大切な人に、今すぐにでも「愛している」と伝えるべき理由を解説！伝え方も

『ゴシップガール』という海外ドラマをご存知ですか？
ヤング版『SEX AND THE CITY』なんて言われていますが、ニューヨークの奔放なセレブ高校生が愛について語る薄っぺらいドラマだと思ったら大間違い！

たくさんのためになるシチュエーションや考えさせられるハプニングなど、ドラマティックというよりはリアルそのもの。それぞれのキャラクターの人間臭い心の描写はみごとです。

■「愛している」って言えますか？
ドラマにはブレアという女の子とチャックという男の子が登場するのですが、二人とも強がりでプライドが高く、少々デビルな性格をしています。

そんな彼らはプライドが邪魔をして、なかなか「愛している」と言えませんでした…。

もし今あなたに付き合っている相手がいるなら、その人に「愛している」と伝えたことはあるでしょうか？

日本人は恥ずかしがり屋が多いようなので、生まれてこのかた一度も「愛している」と言わずにきた人も少なくないかもしれません。

そういったことは恥ずかしがるのに、一種の変態文化が根づいているのは何とも皮肉ですが…。

おそらく多くの人は、そのようなセリフは映画や小説の中のもので、実際には気恥ずかしくて言えないと思っているのでしょう。

以前、東京の恵比寿ガーデンプレイスを、あるカップルが歩いていました。
男性が不意に「愛している」と女性に伝えたところ、彼女は照れ隠しなのか「何バカなこと言ってんのよ！」と怒った顔に…。こういうことですよね。

でも、別れはいつ訪れるかわかりません。交通事故や天災など、大切な人に「愛している」と言えないまま離れてしまうことだって、可能性としては十分にありえるでしょう。

わざわざ言わなくても伝わっているだろうと思いたいけど、そうでない場合だってあるのです。

■『ゴシップガール』の場合
前述のチャックは事故で父親を亡くしました。それこそ、憎まれ口をたたき合うような関係でしたが、突然のことに、ショックと喪失感から荒れてしまいます。

ブレアはそんな彼に自分の素直な気持ちを伝えます。勇気を出して、ずっと言えなかった「愛している」を…。

本当はチャックも同じ気持ちですが、彼は汚い言葉でののしって跳ねのけます。
それでも彼女は何度も「愛している」と伝えるのです。あの気が強い彼女が。心のどこかで、両思いだとわかっていたのかもしれません。

けど、こうして言わなければ、その「愛している」が本物だということすら伝わらなかったのではないのかと思います。
愛を伝えることこそ、愛の一部だったりするのではないでしょうか。