メルセデスベンツが「クリーンディーゼルハイブリッド」で覆すこれまでの常識とは?

clicccar / 2015年8月30日 16時24分

2015年8月27日、日本初のクリーンディーゼルハイブリッドモデル、S300hがメルセデス・ベンツ日本から発売されました。

大型高級輸入セダンで約90%という圧倒的なシェアを占めるSクラスには3.5LV6エンジン+モーターのハイブリッド車をはじめ、3LV6ツインターボ+モーターのプラグインハイブリッド車、4.7LV8ツインターボ、6LV12ツインターボなど多彩なパワーユニットを設定していて、発表会場にはすべてのパワーユニットを搭載したモデルが展示されました。

その豊富なSクラスのラインナップに新たに追加されたのが、2.2L直4ディーゼルターボ+モーターを組み合わせた日本初のクリーンディーゼルハイブリッド「S300h」です。スタンダード、AMGのエアロパーツやナッパレザーのシートを装着したエクスクルーシブそしてロングの3グレードを設定し、価格は998万円〜1340万円。Sクラスの中ではエントリーグレードという位置づけとなります。

S300hに搭載されるパワートレインは最高出力150kw(204ps)、最大トルク500Nmを発生する2.2L直4DOHC BlueTECエンジンに最大出力20kW(27ps)、最大トルク250Nmを発生する高効率電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムに7速ATが組み合わされています。

最新のV8エンジンと同等のトルクを実現しながらも、JC08モード燃費はコンパクトカー並の20.7km/Lを実現しています。今回、TVCFの撮影でS300hは鹿児島の佐多岬から東京の六本木まで1541kmを無給油で走破し、その時の平均燃費は25.6km/Lで、まだタンクには約270km走行できる燃料が残っていたそうです。

クリーンディーゼルをほかのメーカーより先駆けて導入したメルセデス・ベンツですが、2015年8月現在で8車種14モデルまで拡大しています。クリーンディーゼルエンジン搭載車はガソリン車より高い価格設定の場合が多いですが、今回登場したS300hはSクラスで唯一1000万円を切った998万円となり、これまでの「クリーンディーゼル車は高い」という常識を覆しています。ここにクリーンディーゼルのパイオニアとしてのプライドを感じます。

(萩原文博)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング