米Adobe、Adobe MAX 2014の開催に合わせ「Creative Cloud」最新リリースを提供開始

CodeZine / 2014年10月7日 13時0分

 米Adobe Systemsは、カリフォルニア州ロサンゼルスで開催中のクリエイティブカンファレンス「Adobe MAX 2014」において、「Creative Cloud」のマイルストーンリリース提供を10月6日(現地時間)に発表した。この最新リリースは6日(現地時間)中に公開され、「Creative Cloud」メンバーなら追加費用なしで利用できる。

 最新リリースは、新たなクリエイティブプロファイルとして、クリエイターの作品や制作に使用するアセット、フィードバックが得られるコミュニティへの、場所に関係ない自由なアクセスを可能にしている。

 デスクトップアプリケーション向けの新機能として、主要アプリケーションへのWindows 8でのタッチサポートや、「Photoshop CC」への3Dプリント機能と「Mercury Graphics Engine」のパフォーマンス強化、「Illustrator CC」への新しい曲線ツール、「InDesign CC」へのインタラクティブEPUBサポート、「Muse CC」へのSVGとテキストの同期サポートを追加している。

 さらに、「Premiere Pro CC」では4K/UltraHDビデオ表示のためのGPU最適化再生、「After Effects CC」ではHiDPIと新しい3Dをサポートした。

 モバイルアプリでは、「Photoshop Sketch」に新たに内蔵ブラシを追加し、「Photoshop Mix」ではモバイル合成機能を拡張、「Lightroom Mobile」では共有している写真からお気に入りを選択したり、コメントを残したりする機能、GPS情報の取得機能を追加している。

 また、「Illustrator Draw」ではベクトル描画ツールや機能へのアクセス性を向上するとともに、「Adobe Ink」「Adobe Slide」のサポートを強化した。「Illustrator Line」は、iPadで正確な幾何学図形や遠近法を用いたパース図を作れる機能を備えている。新たに提供する「Adobe Premiere Clip」は、iPhone/iPad上で撮影した動画を共有可能な編集済みビデオに変換できる。

 このほか、新カテゴリの「キャプチャ」アプリとして、iPad/iPhoneで「Photoshop CC」「Illustrator CC」「Adobe Illustrator Sketch」で使えるブラシを作れる「Adobe Brush CC」、iPhone/iPadで取り込んだハイコントラスト写真をベクトル図形に変換可能な「Adobe Shape CC」、色を取り込んでテーマとして保存して、「Photoshop CC」や「Illustrator CC」で利用できる「Adobe Color CC」を発表した。

 なお、「Creative Cloud」と連携するサードパーティ製モバイルアプリの配信を強化する「Creative SDK」のパブリックベータ版も公開している。

 このほか、新たなクリエイティブプロファイルを利用した新サービスとして、ロイヤリティフリーの素材集「Creative Cloudマーケット」、アセット管理サービス「Creative Cloudライブラリ」、「Photoshop CC」のComp-to-Codeワークフローを再定義するクラウドベースのサービス「Creative Cloud Extract」の提供も行う。

 さらに、世界中のクリエイターに、優良ブランドや企業からの雇用機会を紹介する「Creative Talent Search」の提供も発表している。


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