台湾発干支占い 12/1～12/30の運勢【辰（たつ）年】開運の鍵は継続。焦るべからず

辰（たつ）年

12月1日（日）～12月30日（月）の運勢

　長期的視点を持つべき時期。成果が上がらないからといって、すぐに諦めてはいけません。継続することで、予想外の結果が得られる時期ゆえ、試行錯誤したり、地道な努力を続ける姿勢を大切に。

　仕事面では、今月の運勢の影響をダイレクトに受けそう。前述したように、これからのひと月は、とにかく結果を急がないこと。うまくいかない時も、心を強く持ち、腐ることなく進み続けることで勝ちを掴んでください。そのプロセスでは、敵を作らないことも重要です。また、語学学習や資格取得など、一定の時間を要する学びも吉。なかなか取り組めずにいた人は、着手の好機といえるでしょう。

　恋愛面では、乗り越えられずにいた問題が解決へと向かいやすいとき。月の後半のほうが運気がよいので、前半には、その問題をどうしたいのか、どう伝えればいいのか等に思いをめぐらせ、後半に行動に移すのがいいかもしれません。カップルの人は、この機会に日々の小さな不満やモヤモヤの解消を試みてはどうでしょう。フリーの人は、古い知り合いに良き縁がある予感。“そういえば……”と思い当たる人物がいたなら、連絡を取ってみましょう。

　相性がいいのは、子（ねずみ）、申（さる）、酉（とり）年の人。

　距離を置いたほうがいいのは、卯（うさぎ）、未（ひつじ）、戌（いぬ）年の人。

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

辰（たつ）年

神鳥さんが授けるお守りアイテム

　行動した成果がしっかりと得られるよう、財富と繁栄の象徴として使われている「招財進寶」の文字が入ったアイテムの力を借りましょう。

　招財進寶とは、富と幸運を引き寄せる「招財」と富の持続的な増加を意味する「進寶」をひとつの文字のようにデザインしたもので、旧正月に飾られる赤い紙の飾り物・春聯に書かれることが多い装飾文字です。運気の好転の後押しを願い、この文字が入ったものを飾ってください。

　招財進寶で検索すると、春聯をはじめとしたアイテムが見つかるので、それらをプリントして活用するとよいでしょう。この文字が書かれているものなら、立体的な装飾品でも構いません。おめでたい印象を受ける、好みのものを選んでください。

　吉方位は、南と西。避けたほうがいいのは、北と東。

　ラッキーカラーは、黒と黄色。避けたほうがいいのは、赤と緑色。

辰（たつ）年・基本性格

　向上心が旺盛で、高く掲げた目標に果敢に挑んでいく勇者です。

　常に前向きで、言動はポジティブ。過去を振り返って立ち止まったり、くよくよ悩んだりすることは少ないことでしょう。

　フットワークが軽く、興味を持ったことには即行で着手。性に合わないと感じたなら、すぐに見切りをつける一方、“これこそは！”とひらめいた事柄には、強い意志をもって突き詰め、その道を極めていく人です。

　また、聡明で時機を読む力があり、財テクでひと財産築くポテンシャルを秘めています。

　気っ風がよく、女性であっても、どこか“男前”。面倒見がよく、年下から慕われることが多いでしょう。

　親孝行でもあり、日頃から何かと家族のことを気にかけていているのでは。そんなあなたの存在は一家の心の支えとなっているはず。

悟明老師（ウーミン ラオシー）

「玄元閣命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は30年超。台北市の饒河街夜市（饒河街220號の前）での“鳥掛”と呼ばれる鳥占いで人気を博す。現在、夜市では、鳥占いと同じ中華タロットを使った“神人占い”で鑑定中。

文＝鷹見紗和子
イラスト＝さじきまい