疲れる入浴とリラックスできる入浴の違いは?4/26「よい風呂の日」に解説
ココロニプロロ / 2018年4月26日 11時45分
疲れる入浴とリラックスできる入浴の違いは?4/26「よい風呂の日」に解説
4月26日は「よいふろの日」。もちろん、その由来は「426(よいふろ)」の語呂合わせですが、2014年4月26日の映画『テルマエ・ロマエ2』の公開に合わせて、正式に認定されたようです。
そんな「よいふろの日」である今日、お風呂について、いろいろ考えてみようと思います。
■お風呂に入ると疲れる人もいる?
お風呂というと、疲れが取れる、リラックスできる、汗をかいて体調を整える、といった魅力的な部分がクローズアップされがちですが、実はお風呂に入って、逆に疲労するというケースもあります。
実は筆者も、入浴すると疲労感が増すタイプなのですが、知り合いのエステティシャンに聞いたところ、「入浴方法と体調を見極めたほうがいい」とアドバイスされました。みなさんにもその内容をご紹介しますね。
■入浴すると疲労感が増す理由
◎体力がない
まず、湯船につかると、体内の熱を外に逃がすために汗をかきます。この発汗を心地よいと感じる人は多いでしょう。でも、ここで体力も消費されるんですよね。だから体力のない人は、入浴後に疲労感を覚える場合があるそうです。
◎お湯がぬるい
お湯の温度も関係しています。ぬるめのお湯が推奨されていることが多いようですが、ぬるいお湯はリラックスのための副交感神経を優位にするので、体の力が抜けるんですね。この状態を疲労と感じる人もいるそうです。
一方、熱いお湯は交感神経が優位になり、元気にはなりますが、心臓などへの負担もあって、長風呂には向きません。どちらも一長一短という感じがしますね。
◎さら湯が苦手
いわゆる「さら湯」と呼ばれる状態は、熱の伝わり方が大きいので、疲れやすいとされています。疲労感を覚えやすいなら、入浴剤などを入れたほうがよさそうです。
◎タイミングによる
運動した直後、食後、飲酒後などの入浴も疲れやすいので、控えたほうがベター。
◎長時間つかる
また、長時間の半身浴がデトックスによい、という言説が広まっているため、長時間お風呂に入るのはよいこと、とされる傾向がありますが、体調によってはNG。体調がすぐれない、生理中、といったときは控えた方ほういいかもしれません。
■自分の体と相談するのが大事
「テレビで見たから」「あの人がいいと言ってたから」と、無理をして、合わない入浴法を続けるのは危険。自分の体調をよく考えて入浴することが大切です。
時には湯船に熱めのお湯を張り、3~5分程度の短時間入浴をしたり、ぬるめのお湯に少し長くつかったりと、体の状態に合った入浴を心がけることをおすすめします。
お疲れ顔はおブスのもと。バスタイムを有効に使って、お風呂美人になってくださいね。
元気で活き活きとしている女性は、同性にも異性にも、きっと「ステキな人だな!」と思われますよ。
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