日産GT-Rの2015年モデルのテーマは「より上質な大人の乗り味」

clicccar / 2014年11月26日 19時3分

2007年の登場以来、マイナーチェンジや年次改良が施されることで、着実に進化している日産GT-R。昨年受けたマイナーチェンジにより、圧倒的なパフォーマンスを磨きつつ、デビュー直後から指摘されてきた乗り心地をより上質なものにしています。

2015年モデルは「グランツーリスモ」に欠かせない「上質で大人な乗り味」はもちろん、ドライバーが思い描くラインを思い通りにトレースできる性能を高め、低速域から高速域まですべての速度域でのハンドリング、操縦安定性を向上。

また、「音・振動」の特性を綿密に分析して部品の見直しを徹底、細部にわたっての作りこみを行うことで、振動や騒音を低減し快適性も高められているそうです。

具体的には、ショックアブソーバーの減衰力特性の変更やECUのチューニングを実施することで、意図しない車両の動きを抑制し、コーナリング時に狙いどおりのラインを走行できるようにセッティング。同時に荒れた路面などで修正舵を減少させることができ、安心感のある走りももたらされているとのこと。

タイヤも材質や内部構造を見直すことで、路面追従性を向上し、轍などでもハンドルがとられにくくなり、走行安定性も高められています。同時に路面から受ける力も吸収し、乗り心地を改善されているそうで、こちらも上質な乗り味に寄与しています。

ブレーキもリファンされており、ブレーキパッド、パッドとピストンの間のシムの形状変更により、踏み始めからのフィーリングをよりスムーズにしてコントロール性を向上。また、ブレーキ性能を維持しながら不快な音も低減することで上質さを演出。

パワートレーンも見直されており、エンジンとトランスミッションの制御のチューニング、トランスアクスルやドライブシャフトなどの構造上の「隙」を最適化することで、アクセルペダルのオン、オフ時の振動を改善、走行時の音や振動を抑制しているそうです。さらには、フライホイールハウジング内のベアリングの仕様を変更し、静粛性が高められています。

ほかにも、ステアリング・ダイナミック・ダンパーの設定を最適化し、アイドル時の振動や路面から伝わる振動を低減させ、トランクカーペットの材質を見直し、静粛性を一段と向上させるなど、2015年モデルの日産GT-Rは「より上質な大人の乗り味」に注力されています。

いまやスポーツカーやスーパースポーツカーは、速いのは当たり前で、街中では上質で何事もなくスマートに乗れる要素も求められつつあります。より大人を目指すGT-Rは、現代にあった熟成方向に舵が切られているよう。

価格帯は、「GT-R Pure edition」の947万7000円から新設定された「GT-R Track edition engineered by nismo」1170万720円です。

(塚田勝弘)

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