マレーシアのあみあみクレープレシピ 創作意欲がそそられるビジュアル!

CREA WEB / 2020年6月23日 17時0分

 海外への渡航が難しい今、せめて各国の味で旅気分を味わいたいもの。そこで、マレーシア通の古川 音さんに簡単にできるマレーシアごはんのレシピを教えていただきました!


 あみあみ状の可愛いクレープ。といっても、甘いスイーツではなく、カレーとともに食べる軽食です。一口サイズのフィンガーフードで、ホームパーティーにもぴったり。

ターメリック色のマレーシア版クレープのレシピ


料理名は「ロティ・ジャラ Roti Jala」。ロティとはパンのような粉もの全般、ジャラはあみ状のもの、という意味。レシピはアスリシェフに教えてもらいました。

 ぽこぽこと穴の開いたネットのような見ため。もっちり、しっとりした食感。生地にターメリックを加えているので、エキゾチックな香りがカレーによく合います。

 レシピは簡単で、テフロン加工のフライパンと100円ショップで売っているソースの容器さえあれば、10分でできます。クレープのように生地を薄くのばす技術も必要ありません。


おもな材料は、小麦粉、牛乳、ターメリック、卵。ちなみに、現地では牛乳ではなくココナッツミルクを使う。

■材料 1~2人分(調理時間10分)

・小麦粉:100g
・卵:1個
・牛乳:60cc
・水:60cc
・ターメリック:小さじ1/4
・塩:ひとつまみ
・砂糖:ひとつまみ
・油:適量

■作り方

(1) ボウルに油以外のすべての材料を入れて軽く混ぜたら、ミキサーでなめらかな生地にし、ソースの容器に入れる。


指で押して出すタイプの容器がおすすめ。

(2) フライパンに油を薄くひき、弱火で生地をあみ状に焼く。両面で1分ほど。


生地を押し出しながら円をいくつも描いていくと、自然にあみ状になる。できるだけ均等の力で容器を押すと、線の細さが一定で美しい。

(3) 皿に取り出し、4つに折りたためばできあがり。カレーにつけてどうぞ。

 合わせるカレーは何でもOK。マレーシアのカレーに挑戦してみたいなら、こちらのレシピ「日本で買える食材&スパイスでできる! マレーシアの本格チキンカレーの作り方」をご覧ください。

 さて、ロティジャラはマレーシアでおめでたい色とされる黄色であり、片手で気軽に食べられるので、結婚式などの人がたくさん集まるときの料理として人気。

 人口の約60%を占めるイスラム教徒がおこなうラマダン(断食月)明けのお祭りの定番料理でもあり、家庭でロティ・ジャラを手作りすることも多々。家に訪れる親戚や近所の人の分まで作るため、「小麦粉3キロ分のロティ・ジャラをひたすら焼き続けたことがあるよ」とお祭り前日の思い出を語ってくれた友人もいました。


あみのカタチは、漁師が魚を捕るときに使うネットをモチーフにしているそう。

 ちなみに、ふくらし粉のようなものは一切入れていないので、もっちり食感を楽しみたいなら、焼きたてを食べましょう。

 ホットプレートで、お子さまと一緒に作っても楽しいです。マレーシアのパーティー料理をぜひお試しください。


マレーシアごはんの会 
古川 音(ふるかわ おと)

「マレーシアごはんの会」にて、マレーシア料理店とコラボしたイベント、マレーシア人シェフに習う料理教室を企画・開催。クアラルンプールに4年滞在した経験をもつ。近著は『マレーシア 地元で愛される名物食堂』(ダイヤモンド社)。
オフィシャルサイト http://malaysianfood.org/

文・撮影=古川音(マレーシアごはんの会)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング