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結婚できないのは親のせいかも!? 娘の幸せを邪魔する「毒親」の本2選

ココロニプロロ / 2018年12月11日 16時55分

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数年前から「毒親」という言葉を目にする機会が多くなりましたよね。「毒親」とは文字通り、子どもにとって毒になる親のこと。

いわゆる、虐待する親などを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、子ども対して精神的にプレッシャーをかけたり、暴言を吐いたり、気分で振り回したりするのも「毒親」のようです。

■あなたの家は大丈夫?
家族の問題は、他の家と比べるのが難しいので、傍から見れば「毒親」でも、当の子どもは「これが普通」と思い、気づかないまま大人になるケースも多いもの。

また、大人になってからも「毒親」に支配され続けるパターンもあり、そういう女性は恋愛や結婚をするうえで支障が出るという話も……。

そんな「毒親」にまつわる本をご紹介しますね。あなたの両親は、毒親ではないでしょうか?

■毒親の娘は自己肯定感が低くなる?
『母がしんどい』(KADOKAWA)

まず「毒親」の本と言えば、漫画家の田房永子さん。「毒親」関連の著書が多く、自身が親になってからも、子どもに対する自分の行動に苦しみます。

そんな田房さんの代表作は『母がしんどい』(KADOKAWA)です。かわいい絵柄のコミックエッセイで読みやすいのですが、内容は壮絶。幼少期から社会になるまでの、母親の数々のエピソードが書かれています。

個人的に強烈だったのは「ブラジャーを買ってくれない」(要は娘が年頃になることを認めない)というお話。「アルバイトや学校行事を邪魔され、参加できない」「娘の友達と仲良くなろうとする」などもびっくり。

でも田房さんは、母親を嫌うなんて自分がいけないんだ、と罪悪感を持ってしまい親から離れられないのです。「バカ」「ブタ」といった暴言を吐かれても自分を責め、自己肯定感が低くなった彼女……。

自己肯定感が低い人は「自分には人から愛される価値などない」と思い込む傾向があって、相手の好意を信じられなかったり、素直に愛情表現できなかったりしがち。だから恋愛下手な人が多いと言われています。

また、親から認められる異性と結婚しなければ、という強烈なプレッシャーにさらされるようです。

自分の親ももしかして? と思っている人にとってこの本は、何らかの気づきを与えてくれるかもしれません。

■母娘は女同士だからこそ難しい
『「毒親」の正体 精神科医の診察室から』(新潮新書)

2冊目は、精神科医・水島広子さんの著書『「毒親」の正体 精神科医の診察室から』(新潮新書)。全8章で構成され、毒親の実態を論理的に説いている本です。

症例も豊富で、「毒親」の被害にあっている当事者のケアだけでなく、親サイドの原因も分析。そして「毒親」に育てられた子どもの心のケア方法、問題の手放し方などにも言及しています。

第6章の「こじれる母娘問題の『女』について」では、母と娘がまさに「女VS.女」の構図になっていることを解説。ここを読んで、娘の結婚には、少なからず母親が影響を与えていることがわかりました。

「毒親」の存在に心を痛めている人は必読。「毒親」とは何かを学ぶのにもおすすめです。

■恋愛下手な理由がわかるかも
両親が「毒親」とまではいかないまでも、自分の恋愛観や結婚観に親が影響を及ぼしている、と感じる人はぜひ一読を!
あなたの恋愛や婚活がスムーズに進まない理由が見つかるかもしれません。

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