元旦企画、未年だから「羊の皮をかぶった狼」クルマ5台ピックアップ ─ 20世紀・国産車編 ─

clicccar / 2015年1月1日 11時33分

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

さて、本年2015年(平成27年)は干支でいうと未年(ひつじ)です。

「ひつじ」といえば「羊の皮をかぶった狼」といったフレーズ。外観に対してパフォーマンスに優れたモデルを示す定番というのが、自動車メディアやマニアの認識ではないでしょうか。

スリーパーといったカスタマイズの方向もありますが、ともかく「羊の皮をかぶった狼」という言葉に似合う4ドアセダンを振り返ってみましょう。

隠れた実力派、外観のイメージからは想像つかないほど速い、そうしたクルマのキャラクターを示すのに「羊の皮をかぶった狼」という言葉が初めて使われたと言われているのが、1964年に誕生した「スカイライン 2000GT-A」です。

4気筒エンジンを基本とするスカイラインのノーズを延長、直列6気筒エンジンを搭載した「2000GT-A」に対して、現在はモータージャーナリストの重鎮であり、フォトグラファーでもある三本和彦さんの記事で使われたといわれる、このフレーズは、こうしたクルマを示すのに定番となりました。

1960年代といえば、マツダが初代コスモにロータリーエンジン(RE)を搭載、いわゆるヴァンケルエンジンの量産化に成功した時期です。

現在は、市販では途絶えているREですが、RX-7やRX-8といったスポーツカー用エンジンといったイメージが強いかもしれません。

しかし、初期のREは全方位展開。ファミリアの4ドアにも搭載グレードが設定されていたのです(画像は未年の1967年式ファミリア・ロータリーSS)。

そのほか、マイクロバスにもRE搭載車が存在していたのは、ファンには知られているところでしょう。 

元祖「羊の皮をかぶった狼」はスカイライン2000GT-Aといえますが、このフレーズから思い浮かぶクルマとしては日産スカイラインGT-R(ハコスカGT-R)という人も多いかもしれません。

1969年に誕生した最初のハコスカGT-Rは、4ドアボディに直列6気筒DOHC『S20』エンジンを搭載したモデルで、レース用のホモロゲーションモデルといえる存在です。

モータースポーツ用ホモロゲーションモデルといえば、スバル・レガシィの初代モデルに用意されたRS-RAも「羊の皮をかぶった狼」的なモデルといえそうです。

『ハンドクラフトRAチューニング』と呼ばれた手組エンジンには、専用鍛造ピストンが使われるなど、非常に贅沢な中身ながら、外観ではフロントドアのステッカーが主な識別点という、まさにスリーパー的なルックスだったのです。

スポーティモデルといえば、クーペという時代があり、そして1990年代は後にホットハッチと呼ばれる3ドアのコンパクトカーに熱いエンジンを載せたモデルが数多くなっていました。

その中心となっていたのが、ホンダの1.6リッターVTEC(可変バルブリフト&タイミング機構) エンジンを積んだシビックです。

1991年(未年)に登場した5代目シビックには、4ドアセダンの「フェリオ」というシリーズがあり、そのシビック・フェリオにも1.6リッターVTECエンジンを積んだSiRグレードがありました。

また、このモデルは4ドアセダンというレギュレーションで争われていたJTCCの初期にも活躍したのです。

4ドアセダンではありませんが、「羊の皮をかぶった狼」といえば忘れられないのが、このモデル。

20世紀も終わりに近づいた1998年、ダイハツはコンパクトカーのストーリアに、専用の713ccターボエンジンをの載せたモータースポーツベース車両『ストーリアx4(クロスフォー)』を登場させました。

外観ではリヤドアのデカールが識別点となるx4ですが、標準モデルと完全に別物のエンジンはハイオク仕様で前置きインタークーラー、鍛造ピストンやクランクシャフトといった内容。駆動系もクロスミッションを積んだほか、前後デフにLSDを組み込むなどしていたリトルモンスターだったのです。

clicccar

トピックスRSS

ランキング