登山者の位置をリアルタイムに確認できる「TozanMap」開発

サイクルスタイル / 2018年1月26日 22時15分

登山者の位置をリアルタイムに確認できる「TozanMap」開発

サーキットデザインは、登山者の位置をリアルタイムに確認できる無線システム「TozanMap(登山マップ)」を発表した。

「TozanMap」は、険しい山岳地帯などの携帯電話圏外でもリアルタイムに登山者の位置を確認できるシステムだ。登山者が重さ60gほどのGPS付き登山者端末を携帯し、位置情報を山小屋に設置した基地局と中継局を通じてクラウドにアップすることで、登山者の位置情報をスマートフォンやPCなどのブラウザでリアルタイムに確認できる。

システムは、遭難者をいち早く発見するために開発。北アルプスブロードバンドネットワークの協力のもと、2017年夏の期間、北アルプス一帯で実証実験を行った。実験では、急峻な山岳地形や生い茂る樹林帯でも電波伝搬特性のよい150MHz帯を使用したLoRa変調の無線を使用。

基地局と中継局を槍ヶ岳山荘、蝶ヶ岳ヒュッテ、西穂山荘、サーキットデザインの4箇所に設置し、登山関係者が登山者端末を携帯して北アルプス一帯を登山した。実験の結果、最大到達距離が約40キロとなり、北は唐松岳、南は乗鞍岳までの超長距離通信を達成。ブラウザに、登山者の現在位置情報を表示し、見守りできることを確認した。

同社は今後、山岳遭難救助の効率化にかぎらず、登山ガイド等の付加価値向上、携帯電話不感地帯での行動管理への展開などに取り組んでいく。

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