脇阪寿一選手、ネッツトヨタ東京から86/BRZレース参戦を発表!

clicccar / 2016年2月24日 16時33分

2月22日、東京世田谷区のネッツトヨタ東京「ハブポート若林 AREA86」で、ネッツトヨタ東京2016年モータースポーツ活動発表会が行われました。

ネッツトヨタ東京はモータースポーツ活動としてGAZOO Racing 86/BRZレースのプロフェッショナルクラスとクラブマンクラスにそれぞれ1台ずつ、Nets Cup Vitz Raceに1台の計3台を送り出します。そのラインナップの中で最も注目されるのはなんと言っても脇阪寿一選手の86/BRZレース プロクラス参戦でしょう。

今年に入ってSUPER GTの引退を表明し、SUPER GTでは監督として活躍することとなった脇阪さんですが、レース活動自体は続けていくようです。特にこの86/BRZレース参戦を自ら「脇阪寿一第2章」と名づけ、レースやクルマ文化の発展に寄与していこうという意気込みを語っています。

その意気込みとは「販売店のみなさんと一緒にモータースポーツやクルマの楽しさと素晴らしさを精一杯伝えていきたい」とのこと。

ところで脇阪さんの参戦で86/BRZレース プロクラスの勢力図は変わるのでしょうか?
「長年レースをやっていると、自分が今どのポジションなのかはわかります。(86/BRZレース プロクラスが)いきなり勝てるようなレースではないので、厳しい戦いになるとは思います」

そしてクラブマンクラスに参戦するのは塚本奈々美さん。昨年もプライベーターとして86/BRZレースのクラブマンクラスに参戦していましたが、今年はネッツトヨタ東京からの参戦となります。

今年の参戦マシンはこの日展示されていたものから変更になるとのことですが、基本的には頭文字Dとのコラボレーションのカラーリングとなるとのことです。

「女性でもレースに出ることができる」という楽しさを伝えていきたい、と語る塚本さん。

「0.1秒の中に5台も6台も入ってくる86/BRZレースですから、決勝に残れる数と同じ数くらい予選落ちもあります。そういった厳しさの中に入っていくために、例えば男性に対して体力で劣る部分をトレーニングで克服していくなどしていきたい」とも語っています。

Vitz レース関東シリーズに参戦するのは水谷大介さん。Vitzレースでは数え切れない栄光を手にしている水谷さんは、お台場のMEGA WEBではVitzレンジャーとして知られているVitzマイスターです。

とにかく参加台数の多いVitzレース。ただ速いだけでは勝てないのだそうです。

「多分、1台だけでタイムアタックをやれば僕は速い方になると思うのですが、レースとなるとそれだけでは前に行けません。特に富士のようなコースではスリップストリームを使って前に出てくることも出来るので、中盤クラスの方がトップ集団まで追いつくようなこともザラです。駆け引きが重要で、とにかく予選から勝負が始まっているのでメンタル面でも強くないといけません。そのためにも日々のトレーニングは欠かせません」

体脂肪率が5%とという水谷さん。脇阪さんなども含めて、レーシングドライバーはアスリートなのです。

特に入門レースとしても機能しているVitzレース、水谷さんはこれからレースを始める方に一言をいただきました。

「Vitzレースはとにかく出場者全員が和気あいあいとしていて、レースが終わればとても仲がよいのが特徴です。初めて参加される方にも気軽に声をかけていただければ、アドバイスなども惜しみません」

ネッツトヨタ東京チームのゼネラルマネージャーである塚越富夫さんは、ネッツトヨタ東京がナンバー付き車両によるレースにこだわる理由をこう語ります。

「ネッツトヨタ東京のような販売店はお客様との接点です。そこが行うレースですから公道を走れるクルマでレースもできるということを見せていきたい。クルマを楽しむ文化をもっと広く知ってほしい」

ネッツトヨタ東京では今回の参戦を通じて成績ではなくクルマの楽しさを追求したいということで、脇阪さんなども参加してのドライビングレッスンや店舗イベントも企画するとのことです。

特にドライビングレッスンなどではサーキットのスポーツ走行だけではなく、街中も楽しく走ることが出来るような安全の面や車庫入れなどのテクニック面も重視して企画を進めていくとのこと。

レース活動によって、お客様とのクルマを通じた交流を目指そうというネッツトヨタ東京の姿勢がはっきりと見えてくるような体制発表会でした。

(写真・文:松永和浩)

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