【スーパーカブHISTORY・1966年〜1981年】行灯カブ、ハンターカブ、赤カブなど多彩なモデルが登場

clicccar / 2019年6月26日 18時1分

■ ■ホンダ・スーパーカブ60年の歴史を辿る【その2】

1958年の登場以来、モデルチェンジを重ねつつ、派生モデルの追加などによって数多くのバリエーションが世の中に存在がするスーパーカブ。本企画ではその60年にわたる歴史を辿っていきます。
今回は、初のフルモデルチェンジを果たした1966年からプレイバック!

【SOHCエンジンの始まり】

●スーパーカブをフルモデルチェンジ(1966年5月)
SOHCエンジンを全車に採用。顔つきも変更
1964年12月に発売された原付二種扱いのC65は、従来のOHV方式からSOHC方式に改められたエンジンが採用されていました。このSOHC方式を全スーパーカブシリーズに採用するフルモデルチェンジが実施されます。プレス式のハンドルが廃止され、大型ヘッドライトとウインカーをカバーで覆うデザインに変更されました。

(スーパーカブC50)

●CT50発売(1968年8月)
悪路走行を考慮したハンターカブ登場
1968年8月にスーパーカブC90とC90Mに通称「行灯」と呼ばれるポジションライトが採用されます。同時に副変速機を備えたレジャーモデルとしてCT50が新発売されました。CT50は後にハンターカブと呼ばれ、海外モデルとして70、90、110へ排気量が拡大されていきます。

(CT50)

●スーパーカブデラックス発売(1971年1月)
より洗練された一体ボディに進化
世界累計販売700万台を突破したスーパーカブに、燃料タンクを一体にしたプレスボディを採用するデラックスが発売されました。行灯と呼ばれるポジションライトを50にも拡大採用(デザイン変更)、サイドリフレクターやメタリックカラーを装備していました。排気量は50、70、90をラインナップ。

(スーパーカブC50デラックス)

●スーパーカブをマイナーチェンジ(1978年10月)
マフラー変更により騒音規制に対応
昭和54年騒音規制に対応させるなどのマイナーチェンジが実施されました。モナカ型のマフラーをメガフォン型の丸型に変更して静粛性と低中速トルクを向上させています。またリターン式だったシフトパターンをボトムニュートラル式に変更し、ゴムブッシュ式シートや中空ステップラバーを採用しました。

(スーパーカブC50)


(スーパーカブC50M)


(スーパーカブC70デラックス)

●スーパーカブをマイナーチェンジ(1981年2月)
ボディをプレスタイプに統一。車名から「C」が消える
デラックスにプレスボディを、スタンダードには燃料タンク別体ボディを採用していたスーパーカブですが、このモデルチェンジでボディをすべてプレスタイプに統一します。伝統だった車名からCが消えスーパーカブ50/70/90へと変更されました。燃焼室形状変更やCDI点火、ロータリー変速機構を採用しました。

(スーパーカブ70デラックス)

【角形ヘッドライトが登場】

●スーパーカブをマイナーチェンジ(1982年4月)
エンジン改良によりハイパワー化を実現
エンジンを全面的に見直して70が6.0ps、90が7.0psと史上最高のハイパワーを実現しました。また追加モデルの50スーパーデラックスは5.5psの出力と1リッター当たり150kmの低燃費を達成しています。なおスーパーカブ50のスタンダードとデラックスは据え置かれました。

(スーパーカブ50PRO)


(スーパーカブ90デラックス)


(スーパーカブ90スーパーデラックス)

●赤カブ発売(1982年)
レッド&ブラックのコントラストが精悍
スーパーデラックスが登場すると、前後して外装をモンツァレッドとした赤カブが発売されました。ベースは50スーパーデラックスで前後に標準装備したキャリアや角形ミラーをブラック塗装として精悍なイメージになっていました。

(赤カブ)

※次回へ続きます。

(増田 満)

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