【マツダ・CX-5試乗】より静かにトルクフルになって満足度が増した、2.2Lクリーンディーゼルモデル
clicccar / 2018年4月26日 11時33分
今年2月に商品改良を受け、3月8日から発売されているマツダ・CX-5の改良型。ほぼ毎年のようにイヤーチェンジを実施することで鮮度を保つ戦略を採っています。
2.2Lのクリーンディーゼルの「SH-VPTS」型エンジンは、改良前の175ps/4500rpm・420Nm/2000rpmから、190ps/4500rpm・450Nm/2000rpmへパワーとトルクをアップ。圧縮比は14.0から14.4に変更され、JC08モード燃費は17.2km/L〜18.0km/Lから18.0km/L〜19.0km/Lへと向上しています。
2.2Lクリーンディーゼルの進化ポイントは、これらの数値からも分かるように、低中速トルク改善(高回転域の伸び、パワーアップも実現)をはじめ、最新規制のWLTC適合(排ガスのクリーン化)、実用燃費の向上、静粛性の改善などが盛り込まれています。技術的には、急速多段燃焼などを採用することで、実燃費向上や走りなどを引き上げたとしています。
実際に新旧モデルを乗り比べると、新型はより静かな印象を受けます。改良前モデルでもディーゼルエンジンとしては気になるほどではなかったですが、着実に洗練度が増しています。
さらに、中・低速域でトルクフルになったのはもちろん、高回転域のパンチ力も一段と増していて、どこから踏んでも力強い加速感が引き出せます。これなら「ディーゼルエンジンをチョイスして良かった」という満足度が改良前モデルよりもさら高まりそう。
ディーゼルエンジンはやはりトルクフルな走りと、燃費の良さによる「足の長さ」が魅力で、CX-5のクリーンディーゼルモデルはその美点を再確認させてくれるはずです。
(文/写真 塚田勝弘)
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