大根とキノコ、油揚げの豆乳スープ 起きたてに飲みたいあったか幸せ味!

CREA WEB / 2020年10月10日 13時0分

 料理を「作らない・作れない」ことに罪悪感を持っている人に贈る、フードライター・白央篤司さんの金言&レシピ。冷凍食品にちょい足しするのも立派な自炊。簡単なことから始めてみませんか?



大根とキノコ、油揚げの豆乳スープ。

 朝晩はすっかり冷えますねえ。

 あったかい汁、ぬくい汁が起きたてに嬉しくなってきました。

 最近ね、ハマっているスープがあるんですよ。大根とキノコ、とても良いダシが出る2つのものをメインにすえた、豆乳の和スープ。程よいコクがあって、深い旨みがあって、朝に飲むとなんともこう……幸せになれる味わいなんだなあ。

 味噌汁を作る感覚でできますので、試してみませんか?

大根とキノコ、油揚げの豆乳スープ

■材料(2人前)

・大根:80g(正味)
・好みのキノコ:100g
・油揚げ:20g
・だし:300ml
・豆乳:150ml

A
味噌:大さじ1と1/2
醤油:大さじ1/2
酒:大さじ1

【下ごしらえ】

 大根は皮をむいて7~8mm幅の細切りにして、80g程度を用意。油揚げも大根と同じぐらいの幅で細切りにします。

【ポイント】

・キノコは今回、ブナシメジとヒラタケの2種類を使っています。1種類でもいいけど、2種、または3種使うと旨みや香りがグンとアップしますよ。ほかにエリンギ、マイタケ、エノキ、シイタケがおすすめ。

・写真のような、黄色っぽい米味噌(塩気がやさしくて、甘みの強いもの)が、このスープには合うと思います。


■作り方

(1) 鍋にだしと具材全部(キノコ、油揚げ、大根)を入れます。具が多くて汁にひたりませんが、加熱していくうちにほどよくなってきますよ。中火にかけてください。


(2) だしが沸いて2~3分ぐらい。具材全体が汁につかってきたら、お酒を入れて弱火にし、8分間煮てください。大根が透きとおってきたら、煮えどき。


(3) 8分煮たのち、味噌を溶き入れ、豆乳、醤油も加えて、よく混ぜます。豆乳を入れたら、沸騰させないよう気をつけて(分離してしまうので)。中火に戻して、鍋まわりがフツフツいってきたら、完成です。


 味噌だけでなく、醤油を一緒に加えるのがこのスープのポイント。味噌がコク出し担当としたら、醤油は香りの担当です。もしあれば、黒コショウをふってください。よ~く合うんですよ。なければ普通のコショウでも。


 辛いのが好きな人なら、ラー油もおすすめ。また、カレー粉をふって汁かけごはんにしてもうまいですよー。

 これからの寒い季節、活躍してくれる一杯。キノコと油揚げはあまったら冷凍もできます。小分けにしてジッパー付きの袋に入れて、冷凍庫で2か月ぐらいを目安に使い切りを。

 具材なんですが、大根と油揚げじゃなく、たとえばキャベツとベーコンとキノコで同じように作ってもすっごく合います。その際はベーコンの塩気があるので、醤油と味噌の量を控えめに。

 あるいは白菜とキノコ、白菜とベーコンでもおいしくなりますよ。ニンジンを細切りにして加えてもいいし。

 余ってる野菜や肉など、どんどん加えてみてください。そういうトライ、自炊力アップの上でものすごくいいですよ。

 最初はこわいかもしれませんが、塩気のあるものを多めに入れるとか、火から目を離さないかぎり、料理はさほど大失敗しないもの、というのが私の考え。  

 具だくさんにすれば栄養バランスもより良くなります。お試しあれ。


白央篤司(はくおう あつし)

ローカルフードや「暮らしと食」をテーマとするフードライター。2020年2月に新刊『たまごかけご飯だって、立派な自炊です。』(家の光協会)が発売になりました。パートナーとのふたり暮らしは5年目、炊事全般と平日の洗濯、猫2匹の世話を担当中。
http://hakuoatsushi.hatenablog.com/

文・撮影=白央篤司

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