メルセデス・ベンツSLS AMG ブラックシリーズ新車情報・購入ガイド 空さえも飛べそうな631馬力! 【ニュース・トピックス:メルセデスベンツ】
CORISM / 2013年3月8日 7時7分
徹底的に走りを磨いた、わずか25台の限定車!
メルセデス・ベンツは、ガルウイングをもつスーパースポーツカー「SLS AMG」のスペシャルチューニングモデル「SLS AMGブラックシリーズ」の発売を開始した。このメルセデス・ベンツSLS AMGブラックシリーズは、日本では限定25台という希少なモデル。顧客への納車は、2013年8月下旬より順次開始を予定している。
ブラックシリーズとは、メルセデスAMG社のブランドスローガン「ドライビングパフォーマンス」を体現した特別なモデル。サーキット走行など本格的なスポーツドライビングに対応するチューンアップと装備、圧倒的な存在感を示すスタイリングを兼ね備えた少量限定生産モデルとなっている。日本マーケットへのブラックシリーズ導入は、SL65 AMGブラックシリーズ、C63 AMGクーペブラックシリーズに続きSLS AMGブラックシリーズが第3弾となっている。
SLS AMGは、メルセデスのハイパフォーマンスモデルを手がけるAMG渾身の1台。このモデルが登場する前の2004年に同じガルウイングモデルであるSLRマクラーレンが発売され話題を呼んだ。突然、マクラーレンと手を組んだメルセデスに対して、メルセデス専属のAMGから見れば、まさに煮え湯を飲まされるような想いもあったのだろう。SLS AMGは、約6,000万円したSLRマクラーレン以上のパフォーマンスをもつSLS AMGを半額以下の約2,500万円という価格でデビューさせている。多くのハイパフォーマンスモデルを評価している評論家の中には、価格以上のパフォーマンスと絶賛する者もいるほどだ。
今回のSLS AMGブラックシリーズは、そんなSLS AMGのパフォーマンスをよりサーキット走行などを意識して引き上げられている。
AMG 6.3リッターV型8気筒エンジンは、専用チューニングにより、最高出力を631PS(ベースモデル比+60PS)に向上。0-100km/h加速3.6秒を誇る。これは、改良型カムシャフトと新設計のバルブトレイン、クランクシャフト、オイルポンプ、冷却システムなど専用チューニングを施した結果だ。最高回転数も8,000rpmへ引き上げ(ベースモデルは7,200rpm)られている。
少しパワーを上げました的なチューニングで終わっていないのがAMGの凄さだ。 AMGスピードシフトDCTは、取り付け位置を10mm低くし、車両の重心を下げている。低重心化は、クルマの挙動や運動性能に大きくかかわる重要な要素でもある。
さらに、新開発の電子制御AMGリミテッド・スリップ・デフを装備し、トレッドを前20mm、後24mm拡大。サーキットでの走行性能を大きく高めるために、スプリングおよび電子制御ダンパー(2段階切替式)に専用チューニングを施したAMG RIDE CONTROLパフォーマンスサスペンションを装備。また、専用のフロントハブキャリアやフロントスタビライザーや、70kgもの軽量化をするなど、優れたトラクション性能やコーナーリング性能を実現した。
ブレーキには卓越した制動力と、高い安定性を確保したAMGカーボンセラミックブレーキを標準装備。硬度を高めることで、熱安定性を強化するとともに、約40%軽量化されている。ホイールには超軽量鍛造技術により4kg軽量化した専用マットブラックペイント19/20インチAMG 10スポークアルミホイールを採用。これらの手法により、バネ下重量が大幅に軽減され、よりダイレクトなステアリングレスポンスが得られるようになった。
これほど大幅なチューニングが施されていることを考えると、走行したフィーリングは、まったく別物のクルマに感じるほどだろう。そんな特別なマシンとなったメルセデス・ベンツSLS AMGブラックシリーズを手に入れることができる幸せなユーザーは、国内ではわずか25名だ。
■新車評価はCORISM
メルセデス・ベンツSLS AMG ブラックシリーズ価格、スペックなど
<特別装備>
・専用マットブラックペイント19/20インチAMG10スポークアルミホイール(鍛造) & AMGカーボンセラミックブレーキ
・専用アジャスタブルカーボンファイバーリアウイングスポイラー
・専用カーボンファイバーフリックス
・専用AMGデュアルクロームツインエグゾーストエンド
・AMGカーボンファイバードアミラー
・AMGカーボンファイバーステップカバー
・AMGパフォーマンスメディア
・Bang & Olufsen BeoSound AMGサウンドシステム
代表グレード | メルセデス・ベンツSLS AMG ブラックシリーズ(参考値) |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4,646×1,977×1,264mm |
ホイールベース[mm] | 2680mm |
トレッド前/後[mm] | 1,700/1,674mm |
車両重量[kg] | 1,550kg |
総排気量[cc] | 6,208cc |
エンジン最高出力[ps(kw)/rpm] | 464〔631〕/7,400rpm |
エンジン最大トルク[N・m/rpm] | 635〔64.8〕/5,500rpm |
ミッション | 7速AT |
タイヤサイズ | F:275/35 ZR19 R:325/30 ZR20 |
燃費 | JC08モード 非公表 |
定員[人] | 2人 |
税込価格[円] | 32,500,000円 |
燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
レポート | 編集部 |
写真 | メルセデス・ベンツ |
この記事に関連するニュース
-
1000万円超え!? 新型「小さな高級車」公開! 400馬力超え“直4ターボ”も用意!? 内装も超オシャレな「GLA」発売
くるまのニュース / 2024年4月4日 21時10分
-
585馬力のV8ターボ搭載!? 新型「最強スポーツクーペ」発表! 初の全面刷新で斬新「“可変”パーツ」搭載の「GTクーペ」発売
くるまのニュース / 2024年4月3日 22時10分
-
メルセデスAMG『GTクーペ』新型が日本上陸…トップパフォーマンスモデル
レスポンス / 2024年4月3日 12時15分
-
2.0Lエンジンで最大680馬力! 全長4.8m級の新型「ハイパフォーマンスSUV」発売! 極太トルクがスゴすぎる“流麗ボディ”の新「GLC63 S Eクーペ」登場 1811万円
くるまのニュース / 2024年4月1日 22時10分
-
メルセデスAMG『G63』に改良新型、585馬力ツインターボを電動化
レスポンス / 2024年3月28日 7時30分
ランキング
-
1楽天グループ、決済アプリを統合 ペイペイ経済圏に対抗
共同通信 / 2024年4月18日 17時41分
-
21ドル=154円 円安で家計負担は「11万円増」試算も 「電気」「都市ガス」負担軽減措置打ち切りで家計に打撃
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月18日 17時13分
-
3いなば食品、入社辞退者が憤る内定後の『一般職採用です』告知「ボロ家」よりも許せなかったこと「待遇わからず」「想定していた働き方と全然違う」
NEWSポストセブン / 2024年4月17日 7時15分
-
4円安の流れはしばらく継続?
為替の見通しや介入の有無を徹底解説Finasee / 2024年4月19日 7時0分
-
5野菜高騰 ニンジン2倍、キャベツやきゅうりも1.5倍 連休前には落ち着く…?
日テレNEWS NNN / 2024年4月18日 21時4分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください