オープンソースの赤外線リモコンデバイス「IRKit」、iOSアプリを作れるSDKも公開

CodeZine / 2014年1月15日 14時12分

「IRKit」の利用イメージ

 IRKitプロジェクトは、スマートフォンで外出先から家電を操作できる、オープンソースの赤外線リモコンデバイス「IRKit」を、Amazon.co.jpで15日に発売した。税別価格は7500円。同時に、「IRKit」対応のオリジナルiOSアプリを作れる「IRKit iOS SDK」も公開した。

 「IRKit」は、家庭の無線LANに接続して、インターネットを通じて外出先からでも赤外線を送れるデバイス。家電を操作するアプリが、App Storeに数多く並ぶ未来を目指して開発された。

 IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANに対応しており、高出力赤外線LED×2基、ステータス表示用のフルカラーLED、「ATmega32U4 Arduino Leonardo」と同等のマイコンを搭載する。また、「Arduino」派生のオープンソースハードウェアなので、センサなどの電気回路を追加すればよりスマートに家電をコントロールするデバイスも作れる。

「IRKit」の利用イメージ


 対応機種は、iOS 7以降を搭載したiPhone/iPad/iPod touch。サイズは幅62×高さ17×奥行き62mm。

 「IRKit iOS SDK」は、「IRKit」を通して赤外線信号を送信したり、家電製品のリモコンから受信した赤外線信号を学習してiOSから操作可能にしたりするための機能をまとめたライブラリ。位置情報を使って、家の一定距離範囲内に入ったらエアコンの電源をオンにするアプリや、1ボタンで家中の家電の電源をオフにするアプリ、Facebookと連携して友だちの見ているテレビにチャンネルを合わせるアプリなどを作成できる。

 HTTP APIも公開しているので、スマートフォンアプリ以外にも、インターネットに接続可能なPCや、その他のデバイスからの家電の操作にも対応する。なお、「IRKit iOS SDK」を使って作成した公式アプリ「IRKitシンプルリモコン」は、App Storeで公開中。

 IRKitプロジェクトは、代表の大塚雅和氏がカヤック在籍中に開発を開始し、同氏の退職後にカヤックから譲渡を受けて、FabLabKamakuraと協力して開発を継続している。


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