京都、大阪、奈良の新ホテル4軒! 話題の新ブランドが続々オープン

CREA WEB / 2020年8月5日 7時0分

 憧れブランドから新スタイルまで。関西ラグジュアリーホテル最新案内。「エースホテル京都」「リーガグラン京都」「Zentis Osaka(ゼンティス大阪)」「JWマリオット・ホテル奈良」の4軒をチェック!

新複合施設に誕生した日本初上陸ブランド「エースホテル京都」

 関西初出店、新業態を含むショップ&レストランなどが集結した「新風館」内に、革新的でデザインコンシャスなホテルブランドとして知られるシアトル生まれの「エースホテル」がアジア初進出&日本初上陸。

 かつてより注目度の高かった「エースホテル京都」が、2020年6月11日(木)、ついに始動した。※現在はソフトオープン期間で、2020年後半にグランドオープン予定

 “East Meets West”をコンセプトに掲げる「エースホテル京都」で注目すべきは、多数の受賞経験を持つ3名のアメリカ人シェフが監修する個性派ダイニングだ。


3階に位置する「Mr. Maurice's Italian」。ルーフトップバーからは新風館の中庭も見下ろすことができる。Photo: Yoshihiro Makino

 そのひとつが、アメリカ風イタリアン・オステリア兼ルーフトップバーの「Mr. Maurice's Italian(ミスター・モーリスズ・イタリアン)」。

 この店を手掛けるのは、アメリカの優れたシェフに与えられる賞として有名なジェームズ・ビアード賞の受賞者であり、近年ではその中でも最高賞と謳われるアウトスタンディング・シェフ賞にもノミネートされた、マーク・ヴェトリ氏。

 同店では、マーク氏がイタリアとアメリカの両地で積んだ幅広い経験が細部まで活かされている。


「Mr. Maurice's Italian」のメニュー例。Photo: Gorta Yuuki

 そして西海岸屈指の人気店「Guerrilla Tacos」オーナーのウェス・アヴィラ氏が監修する、バー&タコスラウンジ「PIOPIKO」では、アメリカン・メキシコ料理が味わえる。

 伝統的なメキシコ料理をベースにしつつ、アメリカ西海岸で独自に発展してきたアメリカン・メキシコ料理。

 ウェス氏はさらに多種多様な移民カルチャーが根付くLA育ちという出自を活かし、センスと感性が光るメニューを提案。


ホテルの中2階と2階に位置する、バー&タコスラウンジ「PIOPIKO」の店内。Photo: Yoshihiro Makino

 現在はソフトオープン中のため、「Mr. Maurice's Italian」と「PIOPIKO」にてこの期間だけの特別メニューを提供しているが、2020年内にはグランドオープン予定。

 グランドオープン時には、アメリカで数々の賞の受賞歴を誇るナオミ・ポメロイ氏によるアメリカン・クラシック料理を提供するメインダイニングも営業をスタートし、すべてのレストランでフルメニューが用意されることになる。

 なお「エースホテル京都」は、アメリカのエースホテルの内装も手がけるLAの「コミューンデザイン」が内装デザイン監修を担当。

 日本とアメリカ西海岸のアーティストや職人によるクラフト、自然、地域の素材、カスタムアートがいたるところに取り入れられている。

 独創的なレストランの店内はもちろんのこと、館内の随所にこだわりが隠されているハイセンスな空間美も合わせて楽しみたい。


客室の一例「エーススイート」。Photo: Yoshihiro Makino

 全213室のゲストルームは、30~36平米のスタンダードタイプから、和洋折衷の旅館スタイルが目を引くたたみスイートなど多種多彩。

 ロビー1階にはアメリカ・ポートランド発の人気コーヒーショップ店「Stumptown Coffee Roasters(スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ)」が日本初出店しているので、こちらも要チェック!

エースホテル京都

所在地 京都市中京区車屋町245-2 新風館内
電話番号 075-229-9000(代)
https://www.acehotel.com/kyoto/

“リーガロイヤルホテル”グループの新コンセプトホテル「リーガグラン京都」

 2020年7月15日(水)、リーガロイヤルホテルグループでは8年ぶりとなる新ホテル「リーガグラン京都」が開業した。

 「1935年の創業以来培ってきた、リーガロイヤルブランドならではのあたたかなおもてなし、芸術を重んじる心で京都の魅力を提供したい」

 そんな思いから誕生した「リーガグラン京都」のコンセプトは「『趣 ~Omomuki~』 京都、リーガの宿」。


京都らしさに包まれ、やわらかな光と色彩美に遊び心を加えた“趣”のある客室。

 京都らしさを随所にちりばめたインテリアデザインが特徴の客室は、全261室。

 全室に洗い場付きバスルームと独立洗面台、独立トイレを備え、ベッドはシモンズと共同開発した7.5インチピロートップ付ポケットコイルベッドを採用。徹底的に快適性を追求した造りとなっている。

 そして館内を彩る、京都を中心に活躍するアーティストや企業とのタイアップによるコンテンツの数々もまた、同ホテルに滞在する魅力のひとつ。

 ホテルを舞台にそれぞれの想いを込めたアートやテキスタイル、音楽やお酒などのお楽しみコンテンツを“京遊(きょうゆう)”と題し、ただ泊まるだけではない楽しみを作り上げているのがポイント。

 京都にいることをホテル内でも強く感じさせる、新たなホテル時間の過ごし方を提案してくれるのだ。


1階エレベーターホールの唐紙アート作品「ミズハ」。京都で創業した約400年続く日本唯一の唐紙屋を継承する、トトアキヒコ氏によるもの。

 “京遊(きょうゆう)”のコンテンツのひとつに、“新しい日本文化の創造”をコンセプトにテキスタイルデザインを制作する、京都の人気ブランド「SOU・SOU」によるルームウエアがある。

 このオリジナルのルームウエアは、客室はもちろん、レストランなどでも着用可能。

 このホテルではゲストからのニーズの高い大浴場も用意しているので、おしゃれなルームウエア姿で館内をリラックスして歩けるのはうれしい配慮。“シティホテルの上質さと旅館のくつろぎ”を味わえる。

 また、チェックイン前やチェックアウト後も利用可能な宿泊者専用ラウンジエリアには、イギリスのガーディアン誌が発表した“世界で一番美しい本屋10”において、日本で唯一選ばれた京都の書店「恵文社 一乗寺店」セレクトの本を備えるライブラリーが。

 アートブックやフォトブックなどのヴィジュアルブックをはじめ、小説や随筆など。“表紙でおもわず手に取りたくなる本”を中心にセレクトされたライブラリーで過ごすのもまた一興だ。


宿泊者専用ラウンジエリアにある、京都の有名書店「恵文社」セレクトのブックライブラリー。

 最後に紹介するのは、ホテル3階の「Dining & Lounge KOTONA(ことな)」。

 朝食は京の四季がコンセプトのお重箱“京の四季彩箱”を中心としたセットメニューを用意。

 京都産野菜をはじめ多彩な地産食材を使用している。

 かわいく敷き詰められた冷菜料理や温製料理、デザートなど、見た目にもこだわった内容。

 夜は「丹山酒造」の日本酒を中心としたアルコール類、「ひとかん京都本店」とタイアップしてセレクトした京都食材の缶詰、軽食などを揃え、バー・ラウンジとして営業する。

 京都の食材を使ったバーフードやドリンクで、とことん京都を満喫させてくれること請け合いだ。


「Dining & Lounge KOTONA」の“お重箱朝食”のイメージ。

 リーガロイヤルホテルグループの伝統とホスピタリティに、遊び心と心地良さをプラスした「リーガグラン京都」は、京都駅八条東口から徒歩3分。

 観光にもビジネスにも最適のロケーションにあり、京の奥深さに触れるホテル体験ができる一軒だ。

リーガグラン京都

所在地 京都市南区東九条西山王町1
電話番号 075-662-1121(代)
https://www.rihga.co.jp/gran-kyoto/

“パレスホテル”による新ブランドホテル誕生「Zentis Osaka」(ゼンティス大阪)

 パレスホテルのセカンドラインともいうべき、宿泊主体型ホテルの「Zentis Osaka」が2020年7月15日(水)にグランドオープン。

 ホテルは地上16階建て複合施設の1階から13階に位置し、1階に宿泊者専用ロビーラウンジ、2階にラウンジ・バー・レストラン。3階~13階にスイート2室含む全212室の客室を配した構成となっている。


自然光が差し込み開放感あふれる、宿泊者専用ラウンジ。

 この「Zentis」という名は、究極を象徴する「Z」と、ラテン語で“本質”を表す「entis」、また日本語の「zento(前途)」、「en(縁)」からつくられた造語。

 自らのライフスタイルを極める人たちが、暮らすように滞在を楽しみながら、前途を切り拓き、縁とめぐり合える場所に、との想いが込められている。

 そしてコンセプトは、“Encounters of a New Kind 感性が、深呼吸する場所”。洗練されたデザインとサービスで国内外のゲストの感性に響く、上質で快適なホテルステイを提供することを目指すという。

 インテリアデザインは、世界のラグジュアリーホテルを数多く手掛けているインテリアデザイナーのタラ・バーナード氏率いる「タラ・バーナード&パートナーズ」が担当。

 大阪の中心で知的好奇心をくすぐるような体験を求める、洗練されたゲストをターゲットに、館内は自然な素材と色を基調にしたデザインが施されている。


ゲストルームはコンパクトな造りだが、機能性とおしゃれ度は抜群。

 全212室の客室は、Studio(ステュディオ/25平米)を中心に、Corner Studio(コーナーステュディオ/32平米)、Suite(スイート/57平米)の3タイプ。

 Studioはコンパクトながらも、間口がたっぷりとられているため広々とした印象を受ける。

 客室内にはナチュラルで落ち着いたトーンのインテリアが配され、居心地のよさを演出。もちろん快適なステイのための機能性も十分だ。

 Corner StudioとSuiteには、シャワーブースのほかにバスタブも備わっており、どちらも1~3名までの利用が可能。

 さらにSuiteの場合、リビングルームとベッドルームの間を仕切って2つのプライベート空間として利用できるため、用途に合わせて上質な寛ぎの滞在が可能。


ビジター利用も可能なラウンジ・バー・レストラン「UPSTAIRZ」には、個室やテラス席なども。

 ラウンジ・バー・レストラン「UPSTAIRZ(アップステアーズ)」は、朝食からディナーまで利用できるオールデイダイニングレストランに、アフタヌーンティーやカクテルを楽しめるバーラウンジが併設されたスタイリッシュ空間。

 そんな「UPSTAIRZ」では、東京・中目黒のミシュラン1ツ星「CRAFTALE」のエグゼクティブシェフ大土橋真也氏が監修する、季節の食材をふんだんに取り入れた五感をくすぐる料理を堪能できる。

 個室やテラス席も用意されているので、さまざまなシーンや用途で活躍してくれるはずだ。


アフタヌーンティーのイメージ。

Zentis Osaka(ゼンティス大阪)

所在地 大阪市北区堂島浜1-4-26
電話番号 06-4796-0111(代) 
https://zentishotels.com/ja/osaka/

最高級インターナショナルブランドが奈良に! 「JWマリオット・ホテル奈良」


和の情緒と上品な高級感に満ちたロビーエリア。ホテルのデザインは、数々の名だたるラグジュアリーホテルでの経験を持つ、ロンドンの「G.A Design」が手掛けた。

 マリオット・インターナショナルのラグジュアリーブランドのひとつで、世界中に多くのファンを持つ「JWマリオット」が待望の日本初上陸!

 2020年7月22日(水)、古都奈良に「JWマリオット・ホテル奈良」が開業。奈良県では初となるインターナショナル・ラグジュアリーホテルの誕生となる。

 モダンさと利便性を兼ね備えた全158室のゲストルームは、温かいオレンジ色と自然な土褐色がアクセント。この色使いは、奈良で行われる伝統的な“若草山焼き”への敬意を表したものだという。

 さらに楽しく気持ちが高まる滞在のインスピレーションを感じられるようにと、奈良を象徴する鹿を取り入れたデザインが用いられていることにも注目したい。


客室は16室のスイートを含む全158室。写真は、デラックスキングルーム。

 飲食施設は2つのレストランとロビーラウンジ・バーがあり、インターナショナルブランドホテルらしく、バラエティに富んだ美食体験が用意されている。

 日本料理の「校倉」では、鉄板焼き、寿司、会席の3つのスタイルで和の味覚を提供。

 オールデイダイニング「シルクロードダイニング」は、古代の交易路であり、かつての商人たちのイメージからインスピレーションを受けたレストラン。こちらでは革新的で国際色豊かなメニューを取り揃えている。


鉄板焼き、寿司、会席の各メニューを揃える、日本料理「校倉」の店内。

 そしてスタイリッシュで大きな鹿の絵が印象的なロビーバー・ラウンジ「フライングスタッグ」は、ゲストがゆったり寛げるスペース。

 ゲスト自らが「JWガーデン」でハーブを手摘みし、その摘み取ったハーブを料理やカクテルに使って提供してもらうという、ワンランク上の食体験を楽しむことができるのもこのホテルならでは。

 このほかの施設には、24時間利用可能なフィットネスセンターや屋内プールがあり、日頃の喧騒を離れて心身のバランスを取り戻せるようにと、軽いエクササイズやストレッチなどが体験できるマインドフルネスのプログラムも用意されている。

 また、英国のアロマブランド「アロマテラピーアソシエイツ」を使用し、ゲストひとりひとりに合わせたスパトリートメントを施してくれる「SPA by JW」の施術もぜひ体験したい。


「SPA by JW」のトリートメントルームの一例、カップルスイート。

「JWマリオット」が日本初上陸の地に選んだ奈良は、東大寺、春日大社、平城宮跡、法隆寺など計20資産からなるユネスコ世界遺産を誇る、日本最古の都。

 一度ならずとも、何度でもゆっくりと訪れたい場所だ。

 世界基準のラグジュアリーホテルへのステイが、古都の旅をより上質で、より豊かなものにしてくれる。

JWマリオット・ホテル奈良

所在地 奈良市三条大路1-1-1
電話番号 0742-36-6000(代)
http://jwmarriott-nara.jp/

文=立花奈緒(ブレーンシップ)

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