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舞台「スケステ」などで注目! 新作映画でメガネ姿披露の日向野 祥

CREA WEB / 2021年9月24日 18時0分


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 北村 諒とともに、映画『ゴーストダイアリーズ』でW主演を務める日向野 祥。「スケステ」「ハイキュー!!」など、「2.5次元」ステージで注目を浴びる彼が、異色の経歴やエンタメに対する想いを熱く語ります。


●エンタメ集団から小劇場の道へ


――幼い頃に持っていた夢は?

 3歳ぐらいのとき、ビデオで祖父と一緒に『丹下左膳余話 百萬両の壺』を見て、内容を理解できないながらも、主演の大河内傳次郎さんがとてもカッコ良く見えたんです。それ以来、映画好きになり、俳優という職業に憧れていくようになりました。

 特に年配の役者さん、たとえば役所広司さんや樹木希林さんが好きでした。そして、高校2年生の進路相談で、「夢は一度しか持てないんだから、夢を追うのも夢だぞ」と、先生に言われたことをきっかけに、本格的に役者の道を目指すことにしました。

――そして、芸能界に入るきっかけは?

 俳優になりたいけど、どうしていいか分からない僕のことを知っていた母の友人が、オーディション雑誌を見て、事務所に履歴書を出して、応募してくれたことがきっかけです。それで高校2年生のときに、最初の事務所に入ったのですが、そのときは学業を優先していたため、ほとんど活動をしていないんです。

――その後、2009年、エンターテイメント集団「HIROZ」の第1期メンバーとして活動されます。

 石川県にあった劇場テーマパーク「日本元気劇場」を中心に活動していました。200人近くの男の子たちがいるなかで、人気投票や組閣もあったりしたんですが、上位7名に選ばれて、「HIROZ SEVEN+」としてCDデビューもしました。僕はブロードウェイの舞台も好きだったので、ここでお芝居だけじゃなく、歌やダンス、アクション、日本舞踊や殺陣も学ぶことができ、とても勉強になった3年間でした。

 12年からは、別の事務所に移り、今度は下北沢を中心に小劇場の世界で活動していました。いろいろな演出家さんにシゴかれたのも、今となってはいい思い出です。

●「2.5次元」のステージに立つこと


――自身にとって転機となった作品は?

 16年からの2年間は、病気になってしまった母を支えるために、一切活動を休止していました。そして、復帰して今の事務所に入ったことで、2.5次元ダンスライブ「S.Q.S(スケアステージ・通称「スケステ」)」に参加することになりました。

 この作品に出演したことによって、多くの方に知られるようになり、いろんなお仕事に繋がっていった。そんなチャンスをくれた作品なので、「スケステ」が転機になった作品といえます。

――小劇場の世界から一転して、「2.5次元」のステージに立つことについては?

 正直な話、僕の人生において、「2.5次元」のステージに立つとは思ってもいませんでした。とはいえ、何かを演じるということは、根本的に同じこと。そう思ったときに、素直に「やってみよう!」という気持ちになり、「スケステ」オーディションを受けたことを覚えています。

 それから、僕が3年間演じている篁志季は、ダンスが得意なうえ、僕と同い年の設定ということもあり、ほとんど役作りをせずに入り込めました。

――19~20年には、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」にも出演。烏野高校バレー部の主将・澤村大地という人気キャラを演じられました。

 高校時代は、バレーボール部だったこともあり、原作コミックをずっと読んでいましたし、アニメも見ていたので、オーディションに受かったときは嬉しかったです。

 でも、とても過酷で、体力的にもキツい作品なうえ、須賀健太さんらがいらっしゃった1期のみなさんが卒業した後の新たなメンバーだったこともあり、ファンの方にはいろいろと言われましたね。そんななか、「僕たちにしか出せない色もある」ということを年下のメンバーに伝えるなどして、意識して引っ張っていきました。

●苦手な虫との戦いだった新作映画


――21年には、主演映画である『遊星王子2021』も公開されました

 おバカ映画の巨匠である河崎実監督のコメディで、主演の僕はずっと全身タイツ姿です(笑)。カメリハなしでワンカット撮影をしたり、7時間で26シーンも撮ったり、いろんなありえないことをしました。粗削りな部分も、監督の味になっていますし、とても興味深い作品になったと思います。

――そして、9月公開の北村 諒さんとのW主演作『ゴーストダイアリーズ』では、特ダネ探しのために、人里離れた森にやってくるフリーライターの雅役を演じられています。

 雅は物語のきっかけを作るような役柄なのですが、最初に台本を読んだときに、冒険心をくすぐられた気持ちになって、とてもワクワクしました。タイトルだけだとホラー映画のように見えますが、人情味溢れる作品ですし、感情の裏側を出せるお芝居の面白さもあって、演じていて楽しかったです。

――初共演となる北村さんとの撮影エピソードは?

 最初は「初めまして」と、ちょっとぎこちなかったのですが、同い年だと分かった瞬間から打ち解けました(笑)。泊りでのロケだったので、いろんな話もしましたが、お互いに虫が苦手なんです。本番中は集中しているので、何とか対処できるのですが、リハ中や休憩中では絶叫していました。大の大人が!!

●エンタメショーをプロデュースしたい


――本作では、どんな新しい日向野さんが観られると思いますか?

 雅というキャラは裏表がなく、まっすぐな性格の人間なんです。それでいて、普通の人なら遠慮してやらないこともやってしまう。僕はどちらかというと、北村諒演じる慎一のように、物事をどこか冷静に見てしまうタイプの人間なので、自分にないものを見せてくれたキャラクターでした。それに、珍しいメガネ姿も見られると思います(笑)。

――今後の目標や将来の展望について教えてください。

 今年の5月に、僕が企画・演出などで参加していたエンタメSTAGE「SHOW CASE」という作品を上演する予定だったんですが、コロナによって延期になってしまったんです。1部は殺陣がメインのお芝居で、2部はダンスショーという念願の企画だったので、来年にはこれを成功させたいです。

 そして、これをきっかけに、堂本光一さんの「SHOCK」や滝沢秀明さんの「滝沢歌舞伎」のように、いろいろ盛り込んだエンタメショーをプロデュースしたいです。その前に、10月には「令和千本桜~義経と弁慶」で、コロッケさんとともに明治座の舞台に立つので、こちらも楽しみです。

――今年30歳になったことで、心境の変化はありますか?

 30歳になったこともあり、自分がこれまで種をまいてきたことが、ようやく芽が出始めたのかな、と思っているんです。なので、腰を据えて、お芝居とより向き合うことで、二十代のときとは違う十年間を過ごしていきたい。

 そして、40歳になったときに、「いい三十代を過ごせた」と言えるようになりたい。そして、いつの日か日本アカデミー賞のレッドカーペットを歩けることを目標に、頑張っていきたいです。


日向野 祥(ひがの・しょう)

1991年1月19日生まれ。神奈川県出身。2009年、エンターテイメント集団「HIROZ」一期メンバーとして活動。18年より、2.5次元作品、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」をはじめとする作品に出演。21年は8月に初主演映画『遊星王子2021』が公開。10月には明治座公演「令和千本桜~義経と弁慶/コロッケものまねオンステージ2021」に出演。

文=くれい 響
撮影=深野未季
スタイリスト=森内陽子
ヘアメイク=芝原睦美

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