ココロトキメク車を探して2013・・・東京モーターショー2013探訪記(その3)【ヤマハ モティフ編】【特集・コラム:イベント・モーターショー】

CORISM / 2013年12月17日 1時12分

ヤマハ モティフ

二輪の雄が満を持しての四輪車投入!?新たな自動車メーカー誕生なるか!?

 今回の東京モーターショーのテーマは「世界にまだない未来を競え」。そのショーの中で、最も未来を感じたのがヤマハ モティフ。そう、もしかすると日本でまたビッグな自動車メーカーが誕生するかもしれないのです。

 ヤマハと言えばもちろん、二輪車で世界的に名の知られた日本の輸送機メーカー。実は自動車でも、名車「トヨタ2000GT」の開発・生産をトヨタと共同で行ったり、「スープラ」に搭載された「REAS」というサスペンションを開発したりと市販車にいろんな関与をしている他、F1にもかつてエンジンサプライヤーとして参戦し1997年にはあわや優勝!(結果は惜しくも2位)というところまで行ったりするなど、縁の下の力持ち的にいろいろ活躍をしてきました。

 そんなヤマハも、自社ブランドの車を手掛けたことはこれまでなかったのでした。いや正確にいうと1990年代初め、F1エンジンを積んだ「OX99-11」というスポーツカーを発表したことがあります。「マクラーレンF1」と同じように運転席が真ん中にあり、お値段が1億円以上するというというスーパーカーでしたが、バブル景気がはじけたことにより残念ながら発売には至りませんでした。

各所にヤマハらしいこだわり満載! F1源流のボディで人機一体感を実現!

 そのヤマハが今回のモーターショーを機に満を持して発表したのが、この「モティフ」。「OX99-11」とはガラリと異なり、エコなスモールカーといった風情の車です。しかし、単なるエコカーでは終わらせないヤマハのこだわりが随所に現れているのを感じました。

 まず、感心したのは内装。ゴテゴテしたいやらしさのないスッキリとしたデザインですが、操作パネルのスイッチ類は高級オーディオを思わせる格調高さ! 光沢のある分厚いロータリースイッチが、今までの車とは一線を画す特別感を演出しています。

 そしてボディは、このクラスでは初という4輪独立懸架のサスペンションを採用。鋼管パイプと複合材料を組み合わせた軽量・高剛性・高強度なスケルトンフレーム(i-Streamコンセプト)とあいまって、優れた操縦安定性と安全性を実現しているそうです。

ガソリンエンジン車あり! モーターサイクルに通じる走りの楽しさに期待高まる!

 パワートレインは、リアに搭載しリアタイヤを駆動するRR方式。昨今のパーソナル・モビリティ・ビークルらしく電池とモーターによるEVユニットを用意しますが、それだけにとどまらずレンジエクステンダー・ユニットやハイブリッド・エンジンも搭載可能。

 そして、うれしいのはヤマハ開発のガソリンエンジンも搭載ユニットの一つとして挙げられていること! ここにも「人機一体感」という言葉を掲げドライビングプレジャーを追求するヤマハのこだわりを感じました。

 モティフは、スケルトンフレームのおかげでボディバリエーションもいろいろ増やしていきやすいそうです。「RRだからスポーツカーフォルムなんかいいだろうな。でもこの2ドアの出品車両もファニーだけどちょっとカッコイイ気がするなー」と思ってボディサイドをよく見ると「ゴードン・マーレー・デザイン」というエンブレムが!

 なんと、マクラーレンF1を設計した元F1デザイナー、ゴードン・マーレー氏率いる会社がデザインした車だったのでした。「これゼッタイ発売してほしい!」そう思ったのはきっと私だけではなかったはず、だと思います。

(レポート:堂島昭)

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