中国・山東省で「超小型EV」が若者にウケている訳とは?

clicccar / 2014年12月24日 8時3分

充電インフラ整備の遅れもあってEV普及が足踏みする中国で超小型EVに注目が集まっているそうです。

既にエコカーの7割を占めるまでになっているようで、街中での運転に適していることから人気が高まっている模様。 

今年9月に山東省の新大洋電動車有限公司がZDブランドから発売した小型EV「知豆」は全長2,765mm×全幅1,540mm×全高1,555mm、ホイールベース1,765mm、車両重量670kgのスペック。

2人乗りで最高速度は100km/h前後、満充電時の航続距離は100~120km。

同車の販売価格は108,800元(約210万円)と決して安くありませんが、国からの補助金により48,800元(約94万円)程で購入できるそうです。

超小型EVの「知豆」は愛らしい外観や小回りが利いて街乗りにも便利とあって、若いカップルも注目しているそうで、EVがガソリン車より高額といったイメージが払拭されつつあるそう。

ランニングコストは100km走行しても4元(約77円)にも満たないと言います。

(出展 新大洋電動車有限公司)

山東省中山市は昨年末に新エネルギー車普及に向けたモデル地区に指定されており、今年9月から2017年までの間、EV、PHV、FCVの自動車取得税の免除が決定したことから、EV普及を一気に加速させたい考え。

ただ同市はEV向けの充電インフラがまだ整備されておらず、当面は自宅などでの充電が中心となるため、「知豆」のような超小型EVはセカンドカーとしても打ってつけというワケです。

一方、北京や天津、上海といった大都市ではEV普及に向け、600億元(約1.5兆円)にのぼる大規模な充電設備投資を計画しているそう。

大気汚染の解消が急がれる中国では、VWやアウディ、テスラなどの欧米勢が普通車のEVやPHVの販売に力を入れており、中国製EVはその中で超小型EVを中心に販売を伸ばして行くことになるのかもしれません。

■新大洋電動車有限公司 Webサイト
http://www.xdy.com/

■ZD 「知豆」 Webサイト
http://www.evcar.com/

clicccar

トピックスRSS

ランキング