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メルセデス・ベンツGLC350e 4MATICクーペ新車情報・購入ガイド なんと700Nm! スポーツPHEV誕生!

CORISM / 2020年5月16日 19時19分

メルセデス・ベンツGLC 350 e 4MATIC クーペ

 

PHEVのGLC350e が新登場


メルセデス・ベンツGLC 350 e 4MATIC クーペメルセデス・ベンツは、ミドルサイズSUVのGLCクーペに、EQ POWER(プラグインハイブリッド)の四輪駆動モデルであるGLC350e 4MATICクーペを追加し発売を開始した。

現在のメルセデス・ベンツは、SUV系の車種にはGLが付くことが基本。さらに、それに続くアルファベットの文字がクラスを表す。つまり、GLCはCクラスに相当するモデルであることを意味し、基本プラットホームや基本コンポーネンツなども、そのクラスのものが使われる。

今回のGLC350eクーペは、Cクラス系の基本プラットホームを使ったSUVモデルで、3.5L級のエンジンに相当するパワートレーンを持つことから350の数値が付いている。

さらに、流れるようなルーフラインを持つ外観デザインを採用することからクーペと呼んでいる。今回は、EQ POWER(プラグインハイブリッド)モデルであることから“e”の文字もプラスされているというわけだ。

さてGLCだが、以前はCクラス系のSUVとしてGLKと呼ぶモデルが存在した。当時のプラットホームでは右ハンドル車が作れないという問題を抱えていたモデルだったが、比較的コンパクトなSUVとして一定の人気を得ていた。

それが、2016年2月 フルモデルチェンジでGLCに変更され、バリエーション展開のモデルとしてのGLCクーペが2017年2月に発売されている。

2019年10月には、GLCとGLCクーペが一緒にマイナーチェンジを受け、内外装のデザインに変更を加えるとともに、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンす)や、最新の運転支援装備を搭載するなどの改良が行われている。そして、今回2020年4月にプラグインハイブリッド車を追加することになった。

メルセデス・ベンツGLC 350 e 4MATIC クーペ

 



 

エコなのに、スポーツカー顔負けの動力性能


メルセデス・ベンツGLC 350 e 4MATIC クーペ先にマイナーチェンジを受けているだけに、今回のプラグインハイブリッドの追加では、内外装のデザインなどには変更は加えられていない。基本的に新しいパワートレーンが追加されただけと考えていい。

搭載されるエンジンは、直列4気筒2.0Lのターボ。最高出力155kW(211ps)、最大トルク350N・mを発生する。これに、メルセデス・ベンツの最新世代のプラグインハイブリッドシステムを組み合わせている。

駆動用のモーターは、90kW(122ps)、440N・mの動力性能を発生し、13.5kWhの容量を持つリチウムイオン電池を搭載することで、従来のシステムよりもモーターアシストが向上し、システムとしての総合的な性能は最高出力が235kW(320ps)、最大トルクが700N・mに達している。

この320ps&700N・mという出力は、超パワフル。最大トルクに関しては、もはや自然吸気7.0L級。メルセデスAMG GLC63Sと同等のトルクだ。

しかも、モーターはアクセルを踏んだ瞬間から440N・mという最大トルクを発揮。そのため、GLC350eクーペは、かなり豪快な瞬発力を誇るモデルといえる。さらに、モーターはターボエンジンとの相性がよい。ターボラグをモーター補うので、アクセルレスポンスのよい爽快な走りが楽しめる。

このように、PHEVだからと言って、このGLC350eクーペをエコモデルと思ってはいけない。スポーツカーも顔負けの動力性能をもっているのだ。

GLC350e 4MATICクーペは、時速130kmまでモーターのみで走行することができる。電気自動車のように使用することも可能だ。また、電気モーターのみで走行可能な航続距離は45.2km(EV走行換算距離)を達成している。走行燃費は、 WLTCモードで12.4km/Lとなった。45.2kmものEV走行ができれば、通勤や送迎、買い物といった使い方であれば、ほぼガソリンを使わない生活が可能になる。

GLC350eクーペで注目されるのは、インテリジェントアクセルペダルだ。これは「プレッシャポイント機能」を備えており、EVモードで走行しているとき、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点しらせる機能。アクセルペダルの抵抗を増して、ドライバーに知らせるもの。これによって、ドライバーがアクセルを踏み過ぎるのを抑え、無駄なエネルギーの消費の少ないドライビングを実現する。

メルセデス・ベンツGLC 350 e 4MATIC クーペ

 



 

PHEV購入ハードルを下げる数々のサービスを用意


メルセデス・ベンツGLC 350 e 4MATIC クーペ日本マーケットでは、こうした輸入PHEVの普及が進んでいない。日本ではハイブリッド車が中心であることや、輸入PHEVは高価なこと、そして充電設備工事などが必要なことが理由になっている。

そこで、メルセデス・ベンツはGLC350eクーペの購入者に対しては、6.0kW(30A)対応の交流普通充電器本体が無償で提供。充電器の設置にかかる費用負担を軽減するため、10万円のサポートも行われる。車両本体以外の負担軽減をすることで、PHEVへのハードルを下げ購入しやすくしている。

さらに、充電サービス「Mercedes me Charge」に、普通充電器(AC)が定額で利用できる「Mercedes me Charge AC」を新たに導入。月額基本料金3000円(税込)を払うことで、全国に約15000基あるNCS(合同会社日本充電サービス)加盟の普通充電器が無料で使えるようになる。

メルセデス・ベンツGLC 350 e 4MATIC クーペ

 



 

メルセデス・ベンツGLC 350 e 4MATIC クーペ 価格


メルセデス・ベンツGLC350eクーペは右ハンドル車だけの設定で、車両本体価格は922万円。GLCクーペのディーゼル車はGLC220d 4MATICクーペが721万円で、ガソリン車のGLC300 4MATICクーペが807万円だから、ディーゼル車に対しては200万円以上、ガソリン車に対しては100万円以上高い設定となる。

 



 

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