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江口のりこ「ただ、お湯に入りたい」空き時間が1~2時間あれば温泉へ「ゆっくりぼ~っとするのが好き」

CREA WEB / 2024年8月29日 7時0分


江口のりこさん。

 映画『愛に乱暴』をはじめ数々の映画や舞台、ドラマなどで活躍し、シリアスからコメディまで幅広い役柄で知られる俳優・江口のりこさん。撮影の合間に空き時間ができるとだいたい温泉に行く、という江口さんにとって、温泉は気分転換やリラックスのための場所。ほんの1~2時間であっても、ふらりと温泉を訪れることが江口さんの日常の一部となっているようだ。

 地方での撮影もよくある中、撮影現場の近くにある温泉に行くことを楽しんでいるという。温泉に行く理由は、その瞬間を楽しむため、そして撮影現場からいったん離れるためとも。そんな江口さんに温泉の楽しみ方を聞いた。


地方の撮影で空き時間ができるとすぐに近くの温泉へ


江口のりこさん。

――温泉によく行かれるのですか?

 よく行きますね。プライベートで行くこともありますが、仕事でいろんな地方に行くことが多いので、そういう時に時間ができるとだいたい温泉に行きます。

――映画やドラマは撮影で地方に行くことも多いですものね。

 そうなんです。温泉だけでなく、スーパー銭湯や普通の銭湯もよく行きます。

――旅館ですと客室に温泉があるお部屋もありますよね。

 そうですね。ただ、そんな良い部屋に泊まらせてもらうことはあまりないので。泊まるためだけの、布団しかない部屋に泊まることが多いです(笑)。地方では近くにある温泉を調べて、1番近いところに行きます。そこがどんなところであろうと、駅ビルの中にあるところでも行きます。この間行った高崎の温泉はビルの中にあるスーパー銭湯でしたが、いい温泉でした。ちょっと赤黒い感じのお湯で良かったですね。

風を感じながら、のんびりするのが好き


江口のりこさん。

――何度も行く、お気に入りの場所はあるのでしょうか。

 (東京都の)稲城市の方にテレビのスタジオがあって、そこから少し行ったところ、よみうりランドの近くに「丘の湯」というスーパー銭湯があるんですが、そこも好きですね。撮影の合間に時間があるとだいたい行きます。露天風呂でテレビが見られるんですよ。風を感じながら、だらだらとテレビを見るのが最高です。

――それは面白いですね。江口さんの笑顔とお話しぶりから、とてもお気に入りだとよくわかります。温泉でいうとおすすめはありますか?

 う-ん、やっぱり「丘の湯」が好きですね。どこと比べても「丘の湯」がいいです(笑)。


のんびりと休めるのが温泉の醍醐味。GYRO_PHOTOGRAPHYイメージマート

――調べたところ、「丘の湯」は2024年1月8日営業を終了されたそうです。理由はフラワーパーク「HANA・BIYORI」の敷地内に、天然温泉を有する日帰り温浴施設「花景の湯」が2024年3月6日に新設されたためとのこと。今後は「花景の湯」に行くのも良さそうですね。

「花景の湯」という温泉施設が新設されたとのこと、知らなかったです! 絶対行きます。楽しみです!

現場から離れることで気分転換、温泉はやっぱり気持ちいい


江口のりこさん。

――温泉に行くときに重視するポイントは何でしょうか。

 撮影の合間に行くことが多いので、すぐ行ってすぐ戻れるところが良いですね。

――立地、近さや利便性が重要なのですね。温泉での自分なりの楽しみ方やマストアイテムなどはありますか?

 特にないですね。ただ撮影の空き時間に行く時は、まだ撮影が残っているからメイクは落とせないので、顔は絶対に濡らさないように気をつけてお湯に浸かります。空き時間が1時間半しかないときでも温泉に行きますね。


江口のりこさん。

――1~2時間の空き時間でも行く。それは本当に温泉がお好きなんですね。

 だって2時間くらい撮影現場で何もせずにじっとしているのはちょっと退屈ですから。その場所から離れることですごく気分転換になるし、温泉はやっぱり気持ちがいいですよね。

――温泉で過ごす時間は役者としてのインスピレーションなどに役立っているのでしょうか。

 そんなもんじゃないですよ。そんなことは考えたことないです。ただもう、お湯に入りたい、だらだらしたい、何も考えたくない、というだけです。現場から逃げたいという気持ちが大きいかもしれません(笑)。

――撮影現場からいったん距離を取って温泉に入ることで、気持ちが落ち着いたり切り替わったりされていそうですね。ご自身の入浴セットのようなものは持ち歩いているのでしょうか。

 それはないです。売り場で30円の化粧水を買ったりしています。


休日に車を運転して温泉地を訪れることもあるそう。Nobuyuki_Yoshikawaイメージマート

――温泉地でお気に入りの食べ物はありますか。

 特にはないですね。絶対にこれを食べたい、これを飲みたい、というものはないです。お腹が空いていたら天ぷらそばとかを食べることが多いですね。

――江口さんのおすすめの穴場はありますか?

 穴場は言えないです(笑)。……そうですね、やっぱり「丘の湯」が一番好きです。

――温泉でお湯に浸かってゆっくりするのがお好きなんですね。

 そうです。ゆっくりぼ~っとするのが好きです。

行きたいのは城崎温泉。地元なのに行ったことがないから


城崎温泉の街並み。GYRO_PHOTOGRAPHYイメージマート

――お休みの時にも温泉に行くことはあるのでしょうか。

 それもたまにあります。緑があるところに行きたいと思ったら、自分で車を運転して行ったりします。

――お気に入りの温泉地はありますか?

 (栃木県の)那須塩原や(長野県の)松本の奥の方に行ったりします。車で行けるところが多いですね。


江口のりこさん。

――江口さんにとっての“理想の温泉旅行”はどんなものでしょうか。

 理想の温泉旅行か……やっぱり美味しいご飯も食べたいですよね。そういえば、那須塩原の温泉がすごく好きで、何回も行っているのですが、いつも眠れないんです。2泊すると1泊目は寝られなくて、2泊目でやっと少し寝られる感じです。ご飯が美味しくて、お湯も気持ちいい。ただ、なぜか絶対に眠れないんです。

――それは不思議ですね。

 そうなんです。寝られないなといつも思うけれど、それでも好きだから、今度は大丈夫かなと思ってまた行く。そうしたらやっぱり寝られない。なんなんでしょうね。

――睡眠は大切ですからね。那須塩原のほかの宿に泊まってみるのもいいかもしれませんね。

 それもいいかもしれないですね。その宿は本館をはじめ3つぐらい棟があって、いつも同じところに泊まっているので、ちょっと変えてみるのもいいかも。


江口のりこさん。

――江口さんがまだ行ったことはなく、これから行ってみたいと思う温泉地はありますか。

 兵庫県の城崎温泉ですね。あの辺りは地元ですが行ったことがないので、今になって行ってみたいと思っています。

 江口さんの温泉への思いは軽やかで日常的な感覚のもの。何も考えず、ただ湯船に浸かり、温泉でのんびりと心と体をリフレッシュする。日々の喧騒から解放される時間は格別なもの。出向いた土地で行きやすい場所、という縁とタイミングが合えばすぐ行く、という江口さんのスタイルなら、これまで知らなかった温泉と出会うこともできるだろう。

江口のりこ(えぐち・のりこ)

1980年4月28日生まれ、兵庫県出身。00年に劇団「東京乾電池」に入団、02年に『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』で映画デビュー。20年の映画『事故物件 恐い間取り』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。近年は19年の『愛がなんだ』、22年の『ツユクサ』『川っぺりムコリッタ』、23年の『BAD LANDS バッド・ランズ』、24年は主演作『あまろっく』、そして『お母さんが一緒』『もしも徳川家康が総理大臣になったら』『プルーピリオド』など。 TVドラマは「時効警察」シリーズ、「半沢直樹」など出演多数。

文=あつた美希
写真=山元茂樹

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