トヨタが夜間走行時の事故低減に向けた次世代ランプを開発!

clicccar / 2014年12月1日 8時3分

2013年の国内交通事故死亡者数は4,373人と13年連続で減少しているものの、歩行者の死亡事故が依然多く、中でも夜間の事故が全体の約7割を占めています。

こうした状況を打破すべく、トヨタ自動車が11月26日、従来よりも細やかな配光制御を可能とした次世代照明技術「LEDアレイAHS」を開発、2015年に発売する新型車に搭載すると発表しました。

今回同社が開発した「LEDアレイAHS」は、一列に配置した複数のLEDをハイビームの光源に使い、それぞれを独立制御することで、先行車・対向車を眩惑すること無く、より広い範囲を照射することが可能となっています。

先行車と対向車がすれ違う際の両車の間の空間を照射することで横断歩行者などの発見を容易にするほか、市街地では広範囲を照らす配光、高速走行時では遠方に光を集中させる配光など、様々な走行シーンに応じた配光制御を実現しています。

またカーブ路を走行時にヘッドランプの照射方向をステアリング操作に連動させて、進行方向の視界を確保する「カーブ時配光機能」を装備。

こうした配光制御は昨秋デビューしたAudiのフラッグシップモデル「A8」にも搭載されており、「マトリックスLEDヘッドランプ」の名称で実用化されています。

こちらはロービーム用のLEDと25個の小型LEDからなるハイビームユニットで構成されており、フロントウインドシールドガラス上部の車載カメラでセンシングを行い、走行シーンに合わせてハイビーム用LEDを個別に点消灯することで対向車や先行車を眩惑することなく、広範囲に渡って路面を照射。

「自動走行車」など制御技術が著しく進歩する中、夜間の安全走行をサポートするヘッドランプの配光技術もどんどん新たな進化を見せています。

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