「SUBARU GLOBAL PLATFORM」第1弾の新型インプレッサはどんなクルマなのか?
clicccar / 2016年4月24日 12時10分
スバルのCセグメントモデル、インプレッサが2016年後半にも新型に移行します。
今年3月にはニューヨーク国際自動車ショーで北米仕様車を世界初公開しましたが、日本でもマスコミ向けに左ハンドルの同モデル(北米仕様車)を公開。
また、新たにシートなどが付いた「SUBARU GLOBAL PLATFORM(スバル グローバル プラットフォーム)」のカットモデルも併せて展示されました。
インプレッサは、現行モデルに移行して以来、それまでの10万台規模から年間12万5000台程度、グローバルで販売する重要なモデル。
販売を支えるのは北米になっていますが、日本でも高い人気を集めています。軽をのぞいた4割以上がインプレッサで、軽自動車をのぞいたスバルのエントリーモデルでもあるわけです。
アメリカでは、SUVのように背が高くないため、ルーフに荷物が積みやすいなどの理由でも支持されているそうですが、ほかにも視界が良くて運転しやすい、AWDによる全天候型モデル、サイズは小さくても室内は広く、荷室にも多くの荷物が積めるなどの強みがあります。
新型インプレッサでは、こうした特徴をさらに伸ばすとしていますが、スバル商品企画本部 プロジェクトマネージャーの阿部一博氏によると「性能強化のためには新しいプラットフォームが必要になり、プラットフォームありきではなかった」そう。
しかし、プラットフォームを一新すれば、たとえばトヨタのTNGA、フォルクワーゲンのMQBなど(これは単に新しいプラットフォームだけでなく、クルマ作りの手法までも含めたものとしていますが)のように走行性能や安全性、デザインやパッケージングまで進化させやすいのも事実。
新型インプレッサでは、先述した強みに加えて安全性、走り、デザイン、質感の向上などを掲げています。
ボディサイズは、全長と全幅を拡大。全長は写真の4ドアも5ドアも45mm長くなり4460mm、全幅は37mmワイドになって1777mmとなっています。ホイールベースは25mm長くなり2670mmとなっています。
一方の全高は、4ドアも5ドアも10mm低くなり1455mmに。これは空力性能を向上させるためで、懸念される室内への影響ですが、「スバル グローバル プラットフォーム」によりむしろ広くなっています。
(文/写真 塚田勝弘)
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