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「女の敵は女」じゃない!? ジェーン・スーが映画『マギース・プラン幸せのあとしまつ』を語る!

ココロニプロロ / 2017年1月20日 19時5分

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「女の敵は女」じゃない!? ジェーン・スーが映画『マギース・プラン幸せのあとしまつ』を語る!

奪略婚した夫を前妻に、まさかの返却…!?
ニューヨークに暮らす男女3人の、ちょっと“こじれた”三角関係を描くハートフル・コメディ映画『マギース・プラン 幸せのあとしまつ』が、1月21日(土)より全国で公開されます。

これに先立ち、1月18日(水)にコラムニストでラジオパーソナリティのジェーン・スーさん、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんのトークショーが行われました。とその前に…

■どんなストーリー?

一言で言うと、ダメ夫を前妻に「お返しします」という、かなり奇想天外なヒロインの活躍を描いた物語。
主人公マギーを『フランシス・ハ』のグレタ・ガーウィグ、前妻ジョーゼットをジュリアン・ムーア、2人の間で揺れるダメ夫ジョンをイーサン・ホークという魅力あふれる俳優陣が演じています。

大学で働くマギーは、妻子持ちの文化人類学者ジョンと恋に落ち、ジョンは仕事ばかりで家庭を顧みない大学教授の妻ジョーゼットとの離婚を決意。自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚することに。

数年後、娘も生まれて幸せなはずが、マギーは仕事を辞めて小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安でいっぱい。

そんな折、マギーは忙しいジョーゼットの子どもたちの面倒を見たことから彼女と親しくなり、ジョーゼットが今でもジョンを愛していることに気づいて…。

メガホンを取ったのは、『50歳の恋愛白書』の女性監督レベッカ・ミラー。実力派俳優3人が繰り広げるコミカルなやりとりがなんとも愛しくて、三角関係にも関わらず、観るとなぜだか元気をもらえる1本です!

■「女の敵は女」ではない!

こちらの作品で、最もジェーン・スーさんの心に残ったのは「通常なら対立構造になり、お互いを憎み合うであろうマギーとジョーゼットが、なぜかいい友達になる」部分だとか。
確かに、夫を奪略された前妻と奪った今の嫁が仲良しって、普通に考えたら不思議なことですよね。

立場から言えば、仲たがいせざるを得ない2人だけど、気が合えば敵対しなくてもやっていける可能性がある…これはもしかしたら、人類の歴史におけるものすごい発見かもしれません。

ちなみにジェーンさんいわく「無意識のうちに“女の敵は女”と言う人は多いし、私も前はそう思ってた時期もあったけど、これはよく考えると変な話。男性同士の意見が対立したときに“男の敵は男”と言う人、誰もいないじゃないですか」とのこと。

つまり、敵対するのは女同士だからではなく、単純に個人対個人として仲が悪いから。
「女同士だから足を引っ張り合う、というようなことは言わないほうがいいなと思っていたところに、この映画は“そうじゃないよ”ってことをちゃんと物語で見せてくれたので、すごく感激しました」と話していました。

■自分の人生の主人公は「私」

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