台湾土産にすべき実力派お菓子7選 こだわり素材のクッキーやチョコも!

CREA WEB / 2019年7月15日 15時0分


GREEN & SAFEの「紅玉紅茶蛋捲」。

 台湾のお菓子と言えば、パイナップルケーキやミルクヌガーを思い浮かべる方が多いことでしょう。

 このシリーズでも何度か取り上げてきましたが、いずれもアイデア豊富な台湾の人たちによって支えられ、見事な進化を遂げています。

 バラエティに富んだ台湾菓子ですが、今回は素材にこだわり、手間をかけて作られたこだわりのお菓子をいくつか集めてみました。

 友人や同僚、家族へのお土産に、または、帰国後に台湾旅行の思い出を楽しむために、購入してみてはいかがでしょうか。

クッキータイプの軽やか食感!
和菓子屋さんのパイナップルケーキ

◆滋養豆餡舗の「鳳梨酥」
10個入り 495元、5個入り 265元


 レトロな家並みが残る迪化街にある和菓子屋さん。先代オーナーが日本で和菓子作りをじっくり学んできたという正統派の店です。

 そんなお店で注目を集めているのが「鳳梨酥(パイナップルケーキ)」。ここのものはクッキーのような生地でパイナップル餡を挟んでいる独自のスタイルです。

 美味しさの秘訣は生地の内側をホワイトチョコレートでコーティングしていること。これにより、生地のサクサク感を持続できるのだそう。

 餡は「金鑽鳳梨」というパイナップルと冬瓜を5時間かけて煮詰めたもの。

 酸味と甘みが程よく絡み合い、滑らかな舌ざわりがたまりません!

 添加物を一切含んでいないので、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

滋養豆餡舗
(ツーヤントウシエンプー)

所在地 台北市大同區迪化街一段247號
交通 MRT大橋頭駅1番出口から徒歩約10分
電話番号 02-2553-9553
営業時間 9:00~19:00
定休日 無休
https://www.wagashi.com.tw/

甘くてしょっぱい不思議な味わい!
アヒルの塩漬け卵を用いたクッキー

◆富錦樹の「富蛋」
12枚入り350元


 台湾の家庭料理にはアヒルの塩漬け卵「鹹蛋」がよく用いられます。旅行中に、この「鹹蛋」とゴーヤを炒めた料理を食べたことがあるという方も少なくないはずです。

 人気セレクトショップの「富錦樹」では「鹹蛋こそが台湾の味」と考え、これを用いたクッキーを開発しました。

 企画から製造までに1年の歳月をかけ、2018年11月から販売が開始された新商品です。

 ここでは素材を厳選し、清冽な水と澄んだ空気で知られる宜蘭の「桜桃鴨(チェリバレー種ダック)」の卵を使用しています。

 一口食べると口全体にリッチな香りが広がります。お値段は少々張りますが、パッケージが凝ったデザインなので贈答用に喜ばれそうです。

富錦樹 Fujin Tree 355
(フーチンシュー)

所在地 台北市松山區富錦街355號
交通 MRT松山機場駅3番出口から徒歩約8分
電話番号 02-2765-2705
営業時間 12:00~20:30(土・日曜 11:30~)
定休日 無休
http://www.fujintree355.com/
※併設のカフェ「富錦樹咖啡 富錦店」や系列レストラン「富錦樹台菜香檳」(台北市松山區敦化北路199巷17號)、華山1914文化創意産業園區内にある「小日子商号 華山店」(台北市中正區八德路一段1號)」でも購入可。

台湾産コーヒー豆とカカオ豆使用
その名も「食べるコーヒー」

◆土生土長の「COFE bar」
320元~


 台湾を代表する自然食品ブランド「土生土長」では、代表の顧瑋さんが常に新商品の開発に勤しんでいます。2018年に新たに登場した「COFE bar」もその一つ。

 一般的なチョコレートはカカオマス、ココアバター、砂糖が主原料になりますが、これはココアバターと氷砂糖、そしてコーヒー豆だけを用いています。

 ココアバターは台湾産の新鮮なカカオ豆から低温で搾り取ったもの。コーヒーの味がより濃厚に感じられ、コーヒー好きにはたまりません。

 種類は3種類で、屏東県三地門にある石頭農園、南投県国姓にある向陽農園、嘉義県阿里山にある卓武山農園のコーヒー豆を使用しています。

 コーヒー豆の焙煎方法もそれぞれ異なるので、「COFE bar」の味にも違いが出てきます。

 屏東産のものは深みがあり、南投産のものはトロピカルフルーツのよう。そして、阿里山産のものはまろやかな甘さが感じられます。

 こうした違いを楽しめるのも嬉しいところです。

土生土長
(トゥーセントゥーツァン)

所在地 台北市中正區金山南路一段81-4號
交通 MRT東門駅2番出口から徒歩約5分
電話番号 02-2356-4650
営業時間 11:00~20:00
定休日 不定休
https://www.facebook.com/ontheground.taiwan/
※大稲埕にある系列の喫茶店「COFE bar(大同區迪化街一段248號)」でも購入可

素朴だけど奥深い味わい
手作りシナモンクッキー

◆手天品の「如意捲」
80元


 手天品は観光客で賑わう永康街から少し南へ進んだ潮州街にあるベーカリーです。

 店構えが小さいのであまり目立ちませんが、地元客だけでなく、日本の台湾好きの間でも、手作りパイナップルケーキとクッキーが高い評価を受けています。

 特におすすめしたいのがシナモンクッキー。これは3日間かけて作るというこだわりの一品。

 1日目に生地を冷蔵庫で寝かせ、翌日にシナモンと赤砂糖を練り込み、生地を巻いてから冷凍庫に入れます。そして、3日目に一つ一つ成形し、オーブンで焼き上げるとのことです。

 シナモンの香りが濃厚で、サクッとした食感のクッキーは印象に残る風味を誇ります。また、防腐剤や人工色素などの添加物は使用せず、ケージに入れないで育てた鶏の卵を使用しているので安心して食べられます。

手天品
(ソウティエンピン)

所在地 台北市大安區潮州街188-1號
交通 MRT東門駅5番出口から徒歩約10分
電話番号 02-2343-5874
営業時間 9:00~20:00(金曜~21:00、土曜~18:00)
定休日 日曜
http://www.mashup.com.tw/naturecake/

台中生まれの小さくて
かわいいブラウニーが人気!

◆Chochocoの「小布朗尼」
1缶35個入り398元


 台湾では「食の流行は台中から生まれる」と言われることがあります。「Chochoco」も台中が発祥のチョコレートブランドです。

 10年ほど前に台中で創業し、2018年に台北の東区エリアに進出してきました。生チョコレートやケーキなどを主に販売していますが、お土産におすすめなのがミニブラウニー。

 原料にはベルギー産の70%チョコレートと100%カカオマス、さらにフランスの天日干しの塩を用いています。

 上品な甘さとふんわりとした食感が自慢で、食べ始めると、ついつい手が止まらなくなってしまう美味しさ。

 台湾のチョコレートブランドのレベルの高さが実感できるはずです。

Chochoco
(チョーチョコ)

所在地 台北市大安區大安路一段105號(大安店)
交通 MRT忠孝復興駅3番出口から徒歩約4分
電話番号 02-2711-3303
営業時間 13:00~20:30(土・日曜 12:30~20:00)
定休日 無休
https://www.chochoco.com/

台湾産紅茶の香りにホッとする
味わい深いエッグロール

◆GREEN & SAFEの
「紅玉紅茶蛋捲」
8本入り180元


 人気のオーガニックスーパー「GREEN & SAFE」。ここでは身体に優しいお菓子を数多く開発していますが、これもオリジナル商品の一つ。

 質の良い台湾産の「紅玉紅茶」と黒豚のラードを用いており、しっとりとした食感で、飽きのこない味わいとなっています。

 袋を開けると、紅茶の香りがほのかに漂い、ちょっぴりエレガントな印象です。

 ただし、口の中の水分を奪われやすいので、飲み物と一緒に楽しみましょう。できれば台湾産の紅茶を。

GREEN & SAFE
(グリーン・アンド・セーフ)

所在地 台北市大安區信義路二段158號2樓(東門店)
交通 MRT東門駅5番出口から徒歩約3分
電話番号 02-2341-6002
営業時間 9:30~21:00
定休日 無休
https://www.green-n-safe.com/
※その他、市内に6店舗あり。

スーパーフードの
レッドキヌア入りクッキー

◆里仁の「紅藜棒」
65元


 ここ数年、台湾では「紅藜」と呼ばれるレッドキヌアが人気を高めています。

 これは台湾の原住民族に古くから伝わる作物で、長らくアワ酒を醸造する際に用いられてきたと言われています。

 近年、その栄養価が注目され、かつ経済効果も期待できるということで、屏東県や台東県で積極的に栽培が進められるようになりました。

 レッドキヌアを用いたお菓子も多数開発されています。

 中でもこの「紅藜棒」はサクサクとした食感と蔗糖の優しい甘さがやみつきになります。大人にも子供にも喜ばれそうなお菓子です。

里仁
(リーレン)

所在地 台北市松山區南京東路四段143號(台北旗艦店)
交通 MRT台北小巨蛋駅から徒歩約4分
電話番号 02-8770-7288
営業時間 10:00~21:45(日曜~18:00)
定休日 無休
https://www.leezen.com.tw/


片倉真理 (かたくら まり)

台湾在住ライター。1999年から台湾に暮らし、台湾に関するガイドブックや書籍の執筆、製作に携わる。そのほか、機内誌への寄稿や女性誌のコーディネートなども手がけている。2011年に台湾で出版した中国語書籍『在台灣,遇見一百分的感動~片倉真理 旅的手記』(夏日出版社)のほか、共著に『食べる指さし会話帳・台湾』(情報センター出版局)、『台湾で日帰り旅 鉄道に乗って人気の街へ』(JTBパブリッシング)など。2018年4月20日に『台湾探見 Discover Taiwan-ちょっぴりディープに台湾体験』(ウェッジ)を刊行。

文・撮影=片倉真理

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