VWが「MQB」によりゴルフなど量産モデルでFCV実現!

clicccar / 2014年12月6日 8時3分

先頃開催されたロサンゼルスモーターショー14でVWグループが「ゴルフ・ハイモーション」や「アウディA7スポーツバック h-トロン・クワトロ」といった量産モデルのFCV版を公開。

VWはこれまでもEV版の「e-Golf」やPHV版の「Golf GTE」を発表するなど、会社の方針として専用モデルは作らず、量産車の選択肢の一つとする姿勢を貫いています。

FCVのシステムコスト自体が高額だけに、これはこれで合理的な手法と言えそうです。

今回発表されたゴルフのFCV版ではエンジンルームに相当する場所に心臓部となるFCスタックを搭載。

床下に4個のカーボンファイバー製水素タンクを搭載しており、水素充填(70MPa)に要する時間は3分、最大航続距離は約500kmとなっています。

車両の後部には大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載、減速時のエネルギーを回生して蓄電、急加速が必要な際に、モーターへ送って加速をアシストします。

システム出力は136psで0-100km/h加速は10秒。

この燃料電池システムはVWの電気駆動テクノロジーセンターで開発されたもので、基本設計はVWによるもの。

「アウディA7スポーツバック h-トロン・クワトロ」にも流用されており、モーターは「e-Golf」用を流用。

駆動方式ではアウディが4WDなのに対してゴルフはFF仕様、アウディがPHVなのに対してゴルフは外部充電機能を持たない純粋FCV。

今回の「ゴルフ・ハイモーション」の登場でゴルフは「TSI」(ガソリンエンジン)、「TDI」(ディーゼルエンジン)、「TGI」(天然ガス)に加えて「EV」、「PHV」、そして「FCV」と他に類を見ない多くのバリエーションを持つことに。

VWがグループ内で共通化を推し進めている「MQB」プラットフォームがこうした多彩なバリエーションを生み出す原動力になっているようです。

Avanti Yasunori 

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