フィアット プント新車情報 元の名前に戻り、ちょっと変更した個性派コンパクトカー【ニュース・トピックス:フィアット】

CORISM / 2012年9月1日 14時14分

フィアット プント

高いレベルの安全装備だが、さらなる低価格化が望まれる

 フィアットは、新型「プント(PUNTO)」の発売を開始した。

 プントは、グランデプントとして2006年に日本に登場。全幅1,685mmという日本の5ナンバー枠に入るコンパクトなサイズでデビューした。その後、2010年6月にグランデプントのマイナーチェンジ版といえるプントEVOとなり発売が開始された。そして、この新型フィアット プントは、プントEVOが、全世界共通で名称を名称をプントに変更。それに合わせ、外観、内装を進化させた。紆余曲折を経て、ようやく元の名前に戻った。

 新型プントには、アランチャとグラム ロックの2色の新色ボディカラーを導入。インテリアには、洗練されたカスティーリョ製のバケットタイプのスポーツシートや、レザーステアリング、レザーシフトノブなど、上質な装備を採用した。また、ストーンエンボス加工を施したソフトな手触りのインストルメントパネルをもつ。助手席側のネットポケットや大容量のドアポケット、照明付きグローブボックスなど、実用的な小物入れも数多く、収納性も向上している。

 エンジンなどには、大きな変更はない。搭載される1.4L直列4気筒 SOHC 8バルブエンジンには、アイドリングストップ機能が装備されている。57kw&115Nmというごく平均的なパワーとトルクをアウトプットする。ミッションは、ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」だ。

 ボディは小さくても、安全性については高いレベルにある。前席に、万一のときのむち打ち現象を軽減するアクティブヘッドレストを装備しているほか、7つものエアバッグが標準装備されている。また、ステアリング操作により点灯して、暗い状況での視界を改善するコーナリングランプ機能付フロントフォグランプや横滑り防止装置ESPも標準装備。

 フィアットといえば、気になるのは、その信頼性。スタイリッシュなデザインながら、輸入車ビギナーには、なかなか勇気のいる選択だった。そんな不安を払拭してくれるメンテナンスプログラム「フィアット
イージー ケア」が、この新型プントには標準付帯となる。このプログラムは、3年間、定期点検などが無料になるサービスだ。

 新型フィアット プントの価格は、230万円。圧倒的な低燃費と完成度を誇るVWゴルフのエントリーモデルの価格が249万円。その差は、19万円。さらに、プントはデビューから6年目のモデル末期でもある。超円高ということも考えれば、もっと低価格であることを望みたい。また、国内での販売台数が少ないのにもかかわらず、安易に左ハンドルのみを入れず、しっかりと日本に合わせ右ハンドル仕様にしているのはフィアットの真面目さを表している。

<フィアット プント価格>
・プント ラウンジ 2,300,000円

<フィアット プントスペック>
全長 (mm) 4,080 全幅 (mm) 1,685 全高 (mm) 1,495
ホイールベース (mm) 2,510
トレッド 前 / 後 (mm) 1,475 / 1,465
車両重量 (kg) 1,140
乗車定員 (名) 5
エンジン 直列4気筒 SOHC 8バルブ(可変バルブタイミング付)
総排気量 (cc) 1,368
ボア x ストローク (mm) 72.0 x 84.0
圧縮比 11.1
出力 57kw (77ps) / 6,000
トルク 115Nm (11.7kg-m) / 3,000
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク容量 (ℓ) 45
ラゲッジルーム容量 [後席シート格納時] (ℓ) 275 [1,030]
クラッチ形式 乾式単板ダイヤフラム(電子制御式油圧作動クラッチ)
駆動方式 FF
ATモード付5速シーケンシャル(デュアロジック)
変速比 1速3.909/2速2.158/3速1.480/4速1.121/5速0.921/後退3.818 最終減速比 4.071
ステアリング形式 ラック & ピニオン(電動パワーアシスト付)
サスペンション 前 マクファーソンストラット式 (スタビライザー付) 後 トーションビーム式
ブレーキ 前 ベンチレーテッドディスク 後 ドラム
タイヤサイズ 185/65R15
燃料消費率 10・15モード 15.7km/L

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