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茹で時間10分で簡単【お米のサラダ】 残暑や季節の変わり目で疲れた時に!

CREA WEB / 2021年9月25日 17時0分

 郷土料理こそがイタリア料理の真髄!

 イタリア各地方の郷土料理や、マンマが工夫して作った料理を研究している齊藤奈津子さんが、家でもできる簡単なイタリア料理をご紹介します。


夏のイタリアで愛される家庭料理 インサラータ・ディ・リゾ(Insalata di Riso)


 イタリア留学時代、驚いたのはほとんどの家に冷房機能がついていないことでした。

 イタリアの夏の気温は日本同様30度はゆうに超え、湿度は低いものの特に盆地のフィレンツェでは35度の猛暑もザラ。

 女友達同士でアパートをシェアしていたので、見られてもいいと、お互い水着のような格好で過ごしていたのを思い出します。たまにベランダに出る反対側のアパートのおじいさんがびっくりしていましたね。

 19時過ぎくらいにやっと気温は下がり、21時までは外も明るいので、地元のイタリア人はその時間帯から外に出始めます。

 日中の人出は観光客くらいで、夜になると一体どこから湧いてきたんだろうというほどレストランやバールや広場などに沢山の地元の人たちが集まってきます。

 ジェラート屋さんも夜中の12時までやっていて、子供からおじいさんまで、ジェラートを食べにやってきます。

 ただでさえ夕食のスタートが遅いイタリア、夏は全てが3時間くらい後ろにずれる感覚なので注意していないとあっという間に帰宅が夜中になってしまいます。

 そんな暑い夏に、イタリア人はどんな料理を食べているのでしょうか?

 日中に冷房のないキッチンで火を使う料理はご法度。昔、料理を習っていたマンマにオーブン料理をリクエストして軽くキレられました。

 そこで登場するのが冷製料理。メロンと生ハムやカプレーゼ、冷製パスタなどが頻繁に食卓に並びます。


 ところで、日本同様、よくお米を食べるイタリア人。イタリアの代表的お米料理といえばリゾットですが、彼らの米へのこだわりは日本並かそれ以上なんです。

 料理によって種類が分かれており、スーパーのお米コーナーにはリゾット用やスープ用などが、産地やブランド別にずらっと並んでいます。

「リゾットを作るからお米買ってきてね」と友達に買い物を頼まれ、スーパーに行ったら想定外の充実したお米コーナーに立ち尽くし、全然違うお米を1kgも買ってしまった記憶があります。


イタリアのスーパー。これ全部お米なんです!

 そんな夏に彼らが食べるお米料理といえば「Insalata di Riso インサラータ・ディ・リゾ」。冷たいお米にトマトなど野菜やツナ缶などを混ぜたシンプルなお米のサラダ。

 私はこのお料理が大好きで、適当な材料で良く作ります。お米をパスタのように10分くらい茹で、パパッと家にあるものを混ぜるだけのスピーディー料理。

 特に決まった伝統的レシピがあるわけではないので、各家庭それぞれの味がある夏の定番料理なんです。

 今回は日本のお米で作るレシピをご紹介。不思議といくらでも食べられてしまうお米のサラダ、残暑にもおすすめです。野菜以外にもツナ缶やゆで卵、ピクルスなどを入れ自分流に!

簡単なのに味は抜群! イタリア・マンマの愛情レシピ「インサラータ・ディ・リゾ」

■材料(2人分)

・お米 130g
・プチトマト 10個
・オリーブ 5個
・きゅうり 半分
・コーン 大さじ2
・イタリアンパセリ 3、4本
・塩 胡椒 適量
・オリーブオイル 大さじ3

■作り方[所要時間:25分]

(1) 鍋にたっぷりのお湯を用意し、沸騰したらお米を洗わずに入れ10~13分ほど茹でる。


(2) 食べてみて少し硬さが残るくらい(アルデンテ)になったらザルにあけ、流水で良く洗って水気を切る。


(3) プチトマトは4等分、キュウリも小さく切り、イタリアンパセリはみじん切りにしてオリーブはスライスする。


(4) ボールに(1)の冷たいお米、トマト、キュウリ、オリーブ、コーンを入れ良く混ぜる。塩胡椒で味付けをして、最後にオリーブオイルをまわしかけよく混ぜて完成!



★point

・炊いてあるお米を洗って使ってもOK
・野菜はお好みで好きなものを入れてください
・お酢やレモンを入れてもおいしい
・ハーブ類もお好みで!
・冷蔵庫で冷やしてお弁当にもおすすめです

齊藤奈津子(さいとう なつこ)

イタリア料理研究家。TVディレクターとして様々なジャンルのテレビ番組を制作するうちにイタリア料理の素晴らしさに目覚め、2009年、イタリア料理研究家1級を取得し翌年イタリアのフィレンツェへ料理留学。帰国後、イタリア各州の郷土料理を紹介する「イタリア家庭料理教室180℃」を開業。イタリアの食文化、そしてチョコレートを広める活動を続けている。インスタ:@natsukosaito0104

文・写真=齊藤奈津子
撮影=釜谷洋史

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