販車の86です。レーシングのベースとして大切なのは骨格。体幹がしっかりさせるということで、しかるべきところを剛性UPし、ボディの軽量化をはかっています」

Q)つまり、86GRMNということですね。エンジンサウンドがだいぶ変わっているようでしたが?

「ノーマルについてはパワーに関するご意見をいただいていたので、そのリクエストに応えるために、吸排気の改良、エンジンの改良、フリクションの低減などを実施しました」

Q)乗り味についてはいかがですか?

「乗り心地の悪いクルマに速いクルマはないというのがワタシの持論なんです。GTカーでもグループCカーでもスーパーフォーミュラでも、速いクルマは乗りやすい。それは市販車でもレースカーでも同じ。ニュルで勝った86は、1スティント2時間半ぐらい走っても全然疲れない。このクルマも、そうしたコンセプトに仕上がっています」

と影山選手。

勝又義信マスターテストドライバーにも、そっとお話を伺いました。

「ニュルのレースは、サスペンションのストロークがないと勝てないんです。そんなニュルのレースカーにいかに近づけるかというのがこのクルマの開発ポイントです。ニュルはタイヤがスリックで、ロールケージが入っていますが、それに見合ったクルマにしたいんです。現時点で理想の80%程度の仕上がりですね。残りの20%は、シートのフィット感・サポート感・剛性感の向上、そしてステアリング系のレスポンス感の向上、さらに、ブレーキの抜けのコントロールといったところでしょうか」と勝又さん。

トヨタ86のGRMNは、2014年の東京オートサロンにコンセプトカーが発表され

その市販時期が様々な憶測を読んでいます。

今回、この時期に(推定ではありますが)86GRMNの走行が見られたということは

2015年1月の東京オートサロン2015にこのマシンが展示されることは間違いありません。

また、これも想像の域を出ませんが、東京オートサロン2015にほぼ市販バージョンの86GRMNが登場するということは、2015年末には何らかの発売アクションが実施されるのではないかと思われます。

86GRMNの発売をお待ちの皆さん。

東京オートサロン2015でのトヨタ自動車からの発表を首を長くしてお待ち下さい(勝手に断定させていただきます!)。

(ハイパーレブ・プロデューサー 渡辺文緒)

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