台湾の変わり種パクチー料理店5選 パクチー好きが唸ること間違いなし!

CREA WEB / 2020年4月5日 11時0分

 ここ数年、ブームが続いている食材、パクチー。独特な香りがたまらないというファンも多いのではないでしょうか。

 中国語ではパクチーを「香菜(シャンツァイ)」と呼び、台湾では市場やスーパーで気軽に手に入ります。

 料理にアクセントを付けるため、麺や台湾式ハンバーガー「割包」の具材として、さらには鍋の薬味としてもよく使われます。


「CÉ LA VI」のパクチーたっぷりスイーツ。

 今回はそんなパクチーをアレンジしたアイデア料理やドリンク、スイーツを楽しめるお店をご紹介いたします。

パクチーまんが美味! 熱々を頬張りたい!

●臥籠崗天然酵素包子(天母店)


白いテントと看板が目印。

 店頭には大きな兵馬俑の像があり、店の奥では職人さんが手際よく肉まんを包みあげていく姿を眺めることができる「臥籠崗天然酵素包子(天母店)」は、地元の人に人気の肉まん専門店。

 テイクアウト専門ですが、店の前のベンチが空いていれば、ゆっくり座ってホカホカ熱々を食べることも可能です。


コンパクトで食べやすいサイズ。

 しょっぱい系、甘い系合わせて10種類以上あるメニューの中でイチオシは「香菜鮮肉包」(19元)。

 弾力のある生地をかじれば、ころんとした具が顔を出します。餡は肉汁で光り輝いていて食べる前から胸が高鳴ります。

 豚ひき肉にパクチーを練りこんだシンプルな餡は濃い目の味付け。パクチーの香りはもちろん、茎の部分のほろ苦さまで楽しめる味になっていて、比較的サイズが小さいこともあり、もう一つ食べたくなります。


肉まんをまとめて10個以上購入する地元のお客様も多く見かけます。

 台北市内には数多く肉まん専門店がありますが、パクチーまんを味わえる店はほとんどないので、パクチーファンはぜひ足を運んでみてください。

 このパクチーまんは夏以外の季節のみ販売しており、夕方頃には完売することもありますのでご注意を。

臥籠崗天然酵素包子(天母店)

所在地 台北市士林區福華路166巷1號
電話番号 02-2836-6969
営業時間 8:30~19:00
定休日 日曜
アクセス MRT芝山駅2番出口から徒歩2分

インパクト大なかき氷が人気!

●何家古制秘糖冰甜品鋪


いつも常連で賑わう。

 何さん3兄弟とお母様、従妹の5人で切り盛りするかき氷専門店「何家古制秘糖冰甜品鋪」。冬は湯圓などの温かいスイーツも販売しています。


見た目のインパクトも強烈な「豬血糕花生雪花冰」160元。

 こちらの大人気メニューは、ミルクとピーナッツペーストを合わせた氷を削ったふわふわのかき氷に、もち米に豚の血を混ぜて固めた「豬血糕」に見立てて作ったチョコブラウニー、仕上げにパクチーをパラパラとかけた「豬血糕花生雪花冰・160元」。

 店の目玉となるメニューを開発し続け、2019年3月に完成したもので、宜蘭で有名なパクチー入りアイスクリームクレープ「花生捲冰淇淋」からヒントを得て作られたそうです。

 販売するとすぐ、「これは面白い」という情報が口コミで広がり看板メニューに。全体的に甘さはかなり控えめで、ピーナッツ味のとろけるようなかき氷とパクチーの香りのバランスが絶妙。

 本物そっくりの「豬血糕」風ケーキは、黒まがかかっていて、口の中で様々な風味を楽しめます。

 おいしくて、さらにインスタ映え間違いなしのかき氷を食べるなら、こちらのお店がおすすめです。


白が基調の店内。

何家古制秘糖冰甜品鋪

所在地 新北市板橋區三民路二段203之3號1樓
電話番号 0960-956-263
営業時間 11:30~23:30
アクセス MRT江子翠駅下車、バス藍31利用で約20分

天空のレストランで パクチーアフタヌーンティーを

●CÉ LA VI


目の前には台湾一の高さを誇る台北101が。

 スタイリッシュなアジア創作料理と深夜まで営業している天空のオープンテラスバーが人気の「CÉ LA VI」。


一席ごとのスペースが広くゆったりしており、各席に冷暖房完備。

 知る人ぞ知るおすすめが、平日、週末問わず15:00~17:30の時間帯で楽しめるアフタヌーンティー。

 48Fのワンフロアすべてが店舗スペースで台北市内の絶景を360度見渡せます。


眼下に広がる台北市内の風景を一望できます。

 季節ごとにかわるアフタヌーンティーセットにはセイボリーとスイーツがバランスよく組み合わされ、4月から登場した新メニューにはお茶をテーマにしたメニューなどのほか、パクチーをベースにしたスイーツ系メニューも2品登場。

 ひとつはパクチーをグミ状にし、白いクリームに見立てた綿菓子と組み合わせてロールケーキ風にしたもの。もうひとつは各種スパイスを練りこんだクランチクッキーに、ナッツとパクチーの種を混ぜ合わせ、クリームをたっぷりかけたもの。


おすすめの二人用アフタヌーンティーセット 1,980元+10パーセント。コンパクトサイズの一人用もあり。

 アフタヌーンティーでは、美しい盆栽をイメージしたトレーに、新メニューを含む、華麗にデコレーションされた全14種類が用意され、素晴らしい景色とともに堪能できます。

 二人用セットには無料のソフトドリンクが含まれていて、別料金で台湾茶の聞き茶を楽しめるセットやグラスシャンパンなども注文できるので、好きなドリンクとともにちょっと優雅で大人なアフタヌーンティーを満喫してください。


通常料金に110元を追加で支払うと3種類の台湾茶を飲み比べできるセットにグレードアップも可。

CÉ LA VI

所在地 台北市信義區松智路17號48F
電話番号 0909-956-000(~23:00まで)
営業時間 ランチ12:00~14:30、アフタヌーンティー15:00~17:30、ディナー18:00~22:00、バー営業 日~木曜21:00~翌2:30、金・土曜21:00~翌3:00
アクセス 台北101/世貿駅4番出口から徒歩約8分

パクチーやピータン入りのスープが楽しめる

●橋頭麻辣鍋


細い階段を上がると2階、3階に店があります。

 深夜3時まで営業している「橋頭麻辣鍋」は、古いビルの2階、3階に店を構えています。

 痺れるほど辛い「麻辣スープ」が人気の店ですが、パクチー、西洋菜(オランダガラシ)などの野菜と、半分にカットされたピータンと豆腐が入った個性豊かなヘルシースープ「香菜皮蛋鍋底(パクチーピータンスープ)」を楽しむこともできます。


たっぷりのパクチーと野菜が入ったスープ。

 とてもシンプルなスープで軽い塩味。最初はシャキッとしたパクチーの食感が楽しめ、煮込むうちにパクチーの香りと苦みがアップし、ぎゅっと凝縮された味を満喫できます。

 非常にあっさりしていますので、ハマグリや鯛(各200元)などの海鮮類や、豚肉(280元~)などの具材との相性も抜群。追いスープが無料で、パクチーや野菜も一緒に追加してくれるところも魅力。


3階の店内の様子。

 タレは好きな配合で作れるので、味変も可能! お好みでネギやニンニクの茎などの薬味もどっさり入れてみてください。

 たっぷりパクチーを食べた翌日は、体の中がデトックスされたような感覚になれます。スープは1種類のみで注文する場合は4名まで200元、2種のスープ、鴛鴦鍋で注文する場合は4名まで400元(ともにプラス1名につき70元の追加費用が必要)です。

 パクチーをもりもり食べたい時に訪れたい店です。

橋頭麻辣鍋

所在地 台北市大安區敦化南路一段157號
電話番号 02-2777-5608
営業時間 10~3月17:30~翌3:00、4~9月17:30~翌2:00
アクセス MRT忠孝敦化駅8番出口から徒歩約5分

すっきりおいしい パクチーカクテルが飲める

●WA-SHU(本店)


ガラス張りの落ち着いた外観。

 最後はパクチーカクテルが楽しめるバーをご紹介。

 海外でバーは敷居が高く感じられて入りにくかったりしますが、「WA-SHU(本店)」はオーナーが日本人という事もあり、台湾で初めてバーを訪れる人におすすめです。

 照明を落とした店内はスタイリッシュな空間が広がっています。店内で取り扱うお酒の95パーセントは日本製。ボトルは約200種類あり、リキュールはすべて手作りだそうです。


旅先でまったりお酒を飲みたいときに訪れたい。

「究極のシンプル」を目指して、素材そのものの良さを引き出すため、カクテルも事前に仕込むこだわりの製法で提供しています。

「Coriander」は、パクチー、焼酎、レモン、砂糖を一旦凍らせ、時間を掛けて濾したカクテル。


甘さと爽やかさの両方が楽しめる「Coriander」350元。

 すっきりしたフルーティーな仕上がりで、最後に喉の奥でパクチーの香りが追いかけてきます。

 優しい味わいですのでパクチービギナーの人にぴったりの一杯。

 隣にある「WA-SHU(+1)」では、3杯のカクテルをコースで提供しています。その日のメニューカードのから気になるテーマを選び、お店のスタッフがイメージに沿った3種のカクテルをベストな順番でサーブしてくれる一風変わったコースも楽しめます。

 なお両店舗とも、カクテルはすべて1杯350元。

WA-SHU(本店)

所在地 台北市大安區忠孝東路四段101巷39號A2
電話番号 02-2771-4240
営業時間 金・土曜20:00~翌3:00、日~木曜20:00~翌2:00
アクセス MRT忠孝敦化駅9番出口から徒歩約5分


 今回はB級グルメからカクテルまで、パクチーを使ったこだわりの逸品が楽しめる店をご紹介いたしました。

 日本では味わうことのできないパクチーメニューをぜひ堪能してみてください。


矢作 晃之(やはぎ てるゆき)

埼玉県出身。最近は会う方から「日本語上手ですね」と言われますが100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、台湾で会社を立ち上げおかげさまで10年を超えました。
現在はTVロケや雑誌取材のコーディネーターとして日々たくさんの方に新しい台湾を一生懸命探しながら紹介いたしております。CREA WEB読者の皆さんに喜ばれる、使える、役に立つ情報を発信させていただこうと思っておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!!

文・撮影=矢作晃之

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