【THE INSIDE番外編】将来の幕内力士、三役力士、大関横綱の出現を期待…インターハイ相撲競技(個人戦)

サイクルスタイル / 2018年8月11日 4時3分

個人戦上位4人、左からチョイジルスレン君(旭丘)、齋藤大輔君(埼玉栄)、神山龍一君(埼玉栄)、鈴木優斗君(飛龍)

平成最後の高校総合体育大会(インターハイ)は三重県(鈴鹿市)をメイン会場として東海地区を中心として開催された。

平成30年度全国高校総合体育大会相撲競技大会(第96回全国高校相撲選手権大会)は、8月3日~5日までの3日間、静岡県沼津市のJR沼津駅から徒歩3分のところにある、ふじのくに千本松フォーラム(プラザ ヴェルデ)で開催された。

相撲会場の雰囲気
3 日は個人戦予選1~3回戦と団体戦予選1回戦が行われ、翌4日には団体戦予選2回戦、3回戦と個人戦決勝トーナメントが行われた。

優秀32選手による個人戦決勝トーナメントは、埼玉栄の齋藤大輔君が優勝した。準々決勝以降の結果は次の通り。

【準々決勝】
チョイジルスレン(新名学園旭丘)○よりきり● 城間瑠正(中部農林)
神山龍一(埼玉栄)○はたきこみ● 岸本渉利(拓大紅陵)
鈴木優斗(飛龍)○おしたおし● 久國颯治(津島=愛媛)
松村将伍(向の岡工)●したてなげ○ 齋藤大輔(埼玉栄)

【準決勝】
チョイジルスレン(新名学園旭丘)○きりかえし● 神山龍一(埼玉栄)
鈴木優斗(飛龍)●すくいなげ○ 齋藤大輔(埼玉栄)

【決勝】
チョイジルスレン(新名学園旭丘)●よりきり○ 齋藤大輔(埼玉栄)

安定感抜群の齋藤大輔君の相撲が光った。1回戦では五島雅治君(箕島)を寄り切り、2回戦では花岡真生君(文徳)を上手投げで下し、準々決勝では投げの打ち合いで今度は下手投げで松村君を下す。

さらに準決勝では腰の重い鈴木優斗君をすくい投げで倒して、決勝ではしっかりと四つに組んでチョイジルスレン君を寄り切った。終わってみれば、前評判通りの強さで、昨年の宮城県大崎市での大会では準決勝で日体大柏のビャンバスレン選手(現豊昇龍)に敗れたのだが、その悔しさもバネになったようだ。

齋藤大輔君(埼玉栄=左)・松村将伍君(向の岡工=右)
終始冷静に取り切った齋藤君は、組んでも離れても十分に取れるというところも素晴らしい。表情も大人びているが、佇まいも落ち着いており、まるで大学生か社会人力士のようだが、そのまま幕下付けたしでも通用するのではないかと思わせるくらいだ。

準優勝のチョイジルスレン君は今大会の伏兵だった。学校は団体戦には出場できず、個人戦のみの出場となったが、新名学園旭丘は神奈川県小田原市にある学校だ。1回戦で松本拓也君(鵬翔)を寄り倒した相撲なんかは非常に力強かったし、足腰の強さを感じさせるものがあった。

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