新型プリウスはボディ剛性60%アップで 「走り」が向上!

clicccar / 2015年10月20日 19時3分

トヨタ自動車が12月初頭に発売を予定している4代目「プリウス」。

新型プリウスに「圧倒的な環境性能にTNGAによる走る楽しさ、かっこよさを加えた、新しいクルマの先駆け」と題して投入された新技術の数々が公開されました。

今回はその中から「ボディ」を中心に、新たに織り込まれたポイントとなる部分を見ていきたいと思います。

新型プリウスではTNGAの思想に基づくクルマづくりがなされており、低重心パッケージに加え、剛性を大幅に高めたボディに新採用のダブルウィッシュボーンリヤサスペンションを組み合わせ、走る楽しさや快適性を向上させたとしています。

それでは具体的にボディ構造を見て行きましょう。

(出展 トヨタ自動車)

新型のボディシェルには2種類の「環状構造」が採用されています。

ボディ側面のサイドメンバーには「日の字環状構造」、そしてリヤボディには「リヤ環状構造」が採用されており、走行時の路面からの突き上げ入力などによるボディの「ねじれ」現象を抑え込んでいます。

(出展 トヨタ自動車)

ボディシェルにおける980MPa(引張強度)級の超ハイテン材(高張力鋼鈑)の採用率を現行モデル比で3%から19%にまで拡大。

鋼板を約900℃まで加熱後、プレス加工時に冷却(焼入れ)して引張強度を高める「ホットスタンプ(熱間プレス)」の導入により、高い強度と軽量化を両立しています。

また、フードパネルやバックドアパネル、フロントバンパーリインフォースには軽量なアルミ材を採用、ボディサイズが現行モデルよりも大型化しているにもかかわらず、車両重量は10Kg程度の増加に留められています。

スポット溶接に比べて溶接打点の間隔を狭くすることを可能にした「レーザースクリューウェルディング(LSW)」工法や、レクサス「LS」から採用された「構造用ボディ接着剤」の追加により、板金間の接合剛性を上げ、安定した走りやしっとりとした上質な乗り心地を実現させています。

(出展 トヨタ自動車)

これらの改良により、ボディのねじり剛性が現行モデル比で約60%向上、ドライバーの意図したとおりの走りを実現したといいます。

さらにドアや窓・フロアカーペットから天井に至るまで吸遮音材を効果的に配置することでキャビン内の高い静粛性を実現。

新型プリウスでは「走りの良さ・乗り心地の良さ・静かさ」といった様々な基本性能が大幅に向上しており、いつまでも乗り続けたくなるクルマに仕上がっているようです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング