日産GT-R試乗記・評価(2014年モデル) 去年までJKの18歳初心者マーク女子が、550馬力のスーパーカーを初体験!【レビュー:日産】

CORISM / 2014年12月18日 16時45分

日産GT-R

GT-Rの弱点発見! まさか、マグネットの初心者マークが貼れない?

 こんにちは、海野良子 です! まだまだ、初心者マーク状態なのですが、なんとなんと、私の念願の夢がかないました!!

 今回、試乗したのは日産GT-R です!! 初心者マークの私が、いきなり550馬力の日産GT-Rのハンドルを自分の手で握るわけです。私は元々スポーツカー 好き、さらにGT-R好きということもあり、うれしさと緊張で心臓はドキドキ。ちょっと、手だって震えてきちゃったりしました。

 試乗するに当たり、初心者なので磁石の初心者マークをボディに張ろうとしたところ…、するすると落ちてしまい張れません! なんで? どうして? 初心者マーク貼れないと走れないじゃん! 悩んでいたら、お目付け役の編集長が「GT-Rの外板パーツ、ほとんど鉄は使ってないからね」と。なるほど! アルミやカーボンといった軽量素材を使って軽量化しているんですね! と、いうことで、急遽フロントウインドウとリヤウインドウに貼るタイプに変更です。

スカイライン、GT-Rの言葉に妙にこだわる18歳女子の心境とは?

 私が日産GT-Rを好きな理由は、何と言っても迫力満点のスタイルです。子供の頃から父の影響でスカイライン好きということもあって、日産スポーツモデルの象徴であったスカイラインGT-R も大好きでした。スカイラインの名前が外されて、GT-Rになったとはいえ、私にとってGT-RはスカイラインGT-Rと同じなんです。

 スカイラインとは名乗らなくなりましたけど、伝統の丸型4灯テールランプなど歴代スカイラインを感じさせる部分が、私の一番のお気に入りです。

 日産GT-Rに搭載されているエンジンは、VR38DETT型3.8L V6ツインターボエンジンです。エンジンルームを見たときの印象は生物で言う心臓みたいな感じがしました。550馬力、632Nmという大出力です。最高速度は300㎞/hオーバーという実力。女っぽくないって言われそうですが、こんなモンスタースペックにドキドキします。今回の試乗では無理ですが、機会があれば人生で一度は300㎞/hを体感してみたいものです!

想像以上? GT-Rの乗り心地!(ランボルギーニ ガヤルド比)

 さて、念願の試乗です。試乗したのは、箱根ターンパイク。道幅も広く、中高速のカーブが多く、急勾配が続く道路です。とても気持ちよく走れる道路で、クルマ好きなどが多く訪れ走りを楽しむというのも納得です。

 初心者マーク1人を完全放置でGT-Rを乗せることはできないということで、助手席にお目付け役を同乗させてスタート! 6速デュアルクラッチトランスミッションを操作するシフトノブ手前のスターターボタンを押すと、少し乾いたクランキング音がして550馬力を発生するV6 3.8Lツインターボエンジンが目を覚ましました。低音の「グオォォオー」というアイドリング音を聞いただけで、私のテンションはマックスです!

 シフトレバーをDレンジに入れると、助手席にいるお目付け役から「お願いですから、アクセルはゆっくり踏んでください」との声が。ええ、もちろん、ユックリ踏みますよ。私だって、ちょっと怖いんですから!

 自分のクルマではありえないくらい神経を使って、少しずつアクセルを踏み込んでいくと、ミッションあたりからガシャガシャ音を鳴らしながらGT-Rはゆっくりと前に進み出しました。隣でお目付け役がうるさいので、せいぜいアクセルを3分の1くらいしか踏めませんでしたが、2000回転くらいからターボが効き始め力強く加速する印象でした。

 一般道で日産GT-Rのアクセルを全開にできる場所はそうないと思いますが、早く運転が上手くなってGT-Rの実力が分かるくらいになりたいです。別の機会に、サーキットで助手席に同乗したときの加速はもう早過ぎ! 首がグンと後ろにもっていかれるくらい。この加速感は初めての体験でした。

 想像していたより良かったのが乗り心地でした。私が乗ったモデルから、乗り心地や静粛性が良くなったそうです。それでも、普通のセダンやミニバンと比べればロードノイズや排気音などは大きく、乗り心地もカタイです。でも、GT-Rってスーパーカー ですよ。300㎞/h以上出ちゃうんですよ。私はこれくらい全然、へっちゃらでした。以前、ランボルギーニ ガヤルドの取材時に助手席に乗せていただきましたが、イタリアのスーパーカーの方が、もっと荒々しく感じました。

路面にピッタリ張り付くようなGT-Rのドライビングフィールにうっとり!

 箱根近辺を約2時間以上、ドライビングを教えてもらいながら走りました。だんだん慣れてくると、今までの自分では信じられないくらいのスピードでカーブも曲がれるようになりました。自分のクルマではとても曲がれないというようなスピードでもGT-Rなら楽々曲がります。まるで、地面にクルマが張り付いているような独特な感覚です。カーブを曲がっているときも、クルマが大きく傾くというより、クルマが横に引っ張られているようなものでした。

 女子的には、ハンドルが少し重かったのですが、操作に対してクルマが俊敏に動く感覚は感動的でした。また、ブレーキの感覚も普通のクルマとは違いました。普通のクルマは、前のサスペンションが沈み、前のめりになることが多いのですが、GT-Rはクルマそのものが地面に押し付けられる感覚と言うのでしょうか、止まることすら違ってビックリです。

 こうした性能は、ビルシュタイン製のダンパーやブレンボ製のブレーキなど、性能と高い部品だけ揃えればよいというだけでなく、GT-Rのもつ強靭なボディがあるからだと教えてもらいました。スポーツの世界も体の体幹を鍛えるというトレーニングがさかんだと言います。クルマも基本となるボディが大切なんですね。

普通の女子にでもGT-Rは運転できる!

 まだまだドラテクは未熟なんですが、長い時間乗っていると少しずつですが、自分のイメージ通りにクルマが動くようになってきたような気がしました。これがきっとクルマとの一体感なんですね。1750㎏という重いものに乗っているとは思えないほどでした。

 日産GT-Rの風貌は、まさにスーパーカー、クルマの中の王様のようです。王様は全幅が1895mmもあり、なかなかワイドです。私のような初心者マークでは、ちょっと市街地では持て余す感じです。クルマが大きいせいもあって、小回りは苦手。やっぱり、近所のスーパーに買い物へ的なクルマではありません。

 でも、私はそんな不便さはどうでもいい! と、思います。だって、走るため、楽しむためのもの! 普通のクルマでは味わえないものを追求したのですから、多少の不便さなんて気になりません。むしろ、その不便さが特別なクルマに乗っていることの証かもしれないと思うのです。

 ただのスポーツカー好きの戯言かもしれませんが、女子だって少し運転が上手くなればGT-Rに普通に乗れる! そんな妙な自信だけは持てました。やっぱり、スポーツカー大好きです!

日産GT-R 2015年モデル価格、燃費、スペックなど

■日産GT-R価格
・GT-R Pure edition 9,477,000円 
・GT-R Black edition 10,400,400円 
・GT-R Premium edition 10,587,240円 
・GT-R Track edition engineered by NISMO 11,700,720円 

代表グレード 日産GT-R GT-R Premium edition
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4,680×1,895×1,370mm
ホイールベース[mm] 2780mm
トレッド前/後[mm] 1,590/1,600mm
車両重量[kg] 1,750kg
総排気量[cc] 3,799cc
エンジン最高出力[Kw(ps)/rpm] 404(550)/6400
エンジン最大トルク[N・m(㎏-m)/rpm] 632(64.5)/3200-5800
ミッション 6速デュアルクラッチトランスミッション
タイヤサイズ F:255/40 ZRF20、R:285/35 ZRF20
燃費 JC08モード 8.7km/L
定員[人] 4人
税込価格[円] 10,587,240円
燃料 無鉛プレミアム
レポート 海野良子
写真 編集部

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