マツダ デミオ試乗記・評価 パワフルさはもちろん、ディーゼルなのに、振動をほとんど感じさせない完成度の高さが魅力的!【レビュー:マツダ】

CORISM / 2014年11月11日 21時21分

マツダ デミオ

優れたデザインだが、ナビと質感に物足りなさが・・・

 1.5Lのクリーンディーゼル エンジンを搭載し話題となった新型マツダ デミオ が発売され、箱根の芦ノ湖スカイラインなど、一般道で試乗した。

 新型マツダ デミオの外観デザインは、すでに以前から公開されているマツダの魂動 デザインの集大成ともいえるもので、なかなか良くできている。アテンザやアクセラと違ってボディが小さいので、デザイン的な余裕が小さいはずだが、デザイン的な密度感のようなものがうまく表現されているように思う。ただし、個人的な好みを言うと、グリルの開口部の大きさがダメで、もう少し控えめな感じが良いと思う。

 そして、新型マツダ デミオのインテリアは、デザイン的にかなり斬新な手法が使われている。運転席のタイト感と、助手席側の開放感とが好対照を成すデザインとなっている。ただ、質感に関しては物足りなさもある。またアクセラ に続いてマツダコネクトが採用された。いろいろと改善されているものの、カーナビの仕様に物足りなさが残るのは、相変わらずといった感じである。

コンパクトカーなのに、BMWより静かで低振動なクリーンディーゼルエンジンの実力!

 新型マツダ デミオの1.5Lのディーゼルエンジンを搭載したモデルは、とても良く走る。AT車はガソリンの1.5Lエンジン並みの最大出力77kWを4000回転で発生し、最大トルクは2.5L車並みの250N・mを1500回転から2500回転で発生するから、低速域からしっかり力強く走る。この余裕ある走りは、とても高く評価できるものだ。

 新型デミオは、そんなに強くアクセルを踏み込まなくても良く走るし、とても力強くパワーが盛り上がってくる。ディーゼルエンジンとは思えないっほどスムーズで、5000回転まで一気に吹き上がっていく感じがある。回転数の上限が抑えられているディーゼルだから、レヴリミットまで吹き上がるのも早いといった感じだ。

 振動や騒音の性能に優れるのも新型デミオのディーゼルの良い点だ。アイドリング中の車外音を聞くと、高圧噴射のコモンレールディーゼルらしい音が聞こえるものの、運転席に座っているとそれもほとんど気にならない。振動も含めてとても良く抑えられていて、間違いなく私が普段乗っている同じクリーンディーゼル車であるBMW320d よりも静かである。

 また、アイドリングストップに入りやすく、停止状態から再始動するときのスムーズさも、同様にBMW320dよりもスムーズである。新型デミオのディーゼルに乗ると、320dが振動や騒音の面では古典的なディーゼルであるように思えてくるほどだ。

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