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人生は一度きり!本当にやりたいことをやる〜「夢を追う男」冒険家、人力車夫・阿部雅龍【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.1

ココロニプロロ / 2018年4月12日 15時0分

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人生は一度きり!本当にやりたいことをやる〜「夢を追う男」冒険家、人力車夫・阿部雅龍




日々、忙しく過ごしていると身も心も疲れちゃいますよね。「もうしんどい」「何もしたくない」そんな女性のみなさんに最高の癒しのご褒美=イケメンのインタビューをお届けします。

しかも、そんじょそこらの、やわなイケメンではありません。登場するのは酸いも甘いも噛み分けた「大人のイケメン」ばかり!

毎週木曜日は、ココロニプロロ編集部が厳選したイケメンたちの人生や仕事・恋愛にまつわるお話に耳を傾けてみましょう。そこにはあなたの恋や仕事に活かせるヒントが隠れているかもしれません。



■冒険家と仮面ライダーに憧れた冒険家、人力車夫の素顔とは

第3弾は、プロの冒険家で人力車夫の阿部雅龍さん。情熱系イケメンの登場です。

とあるパーティーで熱いスピーチをしていた彼に、目が釘付け! 前人未踏のルートで南極を冒険するという、桁違いにスケールの大きな計画に心が躍りました。

まぶしい笑顔にサムズアップ(親指を立てる)ポーズ。阿部さん、いろいろとお話を聞かせてください!



Q.1 簡単に自己紹介をお願いします


阿部雅龍(あべまさたつ)と申します。普段は浅草で人力車を営みながら、冒険家として世界中を冒険しています。

◎「雅」に「龍」という素敵な名前
雅龍という名前は、父がつけてくれました。「雅」に「龍」と派手な文字が並ぶので、よくペンネームなんじゃないかと言われますが、本名です。名前を意識して帯は「龍帯」にしています。



Q.2 子どもの頃の将来の夢は?


僕の場合、それが冒険家だったんです。小さい頃、本を読むのが好きで冒険物をよく読んでいました。今ではそう見えないかもしれませんが、子どもの頃は体が弱くて、ちょっぴりいじめられっ子だったんです。

そういう自分にとって、勇気を持ってチャレンジする人たちは憧れの存在でした! だから幼い頃の夢をずっと追いかけている感じです。

◎子どもの頃に読んだ印象に残っている本
白瀬矗(しらせのぶ)さんという100年前の探検家が、南極にチャレンジしようとした際の記録をマンガにまとめたものがあったのですが、それが印象に残ってますね。あとは、アメリカ大陸を見つけたコロンブスの本も大好きでした。

◎大自然が遊び場
父が交通事故で亡くなってから、田舎のほうにある母の実家に引っ越しました。そうしたら遊ぶ場所が、もろに自然の中だったんです。森や原っぱを走り回って秘密基地を作ったり、童謡みたいな感じで野良のうさぎを追ったり、木登りしたり、屋根に登ったりしてましたね。

Q.3 学生時代はどんなことをして過ごしていましたか?


空手を始めて1日に7~8時間、練習してました。きっかけは、もうちょっと強くなりたいな、と。もともと旅をしたいという気持ちがどこかにあって、こんなに体が弱くてはダメだ、と思ったんです。なので体を鍛えるために空手を始めて、すっかりハマりました。



◎男臭い、汗臭い生活
師範の内弟子になって道場の2階に下宿し、朝5時からトレーニングして学校に行き、帰ってきたら、夕方4時から夜10時までずっと練習、という毎日。だから大学生の頃は本当に男臭い、汗臭い生活をしていました。

下宿してた四畳半の自分の部屋には、ひっきりなしに誰かがいるんですよ。道場の後輩や先輩の溜まり場になってて、プライベート0みたいな。

女っ気は全然なかったけど、いい学生時代を過ごしたなと思います。打ち込むものがあったのは素晴らしい! それがあるおかげで、今の活動のベースの体力ができてます。

◎体を痛めても休めない
空手道場はすごく厳しい所でした。骨にヒビが入っても、筋肉痛になっても、肉離れを起こしても練習を休めないんですよ。そういうときは立ってるだけでもツラくて。でも、ここで我慢して踏ん張れるからこそ強くなれると、ポジティブに考えるようにしてました。

Q.4 尊敬している人は?


恩師の冒険家・大場満郎さんです。北極と南極を世界で初めて1人で歩いて横断した方で、もともと僕は彼の言葉に影響を受けて冒険をしようと決断しました。ずっと憧れの人ですね。
今も年に1回くらい会いに行きます。手紙も、年賀状と暑中お見舞いは絶対に出します。

◎衝撃的だった大場さんの言葉
学生のとき、いろいろな冒険家のwebの記事を読んでたんですけど、あるとき、大場さんの記事を見つけました。

彼の言葉に「自分が冒険をする理由は、人生を後悔しないように、笑って死ねる人生を送れるように生きたいからだ。だから冒険をしていきたい」というのがあって、その言葉にすごくショックを受けて。

そのときに自分が本当にやりたいことをやらずに終わってしまったら、結局、死ぬまでに自分を好きになれない。大場さんのように笑って死ねる人になりたいと思いました。



◎自分の本能に従って
その後すぐに、大場さんの自然学校に「あなたみたいになりたいです。なんでもやるので置いてもらえませんか?」って手紙を書いて送りました。そして、大学の学生課に行き、休学届けをもらってきて、2年間休学して大場さんの自然学校に行ったんです。

やるときは結構、衝動的な感じですね。基本的に自分の本能に従うところはあります。たとえそれが、人から見たらダメだと思われることでも自分の直感だけは信じます。

直感を信じたほうがうまくいくことが多いんです。自分が信じたこととは違うことをやって失敗した場合、本当に後悔するんですよね。なんで直感を信じられなかったんだろう、って。

Q.5 冒険家を目指したきっかけは?


大学3年から4年に上がるとき、同級生はみんな就職活動を始めました。そのときに、人生どうしていったらいいのかな? と。

機械科を専攻してたので、周りの人は車関係の仕事がしたいとか、今の勉強を生かして大学院で論文を書きたいとか言ってたけど、僕はやりたい仕事もなかったし、大学院に進んで学びたいことがあるわけでもなかった。

そのときにふと、小さい頃に冒険家に憧れたというのを思い出して。どうせ人生は1回しかないから、ここで決断してやろう! と思ったのがきっかけです。

Q.6 夢を叶えるために、日常的にしていることは?


シンプルなんですけど、自分を信じること。夢を持つと、それに対していろいろ言ってくる人がいてくじけそうなときもありますが、それでも自分を信じる以外ないのかな、と思います。シンプルだけど難しいことです。

Q.7 「夢を追う男」という肩書きを使っている理由は?


ヒーローものが大好きで。オダギリジョーさんが演じた『仮面ライダークウガ』という平成ライダーの一番最初のシリーズがあるんですけど、その主人公・五代雄介が僕の憧れの大人像なんです。

五代はいつも笑顔で、サムズアップ(親指を立てるポーズ)がトレードマーク。初対面の人に「夢を追う男」と書かれた名刺を渡すんです。



つらいときもいつも笑顔で負けない。ちなみに彼の職業が冒険家という設定なんですね。そして、子どもや動物に対してすごく優しい気持ちを持っている。そういう人になりたいから、その肩書きを真似させてもらっています。



幼い頃の夢を実現させ、冒険家となった阿部さん。
次回は、これから実行しようとしている冒険のこと、過去の冒険での恐怖体験、冒険にまつわる素朴な疑問など、他では聞けないあれこれをたっぷりお届けします。お楽しみに!








プロフィール
阿部雅龍

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