サーバーサイドのロジックもJavaScriptで! ~ngCoreを使ってMobageのソーシャル機能を実装

CodeZine / 2012年4月11日 14時0分

 ngCoreでのクライアント側の開発がある程度進んできたら、次にMobageのSandbox環境に接続してソーシャル機能を組み込んでいきます。ngCoreにはMobageのソーシャルグラフに直接接続するソーシャルAPIが提供されているため、実装がとても簡単です。今回はSDKに含まれるJavaScriptのAPIを使う方法とRESTful APIを使う方法をそれぞれ紹介していきます。

■提供されているソーシャル機能

 スマートフォンアプリ版のMobageで提供されているAPIはCommon APIとLocal APIの2つに大きく分かれています。日本だけでなく中国やグローバルのMobageプラットフォーム上で使える共通のAPIを総称してCommon APIと呼んでいます。

 一方のLocal APIは、それぞれの国のソーシャルプラットフォームに特化した機能が提供され、プラットフォーム間で互換性が維持されないAPIです。つまり、X-border(注1)でアプリケーションを展開するにはCommon APIを中心に開発しておいたほうがよいことになります。

注1
 DeNAの掲げる戦略の一つで、同一の仕様のプラットフォームを世界に展開し、国を越えてMobage上でデベロッパーが開発したゲームを利用できるようにすることを目指したもの。



 以下に、提供されているAPIのモジュールと機能概要を列挙します。

●Common API

Social.Common.People ユーザー、友達の情報を取得するAPI

Social.Common.Appdata Key/Valueの永続化データのCRUDを行うAPI

Social.Common.Blacklist ユーザー間のブラックリストをチェックするAPI

Social.Common.Profanity NGワードをチェックするAPI

Social.Common.Service Mobageのコミュニティ機能を持つUIを呼び出すAPI

Bank.Debit モバコインによるアイテム課金を行うAPI

Bank.Inventory Mobageプラットフォームに登録した課金アイテムの情報を取得するAPI

●日本のLocal API

Social.JP.Avatar アバターの詳細画像を取得するAPI

Social.JP.Service 日記投稿、ミニメール送信、特商法(注2)の表記などをUIに表示するAPI

注2
 「特定商取引に関する法律」の略称。



 上記以外にも、現在Mobage GlobalのLocal APIとして提供されているLeaderboard API、GameGraph APIやPush Notificationに加え、Activity APIなどのフィーチャーが今後Common APIとして続々と追加されていく予定です。

 また、これらのAPIはngCoreのクライアントアプリケーションから直接呼び出し可能なJavaScriptのAPIとして提供されていますが、UIを含まない部分のCommon APIに関しては、同等の機能がRESTful APIとしても提供されており、ゲーム用の対向サーバー(以下、Game Server)からも利用することが可能です。


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