「Selenium2」のインストール手順と初めの一歩

CodeZine / 2013年11月8日 14時0分

 本シリーズは、WebブラウザをUIとして利用した業務システムやアプリケーション(以下、Webシステム、Webアプリケーション)のテストをテーマとして、Webブラウザを使ったテストを自動化するOSSのツール「Selenium2」を紹介します。業務システム開発の現場で適用してきたノウハウを元に、これまでSelenium2について知らなかった人から以前使った経験がある人まで、より実践的な「使える」内容を盛り込んでいきたいと思います。

■対象読者と環境

 Webブラウザを使ったテストを自動化するOSSのツール「Selenium2(WebDriver)」のインストール手順と基本的な使い方をご紹介します。想定読者は、テスト自動化に興味のあるプログラマーです。

 SeleniumにはSelenium IDEというブラウザ操作を記録できるツールがあり、SeleneseというSelenium1に対応したコマンドをHTML形式で保存します。これによってノンコーディングでテストスクリプトを作成することができるのですが、WebDriverやプログラミングによる効率化の恩恵を受けることができません。本記事はSelenium IDEを活用しながらWebDriver使ったテストスクリプトをJava(JUnit)形式で書いていくための手引きとなっています。

 今回筆者が使用した環境は以下のとおりです。

OS:Windows 7 Java:1.7 Firefox:24.0 IE:10 Chrome:30.0.1599.69 m Selenium Selenium IDE 2.4.0 selenium-2.35.0(Selenium Client & WebDriver) IEDriverServer_Win32_2.35.3 ChromeDriver 2.4 ■1 Selenium IDEのインストールと動作確認

 前提:Firefoxがインストールされていること。

●1.1 Selenium IDEのインストール

 Firefoxでhttp://docs.seleniumhq.org/download/にアクセスし、Selenium IDEのリンクをクリックしてそのままインストールします。



●1.2 Selenium IDEの動作確認

 (1)[Firefox]-[Web開発]-[Selenium IDE]を選択して起動します。

 (2)以下のようなポップアップウィンドウが開きます。赤枠内は左から、テスト実行スピード調整のスライダー、テスト実行ボタン、記録ボタンです。



 (3)右上の記録ボタンを押すと、ブラウザ操作の記録が開始します。

 (4)https://www.google.co.jp/にアクセスし、検索フォームに「Selenium」と入力して検索ボタンをクリックします。検索結果が表示されたら一番上のリンクをクリックします。

 (5)以下のように操作が記録されたら、記録ボタンをクリックして記録を停止します。



 (6)実行ボタンをクリックし、記録内容が再生されることを確認してください。以下のようなエラーが発生してしまったら、スライダーを動かしてテスト実行スピードを調整してください。



 (7)typeコマンドの値を編集して、検索キーワードを変更してみましょう。



 (8)実行ボタンをクリックして、変更後の検索キーワードが入力される事を確認してください。

●1.3 Selenium IDEからJava(JUnit)形式のテストコードをエクスポート

 Selenium IDEで記録した操作を、WebDriver形式でエクスポートしてみましょう。Java、Ruby、C#などの言語が使用できますが、ここではJava(JUnit)形式でエクスポートします。

 (1)左ペインの一覧から対象のテストケースを選択し、[ファイル]-[テストケースをエクスポート]-[Java/JUnit4/WebDriver]を選択します。



 (2)任意の場所を指定してGoogleTest.javaという名前で保存します。このテストコードは、以降のWebDriverの動作確認で詳しく説明します。



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