スバル レヴォーグ新車情報・購入ガイド やや買い得感がある特別仕様車「1.6GT EyeSight V-SPORT」登場!
CORISM / 2019年1月4日 1時4分
日本マーケットを重視したワゴンがレヴォーグ
スバルは、スポーツワゴンのレヴォーグに特別仕様車「1.6GT EyeSight V-SPORT」を設定し発売を開始した。この特別仕様車は、上級装備と先進予防安全装備を標準装備化している。
スバル レヴォーグは、2014年に登場したワゴンモデルだ。一昔前は、レガシィがスバルの代名詞ともいえる存在だった。しかし、スバルは北米マーケットの意向を重視し、レガシィのボディサイズはドンドンと肥大化。北米で人気モデルへと成長。
しかし、日本マーケットでは扱いにくいサイズになっていく。こうした傾向と比例するように、レガシィの国内販売台数は減っていった。
そこで、登場したのがレヴォーグだ。日本での使い勝手を重視したボディサイズをもち、燃費や走りにもこだわった。
売れ筋グレードのエンジンは、FB16型水平対向4気筒1.6Lターボ。いわゆるダウンサイジングターボエンジンで、170ps&250Nmを発揮。燃費は16.0㎞/Lとなった。国内では、ハイオクガソリン仕様が嫌われるため、レギュラーガソリン仕様となっていてるなど、ほぼ国内専用車となった。
2018年度上半期、やや販売台数が落ちてきたレヴォーグ。その訳とは?
2018年度上半期の新車販売台数ランキングでは、40位となった。前年比は71.3%となり、随分販売台数が落ちた印象がある。これは、レヴォーグそのもの新鮮味が減ってきたことが大きな要因。
ただ、それだけではなく、スバルの営業力がフルモデルチェンジしたフォレスターに向いてしまったのも、販売台数が大幅に落ちたひとつの理由でもある。そこで、販売歳数の底上げを狙いお買い得感をプラスしたモデルである特別仕様車レヴォーグ 1.6GT EyeSight V-SPORTが投入された。
上級装備を標準装備化し、やや買い得感のある価格設定とした特別仕様車レヴォーグ「1.6GT EyeSight V-SPORT」
特別仕様車レヴォーグ「1.6GT EyeSight V-SPORT」は、「1.6GT EyeSight」をベースとした。スバルの60周年記念特別仕様車でもある。
ベース車となるレヴォーグ1.6GT EyeSightには、歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「アイサイト」が標準装備化されており、優れた安全性能をもっている。ただ、後側方の車両を検知し警報を発するスバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)やハイビームアシストがオプションと、300万円前後の高級車としては、やや物足りない部分もあった。特別仕様車レヴォーグ 1.6GT EyeSight V-SPORTは、こうした装備を含んだアイサイトセイフティプラスを標準装備化し、安全性能をより引き上げている。
また、足回りには、ビルシュタイン製ダンパーと18インチアルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)を装備した。
エクステリアには、LEDヘッドランプ(ブラックベゼル)やダークメッキ加飾+ブラック塗装フロントグリル、インテリアには運転席8ウェイパワーシートとアルミパッド付スポーツペダルを装備。よりスポーティな内外装となっている。
ボディカラーには、「STI Sport」にのみ設定していた外装色、WRブルー・パールを採用。特別感をアピールしている。
装備類はレヴォーグ1.6GT-S EyeSightに類似
この仕様を見ると、スバルはレヴォーグ1.6GT EyeSightをベースにしているとしているが、むしろ上級グレードの1.6GT-S EyeSightをベースにしているといっていい。装備類は、かなり1.6GT-S EyeSightに酷似している。どちらかというと、1.6GT-S EyeSightにアイサイトセイフティプラスなどを標準装備化した印象が強い。
特別仕様車レヴォーグ 1.6GT EyeSight V-SPORTの価格は3,078,000円。装備が類似する1.6GT-S EyeSightの価格が3,078,000円と同じだ。1.6GT-S EyeSightには、アイサイトセイフティプラスがオプションで162,000円。ざっくりまとめると、この162,000円分程度がお買い得ということになる。
値引き次第では、1.6GT-S EyeSightという選択もあり!
では、特別仕様車レヴォーグ 1.6GT EyeSight V-SPORTと通常グレードの1.6GT-S EyeSight、どちらを選ぶかということになる。特別仕様車レヴォーグ 1.6GT EyeSight V-SPORTの方が、ややお買い得なので、値引きが同じなら特別仕様車レヴォーグ 1.6GT EyeSight V-SPORTがお得になる。
しかし、お買い得な特別仕様車は値引きが渋くなる傾向ある。1.6GT-S EyeSightに装備差分のアイサイトセーフティプラスをオプション選択し、値引きが特別仕様車以上になるのであれば1.6GT-S EyeSightを選ぶほうが良いだろう。
レヴォーグの値引きを引き出すためには、やはりライバル車との競合が必須。しかし、国産モデルでレヴォーグのライバル車になるモデルは存在しない。そのため、やや価格帯が異なるがフォルクスワーゲン ゴルフヴァリアントなどと競合させるといいだろう。
スバル レヴォーグ 特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORT価格
・1.6GT EyeSight V-SPORT 3,078,000円
スバル レヴォーグ 1.6GT EyeSight V-SPORTの主な特別装備
・ 18インチアルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)&225/45R18タイヤ
・ ビルシュタイン製ダンパー(フロント倒立式)
・ フロント17インチ2ポットベンチレーテッドディスクブレーキ
・ LEDハイ&ロービームランプ(ブラックベゼル)
・ コールドウェザーパック[フロントワイパーデアイサー/フロントシートヒーター]
・ アルミパッド付スポーツペダル
・ メッキ加飾付フロントグリル(ダークメッキ+ブラック塗装)
・ ブラックカラードドアミラー
・ アイサイトセイフティプラス(運転支援)
[スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)/ハイビームアシスト(自動防眩ルームミラー付)]
・ アイサイトセイフティプラス(視界拡張)[フロント&サイドビューモニター]
スバル レヴォーグ試乗記・評価一覧
スバル車新車情報・購入ガイド一覧
ワゴン車新車情報・購入ガイド一覧
この記事に関連するニュース
-
スバル「“新”レガシィ」発表! めちゃカッコいい「スポーティセダン」に人気アイテム装着! 爆速仕様も米で登場
くるまのニュース / 2024年4月13日 17時10分
-
スバル“最新”「レガシィ」登場! 全長4.8m級ボディにめちゃ「スポーティデザイン」がカッコイイ! 「レガシィ セダン」米展示に反響
くるまのニュース / 2024年4月12日 11時10分
-
スバルが“新”「スポーツSUV」発表! 上質ブラック内装×精悍ブルー採用! 特別な「フォレスター」385万円
くるまのニュース / 2024年4月11日 11時0分
-
トヨタ カローラシリーズ新車情報・購入ガイド スポーティな特別仕様車「ACTIVE SPORT」新投入!
CORISM / 2024年4月5日 18時7分
-
スバル「フォレスター」買うなら“新型モデル”を待つべき?成熟しきった“現行モデル”を選ぶ価値はどこにある?
くるまのニュース / 2024年3月30日 10時10分
ランキング
-
1道の駅に出没した“ぶつかりおじさん”。証拠を突きつけると「警察にだけは言わないで」と泣きついてきて…
日刊SPA! / 2024年4月17日 15時53分
-
2結婚式当日に体調不良に……用意していたご祝儀はどうすれば良い? 【冠婚葬祭のプロが解説】
オールアバウト / 2024年4月17日 20時35分
-
3「我が家よりデカい」東名高速の「超巨大看板」が話題に!? “日本最大級”サイズになる納得の理由も 一体何が書かれているのか
くるまのニュース / 2024年4月17日 14時10分
-
4「死者数だけが非常に多い」東京の交通事故“異常事態”なぜ? “ヤバイ事故”増加か
乗りものニュース / 2024年4月17日 9時42分
-
5免許の「更新講習」がオンライン化! 「ゴールド免許」以外でも対象、エリアは? 反響は? 24年末にエリア拡大へ
くるまのニュース / 2024年4月16日 9時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください