「CEDEC AWARDS 2012」5部門の最優秀賞を発表

CodeZine / 2012年8月22日 12時25分

 コンピュータエンターテインメント協会は、20日~22日にパシフィコ横浜で開催したイベント「CEDEC 2012」において、21日に、優れたコンピュータエンターテインメント制作技術の開発者を称える「CEDEC AWARDS 2012」5部門の最優秀賞を決定し、授賞式を開催した。

 「プログラミング・開発環境部門」の最優秀賞に選ばれたのは、マイクロソフトの「Kinect for Windows/Xbox 360 Kinect」開発チーム。新しいゲームデザインを生み出す原動力となる革新性や、開発力の高さ、新しいインターフェースを世に広めた功績などが高く評価された。

 「ビジュアル・アーツ部門」の最優秀賞は、thatgamecompanyの「Journey(風の旅ビト)」開発チーム。UIという情報さえ削り取ることで、ユーザーに想像させる余地を持たせた点や、独特な世界感とユーザーをコントロールする絶妙なレベルデザインによるゲームの新しい可能性を評価している。

 「ゲームデザイン部門」の最優秀賞は、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの「パズル&ドラゴンズ」開発チーム。複数のゲームシステムをバランス良く統合したことや、継続意欲を喚起するレベルデザイン、スムーズなマネタイズとの融合が高く評価された。

 「サウンド部門」の最優秀賞は、バンダイナムコスタジオの「アイドルマスター」シリーズ楽曲制作チーム。テレビアニメのオープニングやエンディングを飾り、横浜アリーナにおける2日間のライブの実現、オリコンWeeklyチャートTOP10への5作同時ランクインなど、ゲームサウンドの枠を超えたJ-POPソングを評価しての受賞となった。

 「ネットワーク部門」の最優秀賞は、ユビキタスエンターテインメントの「enchant.js」開発チーム。オープンで手軽に使えるJavaScriptベースのゲームエンジンによって、多くの若いゲーム開発者を育成する土壌を形成した点が評価された。

 また、「特別賞」にはゲーム草創期よりメディアの立場からゲーム業界や開発者へのさまざまな意見・提案の発信を行ってきた、エンターブレイン代表取締役社長の浜村弘一氏が、「著述賞」には『テクニカルアーティストスタートキット 映像制作に役立つCG 理論と物理・数学の基礎』の著者であるオー・エル・エム・デジタルの研究開発部門に所属する曽良洋介氏、Marc Salvati氏、四倉達夫氏が選ばれている。


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