旬のウニから鯉料理まで! 「星野リゾート」で味わう夏の美食

CREA WEB / 2019年8月12日 8時0分

 季節感や地域の自然の恵みが、食を通して五感に響き渡る。

「星野リゾート」が各地に展開する宿泊施設の魅力のひとつ、それが地元の旬の食材をふんだんに使い、さらに見た目にも美しく洗練された料理が味わえることだ。

 今回はそんな「星野リゾート」の3つのホテルから、レストランのニューオープン&夏の限定メニューなど、今すぐチェックしたい新着情報をお届け!

北海道食材をイタリアン仕立てで
メインダイニングが登場!

◆星野リゾート トマム
◆星野リゾート リゾナーレトマム


メインダイニング「OTTO SETTE TOMAMU」の夏のコースメニューより、冷前菜「泡で包んだ毛ガニとフィノッキオの爽やかな香り」。夏に旬を迎えるオホーツク海の毛蟹本来の味を楽しめるよう、身をふんだんに使用。そして蟹の身に、蟹みそと昆布だしの軽やかな泡、フェンネルのピュレを合わせで爽やかな味わいに。

「ザ・タワー」「リゾナーレトマム」のふたつのホテルを中心に、四季を通して北海道を体感できるアクティビティが充実した「星野リゾート トマム」。

 この北海道最大級の滞在型リゾート、星野リゾート トマムに2019年7月1日(月)、メインダイニング「OTTO SETTE TOMAMU」が誕生した。


夏のコースメニューのメイン料理「牛フィレ肉の昆布包み焼き」。7~9月に大きく成長する昆布で牛肉を包み、竹炭の塩釜焼きで旨みを閉じ込めた1品。

 メニューのコンセプトは、イタリア語で“美食のカレンダー”を意味する“Calendario Gastronomico(カレンダリオ・ガストロノーミコ)”。

 オホーツク海、日本海、太平洋と特性の異なる3つの海に囲まれていること。

 そして大雪山系、日高山脈などの地形により、気候特性が地域で大きく異なることから、北海道は山と海の幸の宝庫といえる場所。食材の旬が、カレンダーを織り成すかのように多様性に富んでいる。

 そのためこのダイニングでは、リゾートを訪れるゲストにその時期のいちばんおいしい北海道ならではの食材を味わってほしいと、季節ごとのの極上食材を選び、旬のテイストを提供することに力を注ぐことを信条としている。

 北海道の大自然を享受した食材の数々が目にも美しい料理に昇華され、季節感あふれる独創的なイタリアンのコースを満喫することができるのだ。


小麦粉と卵黄で作るイタリア仕込みの手打ちパスタと、北海道産のウニとトマトを合わせた夏メニューの1品、「雲丹とトマトのタヤリン」。

 また料理は、イタリアのピエモンテ州やリグーリア州の郷土料理と、北海道ならではの食材の融合による、新感覚メニューとなっていることにも注目したい。

 ピエモンテ州はイタリア北部に位置し、トマムと同じ山岳地帯。また、リグーリア州はリグリア海に面し、海産物が豊富に水揚げされる場所。

 トマムは、そのどちらの特徴も持ち合わせた場所であることから、これらの州の郷土料理を提供することにしたのだとか。

 例えばそのメニューの一例が“タヤリン”だ。

 “タヤリン”とは、卵黄と小麦粉で作る細切りの手打ちパスタに、ソースや具材を合わせた料理のこと。夏のメニューでは、自家製の手打ちパスタに、ウニとトマトのソースを合わせて供される。

 料理はどれもワインとの相性も考え抜かれたものばかり。イタリアものを中心としたワインとのマリアージュをぜひ楽しみたい。


メインダイニング「OTTO SETTE TOMAMU」(リゾナーレトマム サウス棟31階)は、今シーズンは2019年10月31日(木)までオープン中。季節のコース料理 13,000円(税・サ別/要予約)は現在“夏メニュー”を提供していて、9月上旬より秋メニューとなる。ビジター利用も可。

星野リゾート トマム
星野リゾート リゾナーレトマム

所在地 北海道勇払郡占冠村字中トマム
電話番号 0167-58-1111(星野リゾート トマム 代表)
https://www.snowtomamu.jp/

渓流の瀬音とフレンチを堪能できる
レストランがニューオープン!

◆星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル


フレンチレストラン「Sonore」では、渓流を望むテラスで楽しむアペロからスタートし、現代的なフランス料理と、グランヴァン(選び抜かれた銘醸ワイン)を味わうことができる。写真は、“渓流アペロ”のイメージ。

 十和田八幡平(とわだはちまんたい)国立公園内の奥入瀬(おいらせ)渓流沿いに建つ唯一のホテル「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」は、“渓流スローライフ”をコンセプトに、客室、温泉、アクティビティなどで自然を満喫する滞在を叶えるリゾートホテルだ。

 そんな奥入瀬渓流ホテルに、渓流沿いというロケーション、そして“渓流スローライフ”というコンセプトを最大限に活かしたフレンチレストラン「Sonore(ソノール)」が、2019年7月にニューオープンした。

「Sonore」とは、フランス語で“朗々と響かせて”という意味の音楽用語。

 店名には、渓流の瀬音や品格ある料理、希少なワインが心身に朗々と響き渡るという意味が込められているのだとか。

「Sonore」でのディナーは、奥入瀬渓流を望むテラスでの“アペロ”(食前酒とおつまみを楽しむこと)からはじまる。

 夕日に照らされてきらきらと輝く渓流を眺め、せせらぎを聞きながらの“渓流アペロ”は、奥入瀬渓流沿いに建つこのリゾートならではの体験といえる。


前菜の例。マグロを使用したタルタル。オレンジ色のウニ、真っ白なホタテと長芋などを添えて、食欲をそそる色鮮やかな仕上がりに。

 “渓流アペロ”を楽しんだあとは、屋内のダイニングへ。

 ダイニングは、奥入瀬渓流の自然をイメージし、岩や木をモチーフにした内装が印象的。

 奥入瀬渓流の自然を感じる空間で、ゆっくりとコース料理を味わうことができる。

 料理は、伝統的なフランス料理に敬意を払いながら、モダンで洗練されたメニューに仕立てた“グランドキュイジーヌ”。

 例えば前菜のタルタルは、一般的には生の牛肉を使うが、マグロをメインにし、長芋やホタテを使って仕上げている。

 そしてフランス料理に欠かせないフォアグラには、青森県で食べられる“南部せんべい”を組み合わせてアレンジ。

 いずれもフランス料理の伝統と、青森らしさを表現したひと皿となっている。

 もちろん料理とともに、世界中から厳選したというワインの数々も楽しむことができるので、上質なディナータイムが過ごせること請け合いだ。


フォアグラ料理は青森ならではの食材、リンゴや“南部せんべい”を合わせて、上品かつ大胆なアレンジで供される。

 ニューオープンしたばかりの「Sonore」で腕を振るうのは、フランスとスペインの星付きレストランでの修業、東京やフランスの店でシェフの経験を持つ斉藤春樹シェフ。

 星野リゾートでは「星のや竹富島」などでレストラン運営に携わり、今年2019年に「Sonore」の料理長に就任した。

 伝統的なフランス料理の調理法を駆使しながら、地の素材を生かした料理を多数生み出してきた斉藤料理長が提案する“グランドキュイジーヌ”は、星野リゾートのリピーターや美食家たちの間で話題の的になりそうだ。


フレンチレストラン「Sonore」料理長の斉藤春樹氏。料理は季節のディナーコースのみで、1名 15,000円(税・サ別)。ここで料理を味わえるのは、宿泊ゲスト限定。大自然の中でのステイ、湯浴み、そして美味なる食で、“渓流スローライフ”を満喫して。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

所在地 青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
電話番号 0570-073-022(星野リゾート予約センター)
https://www.oirase-keiryuu.jp/

夏の軽井沢ならではの逸品!
鯉料理をフレンチスタイルで

◆星野リゾート
 軽井沢ホテルブレストンコート

 東京から新幹線でわずか1時間。「星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート」のメインダイニング「ブレストンコート ユカワタン」(以下、ユカワタン)は、軽井沢の美しい木立の中に佇む小さなレストランだ。

 “日本人の感性に寄り添う、五感で味わうフレンチ”を楽しませてくれるため、多くの美食家たちに愛されており、足繁く通うリピーターも数多い。


2019年8月10日(土)〜9月15日(日)までの期間限定で提供される、夏にふさわしい爽やかな味わいの冷前菜“鯉のショーフロア”(写真)やアペロを含むディナーコース全9品、18,000円(税・サ別)。ビジター利用可。要予約。

 そんなユカワタンでこの夏、ぜひ味わいたいのが“鯉のショーフロア”だ。これは、信州で古くから食されてきた鯉に、クラシックなフランス料理“ショーフロア”を施したもの。

 信州の清らかな水で育った野菜をはじめ、川で捕れる桜鱒や岩魚などを、滋味あふれる繊細な味わいの料理に仕立てて提供する。これをユカワタンでは“水のジビエ”と呼び、メニューづくりのコンセプトとしている。

 信州の四季と食材を知り尽くしたユカワタンだからこそ誕生した、夏の“水のジビエ”メニュー。それが“鯉のショーフロア”なのだ。


ユカワタンでは、“水のジビエ”をコンセプトに、信州の清らかな水で育った野菜や魚などの自然の恵みを、滋味あふれる料理に仕立てている。写真は、旬の魚が獲れる清流湯川。

 ちなみに夏の鯉は、冬に比べて脂が少なく、口当たりがさっぱりとしているのが特徴だという。“鯉のショーフロア”は、洗いとマリネにした鯉に、白ワインとエルダーフラワーの冷やしたソースをかけ、冷製仕立てにアレンジ。

 夏の鯉の旨みと、コリコリとした食感を最大限に引き出しているのはもちろん、和のイメージが強い鯉を“驚きと発見”のある料理へと昇華したひと品ともいえる。


夕暮れの時刻に木々の中で行われるアペロでは、シャンパンなどの食前酒とアミューズをまずは楽しんで。森を抜ける風が肌にやさしく、涼風もごちそうになるアペロは、夏夜のディナーへの期待を高めてくれるはず。

 食前酒とおつまみを楽しむアペロ、冷前菜の“鯉のショーフロア”などを含む、夏のコース料理は、2019年9月15日(日)までの期間限定での提供。

 避暑やショッピングを楽しみつつ“驚きと発見”のある夏の信州グルメを味わいに、ぜひ軽井沢へ!


種類豊富なワインや日本酒と料理のペアリングも、ユカワタンならではのお楽しみ。緑の中の非日常空間で、美食に酔うひと時を。

星野リゾート
軽井沢ホテルブレストンコート ユカワタン

所在地 長野県軽井沢町星野
電話番号 050-5282-2267
http://yukawatan.blestoncourt.com/

文=立花奈緒(ブレーンシップ)

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