新型VWパサート オールトラック新車情報 本格的4WDシステムを搭載し、価値ある価格も実現!【ニュース・トピックス:VW】

CORISM / 2012年6月28日 18時18分

新型VWパサート オールトラック

ドロ臭さを感じさせない都会派クロスオーバー車。バリューの高い価格にも注目!

 フォルクスワーゲン(VW)は、 ミッドサイズ ワゴン 「パサート ヴァリアント」をベースに、「パサート」シリーズの最高峰モデルとして、独自の本格的なフルタイム 4 輪駆動システム「4MOTION(フォーモーション)」と先進的なプリクラッシュブレーキシステムなどを標準装備した「パサート オールトラック」を新たに導入し発売を開始した。

 新型VWパサート オールトラックは、ベースモデルのパサート ヴァリアントに比べ30mm高められた車高と
車体前後に取り付けられたステンレス調のアンダーガードが付いた専用バンパー、そして、専用ホイール
ハウスエクステンションなどによりクロスオーバーなスタイリングが強調されたモデルだ。

 実際に新型VWパサート オールトラックを見ると、意外なほどクロスオーバー的な印象は少ない。アンダーガードや、フェンダーに装着されたエクステンション控えめで、クロスオーバー車にみられるゴテゴテした雰囲気もなくスッキリ感が際立っている。それは、地味目なボディカラーの影響もあるだろう。どちらにしても、ドロ臭さのない都会派のクロスオーバー車が、パサート オールトラックの魅力でもある。

 そんなスッキリ系、新型VWパサート オールトラックだが、いわゆるカッコだけのクロスオーバー車ではない。本格的なオフロード性能をもったクロスオーバー車として仕上げられているのは、いかにもマジメなVWならではだ。

 駆動システムは、フォルクスワーゲン独自のフルタイム4輪駆動システム4MOTIONを搭載。このシステムは、主に前輪駆動で走行し、後輪には10%の駆動力を送っている。発進・加速および路面の変化などに応じて柔軟に駆動力を分配し、状況により最大100%近くの駆動力を後輪に伝える。

 この4MOTIONシステムをベースに、XDS(エレクトロニックデファレンシャルロック)をプラス。左右のタイヤの回転差を電子的に制御して空転を防ぎ、、主に中・高速域でのコーナリング時に生じるクルマが外側に向かっていいく動きを緩和する。

 これだけの制御があるだけでも、都会派クロスオーバーであれば十分。しかし、VWはパサート オールトラックに本格的オフロード性能を与えている。OFF ROADスイッチ(ラフロード走行アシスト機能)が装着され、ラフロードでの走行安定性を高めている。このシステムは、時速30km/h以下という制限の中で、斜度10度以上の下り勾配で車速を自動的に制御するヒルディセントアシストなどが織り込まれている。

 さらに、エアバッグ類は言うに及ばず、標準装備される安全装備が充実しているのも新型VWパサート オールトラックの特徴だ。時速 30km/h 未満で走行中に、レーダーが静止障害物を検知すると、システムが自動的にブレーキを作動させて、状況によって完全に停止するプリクラッシュブレーキシステムや、前車との車間距離を保ち速度を自動コントロールするアダプティブクルーズコントロールも装備。ドライバーのステアリング操作を監視することで、疲労を検知すると警告灯を点灯させて休息を促すほか、警報音を発して集中力の低下を警告するドライバー疲労検知システムも搭載した。

 エンジンは、2LのTSIエンジン(155kW /211PS)と6速のDSGトランスミッションを採用。前モデルの3.2/3.6Lエンジンから大幅なダウンサイジング化が施されている。排気量が小さくなれば、当然、燃費も良くなり、さらに、ブレーキエネルギー回生システムを搭載することで、11.6km/L(JC08モード)を達成した。しかし、ベースとなるFFのパサート・ブルーモーションテクノロジーに搭載されているアイドリングストップ機能は、装着されていない。

 パサート ヴァリアントTSIハイラインの価格が、396万円だ。これに、1.4Lエンジンが2Lになりパワーアップし、4WDシステムである4MOTION、OFF ROAD スイッチ、プリクラッシュブレーキシステム、アダプティブクルーズコントロール、ドライバー疲労検知システムなどが装着され、新型VWパサート オールトラックの価格は、494万円とパサート ヴァリアントTSIハイラインにプラス約100万円の価格設定となっている。同じドイツの輸入車で、4WDをウリとしているあのクルマと単純に価格比較しても、50万円くらい安い。さらに、装備まで入れて比較すると、さらに数十万円以上安いイメージだ。ただし、新型パサート オールトラックも500万円を切ってはいるが、ナビがオプションである。約500万円という安いクルマではないので、ナビくらい標準装備であって欲しい。

 また、買った後のサービス面でお金がかかるというのが、輸入車が買いにくい理由のひとつだ。VWでは、この新型パサート オールトラックには、初度登録から初回車検までの法定およびメーカー推奨点検工賃が無償になるVWプロフェッショナルケアが無償で提供される。こういったサービスは、輸入車を初めて選ぶ人にとっても安心できるし、保有コストも抑えることができる。

 新型VWパサート オールトラックは、控え目なクロスオーバー。都市部では、スタイリッシュに。パサート オールトラックのパフォーマンスが発揮できるフィールドでは、ダイナミックに走りが楽しめる大人のクロスオーバー車といえるだろう。

新型VWパサート オールトラックの主な仕様

<エクステリアの主な特徴>
・30mm 高められた最低地上高(130mm→160mm)
・フロント アプローチアングルの変更(13.5°→ 16.0°)
・リヤ デパーチャーアングルの変更(11.9°→ 13.6°)
・ランプブレーク オーバーアングルの変更(9.5°→ 12.8°)
・アンダーガード付き専用フロント/リヤバンパー
・ホイールハウスエクステンション
・専用サイドシル
・18インチ10スポークアルミホイール(225/45 R18サイズのモビリティタイヤ装着)
<インテリアの主な特徴>
・専用のナパレザー スポーツシートとウッドデコラティブパネル
・アルミ調ペダルクラスター
・フルカラーマルチファンクションインジケーター
・「ALLTRACK」のロゴ付きセンターコンソールパネル、ドアシルプレート
<駆動システムの主な特徴>
★4MOTION(フォルクスワーゲン独自の本格的フルタイム 4 輪駆動システム)
 通常このシステムは、主に前輪駆動で走行し、後輪には 10%の駆動力を送ってるが、発進・加速および路面の変化などに応じて柔軟に駆動力を分配。最大で100%近くの駆動力を後輪に伝える。これにより走行状況、路面状況の変化に機敏に対応でき、つねに最高のトラクション性能が得られる。センターデファレンシャルは、ハルデックスカップリング方式を採用。
★ XDS(エレクトロニックデファレンシャルロック)
左右のタイヤの回転差を電子的に制御して空転を防ぐ EDS(エレクトロニック ディファレンシャルロック)の拡張機能として作動するこのシステム「XDS」はフロントのデファレンシャルギアに装着され、主に中・高速域でのコーナリング時に生じるアンダーステアを緩和。パサート オールトラックは独自の4輪駆動システム「4MOTION」と連携することで、ドライバーのハンドル操作に対して正確かつニュートラルなステアリング特性を実現している。これは「パサート オールトラック」が速度の低いラフロードだけでなく、高速域でもつねに安定して走行できることを意味している。
★OFF ROAD スイッチ(ラフロード走行アシスト機能)
フォルクスワーゲンがSUV以外のモデルに初めて採用したこのシステムは、エンジン、ギヤなどの制御をスイッチ一つでラフロード用に変更し、厳しい走行条件下でも優れた走破性を実現。シフトレバー横にあるこのスイッチを押すと、システムは時速 30km/h 以下という制限の中で、次のような制御を行い車両を安定して走らせている。
≫ ABS の調整(ABS プラス) ホイールロックの時間を緻密に制御して制動距離を短縮する
≫ ヒルディセントアシスト 斜度10 度以上の下り勾配で車速を自動的に制御する
≫ EDS の調整 左右輪の回転差制御が通常より素早く作動。ホイールの空転を防止
≫ アクセルペダルの特性変更 踏み込みに対する反応を変更し、緻密なアクセル制御を可能にする
≫ DSG の調整 変速ポイントを高める(パドルやシフトレバーでのギヤ操作は不可)
<ドライバーアシスタンスシステムの主な特徴>
★ACC(アダプティブクルーズコントロール)
このシステムは、車体のフロント部分(VW エンブレム)に内蔵した高感度レーダーで先行車両を識別し、自動的に加減速しながら、あらかじめ設定した車間距離を維持するクルーズ コントロールシステム。
★プリクラッシュブレーキシステム Front Assist(低速域追突回避・軽減ブレーキシステム)
ACCの拡張機能として作動するこのプリクラッシュブレーキシステムは、ACC と同じレーダーを用いて前方の車両や障害物を感知すると、即座にドライバーに警告(警告灯+ハンドルの振動)を発する。時速30km/h 未満で走行中に静止障害物を検知すると、システムが自動的にブレーキを作動させて、状況によって完全に停止する。(ブレーキを踏まずに停車した場合、前方障害物が無くなると自動的に再発進する)
★ドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System”
このシステムは、ドライバーのステアリング操作を監視することで、長時間運転などによるドライバーの
疲労を検知すると警告灯を点灯させて休息を促すほか、警報音を発して集中力の低下を警告する。

<新型VWパサート オールトラック スペック>
・エンジン 直列4気筒DOHCインタークーラー付 ターボ(4バルブ)、1,984cc
155kW(211PS)/ 5,300 - 6,200rpm
280Nm(28.6kgm) / 1,700 - 5,200rpm
・燃料消費率(JC08) (km/L) 11.6
・全長 (mm) 4,785 全幅 (mm) 1,820 全高 (mm) 1,560
・車両重量 (kg) 1,670(電動パノラマスライディングルーフ装着車は 1,700)
・乗車定員 (名) 5

<新型VWパサート オールトラック価格>
・4,940,000 円

【関連記事】

新型VWパサート オールトラック新型VWパサート オールトラック新型VWパサート オールトラック新型VWパサート オールトラック新型VWパサート オールトラック新型VWパサート オールトラック新型VWパサート オールトラック新型VWパサート オールトラック新型VWパサート オールトラック新型VWパサート オールトラック新型VWパサート オールトラック新型VWパサート オールトラック新型VWパサート オールトラック

この記事をCORISMで読む→

CORISM(コリズム)

トピックスRSS

ランキング